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小学生バレーボール指導指針 昔の子供環境から 「あばてる(慌てる)としくじる」
白州七星てんとう虫バレーボールクラブ 山梨わんぱくバレーボールスクール 清水三郎
「あばてる」とは国中地才でよく使われた方言で、慌てるという意味である。よく「あばてちょ」(慌てるな)などと使われていた。慌てると、事を仕損じる、或は失敗するという意味である。
全国的にも、 「慌てる乞食は貰いがすくない」・「急いては事を仕損じる」
と同様なことわざがあり、昔から、「一つの仕事は、じっくり腰をすえてやらなければ駄目」と戒めている。
入学試験や、入社試験など、ついあがってしまい、つい慌てて実カが出しきれない場合などよくある話である。
結局、何事につけても普段から実力をつけるよう努力し、事に当っては充分に準備をして、いざという時に慌てないよう心掛ける事が大切だという事を教える言葉であろう。
私は周囲の指導者や若い指導者に「3年間全力をかけて指導して成果が上がらないのなら、辞した方がよい」と綿密な指導理念と指導方法、目標と目的をしっかり定め、周囲に意義と意志をしっかり伝える。私は中学校・高等学校・一般と指導に携わり、その間、恩師上原喜隆先生と出会い、そうした教えを受け、その通り実施実現してきた。3年目に必ず山梨県一になった。しかし私はその後、優勝した力を継続し、さらに県外に活躍の場所を求めることは出来なかった。それは周囲の犠牲があまりにも大きかったからである。
最近の小学生バレーボールは真理や奥義を求める指導者にとって、物足りない競技規則である。指導者が考え工夫する場面が少なくなっている。これは指導を受ける子供たちも同じで、覚えることも少なく、最終的に日本バレーを支える土壌には成り得ないと私は思う今日この頃である。
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