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私たち組織人はともすれば、自分たちが組織を掌握して自分たちが組織を動かしているような錯覚を起こす。私も長いあいだ組織の中に生きてきた。本来ならチーム責任者によって運営されるべきであるが、役員が硬直し、運営側と加盟団体の線引きが明確になり出すと、ある面では、一般の加盟チームの存在を忘れてしまうことになる。現在のチーム運営は経済的にも人的にも厳しい局面を迎えている。そうした中で単一チーム運営は、母体組織より難しい。指導者・保護者・子供・地域環境などに常に神経を注ぐことになり、様々な悩みもついてまわる。役員も長くなると自分たちが選ばれて仕事をさせてもらっているという基本的な姿勢を失い、役員の配置や機能までも自由にできると錯覚し、多くのチームとの信頼関係は薄れていく。私たち組織人は常に参加加盟チームの指導者・保護者・子供にとって最良の組織作りを心がけることが求められる。
そうした中で、私は胸を痛烈に打たれたあるチームの連絡通信を目にした。それは大きな組織をはるかに凌ぐ内容であり、こうしたチームこそが山梨県小学生バレーボール連盟の組織を守り、広言すれば日本小学生バレーボール連盟を支えていることになる。現在の組織は競技運営に必死で、中心にあり、子供や預ける保護者にとっての配慮は極端に不足している。
一チームの年間運営には経済的にも組織運営費よりかさむ場合がある。当然参加する子供の親にも負担がかかる。それはチーム状態によって様々で、月に千円〜○○万円となり、それも参加する子供が減少すると負担増になる。組織も集めた金をイベント的な大きな大会に支出して、普遍的なチーム運営の補助や助成はできない。選ばれた特殊のチームのためにだけ多額の支出が公然としている現在、組織人にも偏見が漂う。私たち組織人は加盟団体の上に胡座して、誤った組織運営に陥っているのではなかろうか。反面指導者や保護者の子供への虐待や暴力も多くあり潜在的にはその数はしれない。各都道府県でもそれに適切な処分や中には行き過ぎた処分もある。指導者が何故暴力や暴言を吐くのかその基本的部分を解消しないとならない時期に来ている。指導者研修会や講習会に参加しても、その日限りのもので、普遍化する兆しもない。小学生バレーボール環境は指導者のみ対象にしても改変できない。上部団体や様々な種別関係者が小学生の指導や保護者に参加すると、とんでもないことでも処分もなく、役員も後ずさりしてしまう。酒を飲んで練習・練習試合それに公式試合に参加し、高校生指導者が相手チームを暴言罵倒しても、その対処は普通の指導者には理解を得られない。そうした指導者には断固とした姿勢で望まないと以後何が起きても中途半端で納得できる組織運営は望めない。
私も今になると様々な反省が脳裏を過ぎる。
そうした中で出会った「通信」。涙が溢れ、こうしたことのできる保護者に対して私たちは今何をすべきで、何がでるのだろうか。
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