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スポーツ少年団 スポーツ指導の進め方
資料『スポーツ少年団の指導員のためのテキスト』 財団法人日本体育協会・日本スポーツ少年団
スポーツ指導は年間計画にそった練習日程により進めていくことが大切である。練習日程は「導入」の段階から入り、内容の「展開」と進め、最後の「まとめ」という形態をとるが、1日の練習にもこの「導入」「展開」「まとめ」という進め方が必要である。
【導入】
「導入」の段階で行なわなければならないのは次のことがらである。
a.意欲的な練習態度をつくる
これは、ねらいと見通しを与えることである。身につけさせようとする技能、内容を具体的に示し、そのための活動方法や、練習の段階を見通すことができるようにする。
b.学習の場をつくる
具体的にはグルーピングを行なうことや、施設・用具などを整え、効率よ<学習できるような場を設定する。
c.個人の能力やねらいを確かめ、グループの活動計画を立てる。
d.グループ内の役割を決める-リーダーや用具係、記録係などの必要な役割を決める。
以上のことがらは、練習日程の最初の「導入」の段階で行なうことである。これによって年間計画に基づく活動のねらいや、見通しなどを大まかに理解させるようにすることが大切である。
また、練習日ごとの練習の初めの「導入」は、aの意欲的な練習態度つくることがねらいとなるが、活動の進行に伴い、個人、グループによって進度や意識が異なってくるため、それぞれ個人、グループに、具体的なねらいや活動の方法を理解させるようにする。
導入のしかたによって、それ以後の「展開」のときの団員たちの活動が、活発になるか、あまり活発にならないかが決まる。そのため少年たちにねらいや見通しが充分に理解できるよう工夫しなければならない。
たとえば口頭による説明のほか、それを補助するためテキス卜、スライド、映画などの資料を用いて理解を深めさせ、次に示範を行なったり、団員たちに実践させるということも有効である。
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