ニキタマの万葉集

当て字の繭玉をほぐそう、枕詞で古代を解明しよう。

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7 1275;雑歌,柿本人麻呂歌集,旋頭歌,大阪

[題詞](旋頭歌)

住吉 小田苅為子 賎鴨無 奴雖在 妹御為 私田苅

住吉の 小田を刈らす子 奴かもなき 奴あれど 妹がみためと 私田刈る 

[すみのえの] をだをからすこ やつこかもなき やつこあれど いもがみためと わたくしだかる

[左注](右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出)

そこで田を刈っているお若い兄さん
働かせる奴(やっこ)はいないのかい

奴はいますよ でも今は
自分が奴でいい人のために
その人の田を刈っているのさ

* 「私田」律令制で、位田・職田・賜田・口分田・墾田など個人に供給された田。
* 「奴(やっこ)」最下級の隷属民 奴婢。

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