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スポーツ少年団 技能の練習法
資料『スポーツ少年団の指導員のためのテキスト』 財団法人日本体育協会・日本スポーツ少年団
スポーツ技能の習得には反復練習をすることが必要であり、反復の方法には幾つかの型があるが、練習法を大別すると全習法と分習法とがある。
全習法は、学習しようとすることを各部分に分けすに、全体をひとまとめにし、それを繰り返し練習する方法である。たとえばバレーボールの練習にパス、レシーブ、トス、スパイクなどの技能を、全部いっせいにひとまとめにし練習することを繰り返すのである。したがって最初からゲーム的な練習法をとることもありうる。
分習法は、学習しようとすることを幾つかの部分に分け、各技術ごとに少しずつ練習をしていく方法である。これには次の3つの方法がある。
① 純粋な分習法
幾つかに分けた各部分を、一定のレベルに達するまで別々に反復練習し、そののち全体を一緒に学習する方法。たとえばバレーボールでは図2のようになる。
⑧ 漸進的分習法
まず「部分1」と「部分2」を別々に練習し、次に「部分1、2」を同時に併せて練習する。その次には「部分3」を練習し、その後「部分1、2、3」を一緒に練習する、というように、次々と新しい部分を加えていく方法である。)
② 反復的分習法
③ まず「部分1」を練習し、次いで「部分1、2」を練習し、さらにその次に「部分1、2、3」を練習する。このように習得した部分に新しい部分を次々と加えていき、学習した部分を繰り返しつつ進めていく方法である。
以上のような全習法、分習法のいずれもは、学習する運動の特性や指導段階によって、効果的に用いることが大切である。
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