ニキタマの万葉集

当て字の繭玉をほぐそう、枕詞で古代を解明しよう。

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<個別再掲載> 

サ3807雑歌,歌物語,伝承,福島県,葛城王,女歌,橘諸兄,恋,序詞,作者:采女

[題詞]
[左注]右の歌は、伝へて云はく、「葛城王、陸奥の国に遣はさえける時に、国司の祇承、緩怠にあること異にはなはだし。時に、王の意悦びずして、怒りの色面に顕れぬ。飲饌を設くといへども、あへて宴楽せず。ここに前の采女あり。風流の娘子なり。左手に觴を捧げ、右手に水を持ち、王の膝を撃ちて、この歌を詠む。すなわち、王の意解け悦びて、楽飲すること終日なり」といふ。


安積香山 影副所見 山井之 淺心乎 吾念莫國

安積山 影さへ見ゆる 山の井の 浅き心を 吾が思はなくに 

[あさかやま かげさへみゆる やまのゐの] あさきこころを わがおもはなくに
・・・・・・・・・・・
安積山の影が写る泉のような浅い心で

貴方ををおもてなししょうとは

私は思わない

国の誰がそう思うとも
・・・・・・・・・・・
* 「安積山」は、福島郡山市の北部にある山。
* 「山の井」は、湧水がたまって、山中に自然にできた井戸。
* 「浅き」は、程度が軽いこと。
* 「吾が思はなくに」は、名詞「吾」、
* 「が」主格の格助詞。 
* 「思は」ハ行四段活用動詞「思ふ」の未然形、
* 「なく」打消の助動詞「ず」のク語法未然形、
* 「に」逆接の接続助詞。 
(参照)http://blogs.yahoo.co.jp/rasa_20/54355559.html

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2016/11/1(火) 午後 9:56 [ ニキタマの万葉集 ]


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