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山梨県かいのきた小学生バレーボール ジュニアバレーボールスクール

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バレーボール 基礎技術とその練習法 山田泰男氏 平成元年
構えと動きの基本
 正しいプレーを行うためには構えの基本姿勢が大切であり、バレーボールの初歩の技術から高度の技術まで、この構えの姿勢は生かされてくる。
(1)バックプレーヤーの構え
   ・両足を左右よりやや斜め前後に開いて(やや大きく)膝を深く曲げ、足先よりも膝が前に出るような前傾姿勢で鍾を浮
かし、両足の親指に重心をかける。
   ・腕は腰骨につけるように肩の力を抜いて構える。
   ・顎を引き、上目使いでいつも前方を注視するようにする。
(2)動きの基本
 ・ゲームの中で、自分の構えている位置にとんでくるボールの回数は少なく、むしろ他のいろいろな位置にとんでくる回数の方が多い。したがって、そのボールのとんでくる位置でレシーブしたり、また他のプレーヤーのレシーブボールをカバーをする場合などに、移動するためのフットワークが必要になってくる。
 ①前への動き
  ア)ボールの下に低くもぐり込むフットワーク
  イ)後転プレー
 ②横への動き
  ア)全力疾走からのストップ
  イ)クロスステップ移動
  ウ)送り足移動
  エ)回転プレー
 ③後への動き
  ア)後を向いての移動
  イ)半身をひねっての移動
  ウ)後ずさりでの移動
2 パス
 (1)オーバーハンドパス
 ①構えは両肘をややあげ、手首を方の位置に置き、両足を肩幅程度かつ前後に開き、肘を軽く曲げ、腫をやや上げて、リラックスして動きやすい姿勢をとる。
 ボールに正対し、手を顔の前に位置させ、両手の指をしっかり開き、人差し指と親指で三角形をつくり、その間からボールが見えるようにする。
 肘はハの字型に開く。(肘を横に開き過ぎないように注意する。)
 ②最初は、とんでくるボールをすぐ押し出させない。(突き指・ドリブル)
 ③全身を使ってボールを押し出す動作を十分に体得させる。(手首・肘・指・膝のバネなど)
*指導の順序
 ①キャッチボール
 相手にボールを投げてもらい、要領で両手でボールをつかみ、じょじょに動作を速くする。
 オーバーハンドパスのその型で投げ返す。
  ②バウンズパス・・・ボールをバウンドさせてパスをする。
  ③ロングパス・・・・9mのパス
  ④高く上げたパス
  ⑤スピードのあるパス
  ⑥移動しながらのパス
   ア)前進のパス
   イ)もぐり込みのパス
   ウ)後転のパス
   エ)左右移動のパス
   オ)バックパス      
   カ)ジャンプパス
(2)アンダーハンド(組み手)パス
  ①手の組み方・・自分に合う方法を体得させる。
 ア)腕と指を仲ばし、手のひらを上向きに重ね、その手のひらの上に両方の親指をそろえる。
 イ)指と指を絡ませる。
 ウ)片一方のげんこつを片一方の手のひらで覆う。
  ②パスをするときの注意
 ア)ボールを当てる位置は、手首より5〜10cm腕の方によったところで、肘を曲げないようにする。(手首を反らす)
 イ)出来るだけ身体の正面で、両膝の前で肘を締めるようにして、ボールが当たった瞬間に肘と腕を伸ぱすようにする。
 ウ)緩いボールの場合は、膝、腰のバネを使ってボールを押し出す。
 エ)速いボールの場合は、身体の前で当て、ボールに食い込まれないようにして、肘を締め、やや腕を引き気味にしてボールの勢いをころす。
  *指導の順序
 ①自分にあった組み手の方法を体得させる。(パスの型を体得させる。)
 ②強弱をつけたボールを投げてもらい、力の入れ具合を覚えさせる。
 ③パスのコントロールをつけさせる。(思ったところにパスが出来る。)
 ④移動しながらの組み手パス。
  ア)前進してのパス
  イ)左右に移動してのパス
  ウ)左右に移動しての組み手回転パス
3  トス
 パスとトスは非常に似た要素をもったプレーであるが、パスはボールを他の選手に送るプレーであり、その送られたボールを攻撃者に攻撃しやすいように上げてやるプレーをトスという。
(1)技術の要領
 ①素早くボールの落下点にいき、
 ②ネットに直角に左、あるいは右を向き、
 ③向いた方に正しく余裕を持って攻撃者に攻撃しやすいように、ネットより30cm〜50cmくらい離れたトスを上げてやる。
 ④トスした後は攻撃者の後ろにレシーブの構えをとってブロックカバーに入る。
(2)トスの種類
 ①直上トス  
 ②ネット際からのトス 
 ③ネット際でのジャンプトス
 ④ネット際からの平行とストクイックトス  
 ⑤ネット際からのバックトス
 ⑥ネット際からのシングルハンドトス  
 ⑦ネットプレイからのトス
 ⑧二段トス
4 レシーブ
(1)スパイクに対するレシーブ
 ①基本の位置
  チーム全体の守りのシフトを考える時、選手一人一人が守りの基本位置を良く理解し、常にゲーム中定位置に構えることが大切である。
 ②構えの姿勢の重要性
  正しい構えの姿勢は、素晴らしいレシーブを生み出す基本である。
 ③読みと反射的能力
 ア)トスの位置
  ・ボールがネットに近いか、離れているか。
  ・ボールが外側に上がったか、内側に入っているか。
 イ)スパイカーの助走のコースと踏切時の足の向き
  ・スパイカーがどのコースを通って助走してきたか。
  ・ジャンプの時の踏切足の足先の向きがどうなっているか。
 ウ)打球時の身体の向きと、トスされたボールの位置及び打点の位置
  ・肩の正面で打とうとしているか。肩の内側か、外側か。
 エ)ブロッカーの位置
  ・ブロックがしっかりそろっているか、間が離れているか。
 ④反射的適応能力
 ア)強弱の変化への適応
  ・マッハレシーブなどの練習の中に強弱をつける。
 イ)斜め上方、斜め下方連続レシーブ
 ウ)胸元のボールの反射レシーブ
 ⑤二人での守りの原則
  一般に二人でのレシーブの原則は、誰が強打をレシーブし、誰がフェイントボールのレシーブに出るのかを決めることが第一で、更にレシーブの後誰がセッターとして出ていくのかを決める必要がある。
 ⑥三人以上での守りの原則
  三人、またはそれ以上でのレシーブの際には、1人がフェイントレシーブ兼セッター役にまわり、他の二人がお互にカバーし合って強打に備える。
 *二人以上での守りの原則は、基本技の指導の際によく理解しておく必要があり、また一人一人の選手が前、左右のどんなボールに対して強く、どんなボールに対して弱いかをよく判断し、適性を考えてポジションを決める必要がある。
(2)サーブレシーブ
 ①ボールがとんでくるまでに時間的なゆとりがあるので、ボールの正面に素早く移動し、出来るだけ身体の正面で、セッターに正対してレシーブすること。
 ②移動するとき、低い構えの姿勢を維持して重心の上下動を少なくすること。そのためには、前の移動は素早いフットワークで小さく動き、両足を揃えず、斜め前後に開き、沈んだり伸びたりするボールに注意して構える。また、横移動の時も必ず送り足で小さく動き、クロスステップによる身体と目の位置の上下動を防ぐ。
 ③ボールが変化するから、ボールが腕に正しく当たるまで目を離さず、注意力をボールに集中すること。
 ④サーブレシーブのフォーメーションに規定されたとおりの動きをし、自分のボールか他の選手のボールかの判断を素早くする。そして、他人のボールの時もカバーの動きを忘れないこと。
*指導の順序
 ①正しいレシーブの構えを体得させる。
 ②低い構えのフォームを維持して前後、左右に移動し、セッターに正しくボールを返す練習をする。
 ③二人、三人とレシーバーを増やして、自分のボールか他人のボールかの判断をする練習をする。
 *サーブレシーブは、正しいフォームと動きをマスターしたら、数多くレシーブの練習をし、注意力を集中して丁寧にセッターに返すように努めることが大切である。

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