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第5回全日本バレーボール小学生大会参加に学ぶ反省と選手に感謝
琢美バレーボールスポーツ少年団 監督岩永盛明氏
『小連昭和誌』平成3年編集 山梨県小学生バレーボール連盟
灼熱の太陽の下で練習会場の体育館をしめきり、館内は43度を超える猛暑の中で全国大会の会場となる、夢にみた東京体育館の独特の暑さとの戦いと工夫が課題であった。夏休みに入り、毎日午後1時からの暑さの厳しい時間内に練習を開始し、1日目、4人、2日目、3人、3日目、2人、4日目、1人倒れたが、1週間で7名の選手は高温の体育館の猛練習に耐え、立派に乗り切ることが出来、この練習で培った精神力、努力、根性をもって、全国大会にのぞめば、この子供たちは全国でも上位をねらえるのでは、という自信がふくれあがった。私ですら、へとへとにつかれ、ねむれぬ夜があったが、7名の選手は本当によくふんばった。
全国で低迷を続ける本県の小学生バレーに新しいページをぬりかえるべく、県予選の時から、「全国のベストテンを狙う」と、言い続けた。私なりに分析して、これで全国に通じないはずがないと自分に言い聞かせ、目標を高いところに置いた。選手たちも私のこうした気持ちを察したのか、全国大会の桧舞台でも気おくれすることなく、日本一を狙ってきた茨城県代表、古河一小をストレートで簡単に打ち破った。「監督、勝てた」、「よくやったね」の二言の会話で感激は全て表現していた。又、山梨から応援に来て下さった皆様とコートから場外に出た時、一緒に喜んでくれたことは、生涯私の中で忘れることがないと思う。一戦目にしては、冷静に戦えたということで選手自身にも自信が出たのか、夜のミーティングでは、皆、真剣で、明日も勝って、応援団と感激にひたろうと約束した。二戦目の福島県代表、菊田チームもストレートで破った。
残念ながらベスト8に入ることは出来ませんでしたが、山梨のチームでも全国レベルの試合に対応できることを感じました。他チームが県代表になった時は、少しでも私の、この経験が手助けになればと思います。今年は選手はじめ後援会、OG、父母、全てに恵まれ、私は本当に幸せでした。特に、7名の選手には感謝します。
私がいつも選手に言っていることの中に、「試合に勝つ、負けるより大切なことは、平素の努力をおしまないことである。後悔のない練習で、試合では堂々と戦い、最大限の力を発揮することだ。」と言っている。又、心の明るさだけは失わない練習をしているつもりです。
全国7,455チーム中、9〜16位の中に入ることができ、私は素晴しい子供たちに会えて幸せな監督でした。この大会に当り、大変なお骨折を戴いた方々、関係各位に厚く御礼申し上げます。全国の友と友情の輪が育ち、本当に意義深い大会でした。
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