ニキタマの万葉集

当て字の繭玉をほぐそう、枕詞で古代を解明しよう。

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ゑ 終助詞

【主な機能】

用言・助動詞の終止形に付き、詠嘆・感動をあらわす。平安時代以後の和歌にはほとんど見えないが、近世の国学者流歌人が復活させ、近代以降の歌人にも用いられた。なお「よしゑやし」などと用いられた「ゑ」も同じ語であろうが、これは間投助詞または感動詞と見られる。

山の端にあぢ群騒き行くなれど我はさぶしゑ君にしあらねば(万葉集、斉明天皇)
上つ毛野佐野の茎立ち折りはやし我は待たむゑ来とし来ずとも(万葉集、作者未詳)
しらしらと著莪の葉ひらに降りし花あはれさびしゑわが心から(左千夫全集、伊藤左千夫)


間投助詞・終助詞

《接続》種々の語に付く。文の間にも終わりにも位置する。〔嘆息のまじった詠嘆〕…よ。…なあ。

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