|
サ1895 春相聞,作者:柿本人麻呂歌集 [題詞] 春去 先三枝 幸命在 後相 莫戀吾妹 [はるされば まづさきくさの] さきくあらば のちにもあはむ なこひそわぎも
・・・・・・・・・・
* 「三枝」は、さき‐くさ・(さいくさ)。春が来るとまず咲き出す三枝のように 無事でいたならまた廻り逢えるのだから そんなに恋しがらないでおくれ わが妻よ ・・・・・・・・・・ 1 茎が三つに分かれている植物。ミツマタ・ジンチョウゲ・ヤマユリ・ミツバゼリ・フクジュソウ、その他諸説がある。 2 ヒノキの別名。 3 オケラ(朮)の別名。 * 「春去(はるされば)」は、春が来ると、推古二年創建の春日三枝(さいくさ)神社(現、率川神社)の百合祭りを詠ったもので、現在、六月十七日が三枝祭の祭礼日となっているので、時は初夏の時期になる。 * 「幸命在」は、幸いに、「命(みこと)」は上代、神や人の呼び名の下につけた敬称」。 幸いに無事であれば。 * 「後相(のちにもあはむ)」は、「後相(ゆりに逢はむ)」。また逢えるではないか。後々も逢おう。 * 「な〜そ」は、〜するな。 |
全体表示
[ リスト ]




http://blogs.yahoo.co.jp/kairouwait08/34173187.html
2017/1/6(金) 午後 7:51 [ ニキタマの万葉集 ]