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小学生バレーボール指導環境と子供活動環境「うちのまわりのコビッツキ」
白州七星てんとう虫バレーボールクラブ 山梨わんぱくバレーボールスクール 清水三郎
今では御飯を炊くのに、電気かガスを使用して、量の多少にかかわらず、ふっくらと上手に炊き上げる。
しかし、一昔前までは、どこの家でもかまど(竈)があって、大所帯の家が多かったから、大きな釜でたっぷり炊いたものである。
かまどの前に座って、ゆっくり火加減を見ながら、薪を調節すれば、上手に炊けるけれども一家の主婦の朝は戦争のような忙しさ、つい併行して色んな仕事をする。その結果が、ついつい「こげつきめし」を炊き上げる結果となる。
「コピッツキ」というのは、こんな釜の底にへばり付いている御飯のコゲ(焦げ)たものである。
いつも家の中や、家の周りにいる時は、威ばったり勢いが良いが、ちょっと遠くへ行くと、全くへなへなになってしまうような、空威ばりっ子を指して、
「うちのまわりのヘコビッツキ」
とみんなで大声で馬鹿にした。だから、少年時代、どこの家でもコピッツキなんていわれんように、営々と自信をもってや
れ、と云い聞かせたものである。
私も全国大会でこの「コビッツキ」集団をあずかって参加したことがある。前日から全然食事ができず、頭痛、腹痛の子まで出る始末。ある時は奇声を挙げる子も出る始末。ようやく試合出場、完全試合(相手が)試合時間わずか。ところが試合終了時から子供が変身する。食べる。遊ぶ。元気いっぱいで宿舎周辺を駆け回る。こんなに疲れた全国大会はなかった。
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