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小学生バレーボール指導環境と子供活動環境「上の歯は縁の下へぶちゃあれ 下の歯は屋根へけけろ」
白州七星てんとう虫バレーボールクラブ 山梨わんぱくバレーボールスクール 清水三郎
「ぶちゃあれ」というのは「捨てろ」という意味の山梨県の方言であり、「けけろ」も方言で「乗せなさい」という意味である。
子供の頃、乳歯がポロリと抜けた時の驚き、心配して、不安がる子供に抜けた歯が上か下かを尋ねて、下の歯が抜けた場合は屋根に乗せなさい。上の歯が抜けた時は、縁の下へ捨てなさいと、確信を持って、即座に指示した親たちに、子供たちは安心してその指示に従ったのである。これは、良い永久歯に恵まれるようにとの迷信ではあるが、同時にやたらにその辺に捨てたりしないようにという「しつけ」の意味がこめられ、更に身体の発達の段階に自信を持たせようとした親心から出たものであろう。
「ぶちゃあれ」「けけろ」は、今では殆ど死語化してしまった方言であるが、山梨の人々は、このことばで育ち、しつけられていったのである。
私たちくらいの年齢ではほとんど経験ある民間伝承である。最近の親は自信の持てない親が多くなっている。子供のご機嫌伺いをしながら過ごしている親も多い。大手をふるって歩く子供、そのあとを自信のない親がついていく。子供への躾けはその成長に合わせて適切でなければならない。
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