ニキタマの万葉集

当て字の繭玉をほぐそう、枕詞で古代を解明しよう。

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<個別再掲載>


サ2971 枕詞,序詞,衣

[題詞](寄物陳思)

大王之  塩焼海部乃  藤衣  穢者雖為  弥希将見毛

大君の 塩焼く海人の 藤衣 なれはすれども いやめづらしも 

[おほきみの しほやくあまの [ふぢころも] なれはすれども いやめづらしも
・・・・・・・・・・・
天皇に献上する塩を焼く海女の藤布の衣

着慣れればよいものなのだろう
・・・・・
着慣れた藤衣のような古女房は 少し強いけれども良いものなのさ
・・・・・・・・・・・
* 「ふぢ‐ごろも」藤衣
・藤づるの皮の繊維で織った粗末な衣服。
・序詞として用いて、織り目が粗い意から「間遠に」に、衣のなれる意から「馴れる」に、衣を織るの同音から「折れる」にそれぞれかかる。
* 「いやめづらしも」ひとしお心ひかれる、面白い。

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2016/10/21(金) 午後 7:50 [ ニキタマの万葉集 ]


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