キーワード・備忘ア行
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あまた年 秋のこよひは 見しかども まだかばかりの 月はなかりけり 岩打つ波の朱雀院 https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40773266.html?vitality 秋風の 吹く夕暮れの 虫の音に 忍ぶる琴も いざなはれつつ 兵部卿の宮の女 https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40767482.html?vitality 秋さらば 見つつ偲べと 妹が植えし やどのなでしこ 咲きにけるかも 大伴家持 https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40756261.html?vitality 雨に風にあふほど蘭の白さかな 吉川英治 (あめにかぜに あうほどらんの しろさかな) 暁に われ来ることを 知るごとし 初夏の野の
ひなげしの花 (あかつきに われくることを しるごとし はつなつの のの ひなげしのはな) https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40705287.html?vitality 与謝野晶子 |
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あらまし=計画、予期、期待。 あやなく=無用な事であるが。 あたの名=浮気したという評判。 秋の野に 宿りはすべし をみなえし 名をむつましみ 旅ならなくに 藤原敏行 女郎花 おほかる野辺に 宿りせば あやなくあたの 名をやたちなむ 小野美材 https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40466347.html?vitality あへぬ=・・しきれない、・・できない。 一葉さへ まだ散りあへぬ 木の本に 先うちそよぐ 荻のうはかぜ 玄旨 天離(あまざか)る=「鄙」の枕詞。空遠く離れている意。鄙=田舎。 * 明けぼの=曙。枕草子の「春は曙」をさす。春は夜明け方が一番だ。だんだん白々と明けて峰近くの空があかね色になるのが素晴しい。 * 秋の夕暮れ=秋は夕暮れが良い。はなやかな夕日、赤く染めた山や空が素晴しい。 * 天の香具山=奈良県桜井市にある山。標高152m。 * あへず=敢えず。たえきれない、こらえきれない。 * 「あなゆむ足悩む」は、「なゆむ」=「なやむ」上代東国方言。歩行に難儀する。 * あさぢふ=浅茅生。丈の低い茅の生えている所。「心の浅い」が掛かる。 ススキ。代表的な茅の一種。 茅(かや)は、古くから[いつ?]屋根材や飼肥料などに利用されてきた、イネ科[1][2]あるいはイネ科およびカヤツリグサ科[3]の草本の総称である。 * 有明の月=夜が明ける頃もまだ空に出ている月。16日以降の、夜明け方になっても空に残っている月。https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40454915.html?vitality * 梓弓 - [名]1 梓の木で作った弓。2 梓巫女(あずさみこ)が 用いる小さな弓。[枕]弓に関係のある、「引く」「春」「張る」「射る」「反(かへ)る」「寄る」「音」「本 (もと)」「末(すゑ)」などにかかる。 「梓弓」は梓の木で作った弓。その弓は「弓がへり」があるので、「かへる」を生還するの意にかけている。「数に入る」の場合の「いる」は「射る」をかけている。 ** 「枕詞」枕詞を冠せられた関連語群は、冠せられなかった同語群に注目すべき指標となる。疎かに見過ごすことは許されない。日本は対文化、二つあって治まりをつける文化を平常に持つ。これを解くキーは「枕詞」だと考える。 * 伊勢物語 梓弓 昔、 男、 片田舎 に(格助詞) 住み(マ行四段活用・連用形) けり(過去の助動詞・終止形)。 男、 宮仕えし(サ行変格活用・連用形) に(格助詞) とて(格助詞)、 別れ 惜しみ(マ行四段活用・連用形) て(接続助詞) 行き(カ行四段活用・連用形) に(完了の助動詞・連用形) ける(過去の助動詞・連体形) まま に(格助詞)、 三年 来(カ行変格活用・未然形) ざり(打消の助動詞・連用形) けれ(過去の助動詞・已然形) ば(接続助詞)、 待ちわび(バ行上二段活用・連用形) たり(存続の助動詞・連用形) ける(過去の助動詞・連体形) に(接続助詞)、 いと(副詞) ねむごろに(形容動詞・ナリ活用・連用形) 言ひ(ハ行四段活用・連用形) ける(過去の助動詞・連体形) 人 に(格助詞)、 今宵 あは(ハ行四段活用・未然形) む(意志の助動詞・終止形) と(格助詞) 契り(ラ行四段活用・連用形) たり(存続の助動詞・連用形) ける(過去の助動詞・連体形) に(格助詞)、 こ(代名詞) の(格助詞) 男 来(カ行変格活用・連用形) たり(完了の助動詞・連用形) けり(過去の助動詞・終止形)。 こ(代名詞) の(格助詞) 戸 開け(カ行下二段活用・連用形) 給へ(補助動詞・ハ行四段活用・命令形・尊敬語) と(格助詞) たたき(カ行四段活用・連用形) けれ(過去の助動詞・已然形) ど(接続助詞)、 開け(カ行下二段活用・未然形) で(接続助詞)、 歌 を(格助詞) なむ(係助詞) よみ(マ行四段活用・連用形) て(接続助詞) 出だし(サ行四段活用・連用形) たり(完了の助動詞・連用形) ける(過去の助動詞・連体形)。 * 枕詞の反解釈 古くは神事や出産などの際、魔除けに鳴らす弓(鳴弦)として使用された。甲斐国や信濃国から都に献上され、現在でも遺品として残されている例がいくつかある(正倉院中倉の3張など)。 梓弓という固定された様式が有るわけではなく、伏見稲荷大社の奉射祭ではアズサの木の枝にそのまま弦を張っただけの弓が使用され、また式年遷宮に奉納される弓は京弓師柴田勘十郎に代々伝わる製法で作られるなど、使われる場ごとにその様相を異にする。(Wikipedia) * 和弓 流鏑馬 破魔矢 神具 梓川 - 古くから梓弓の材料として、梓が採取された地域。長野県松本市を流れる信濃川水系犀川の上流域。 等々の常識および反常識的解釈または比喩。 * あだ=誠実でない、いいかげんだ。 * あはれ=喜楽・悲哀などの感動を表す語。ああ。 =しみじみと心を打つさま。すてきだ。 * あらし=「あり」の形容詞化した語。 * あらたまり=姿が変ること。(ここでは)老人らしくなること。 * あはれ=感慨が深いこと。 * あさぼらけ=夜明け方、あたりがほのぼのと明るくなる頃。 * 網代木=「網代」は川に竹や木を組み立て網のかわりにし、魚をとるしかけ。木はその杭。 有明の月=夜明けの空にまだ残っている月。
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音にきく こや姨捨の 月ならむ 見るにつけつつ 物ぞ悲しき 大納言家の小大輔 https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40794695.html?vitality おのづから鶯籠や薗の竹 杉本望一 (おのずから うぐいすかごや そののたけ) https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40728435.html?vitality おほかた=世間一般。普通であること。 お=「琴の緒(弦)」と「峰の尾」を掛ける。 おもしろし=景色や芸能に心がひかられるさま。 愉快だ、心楽しい。 おくつぎ=奥つ城。墓。 * おきまよふ=置き場所に迷う。霜などがひどく降りる。 * おどけ・・冗談 * 「おもほす」他サ四「思ふ」の未然形に上代の尊敬の助動詞「す」の付いた「おもはす」の転。「思う」の尊敬語。お思いになる。 おもふどち=親しい仲間同士。 * 嫗尓為而也ーおみなにしてやー嫗にしてやー老女なのに。 * 「して」は、・・の状態で。(に・して)は諸説。 * 「や」は、元来は掛け声に由来する感動詞で、間投助詞としてはたらき、さらに叙述の終りに用いられるようにもなった。疑問(質問)・反語・詠嘆などの意をあらわす。用言の終止形・命令形、また体言に付き、反語の場合は已然形に付く。 * 戯れの歌にしろ、女性から「恋に溺れる」趣旨の歌をおくるのは、さほど老女でない。 * おくれ=生き残る、先立たれる。 おくれにし心もしらぬ=父に死に別れた悲しい心も分からぬ * 思へとも=恋慕っても、愛しても。 * おのずから=たまたま、まれに。 * おぼしく=おぼろに、ぼんやりと。 * 「折句」 (例) 唐衣 着つつなれにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ
在原業平
(からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬるたびをしぞおもう)
(か・・・・ き・・・・・・ つ・・・・ は・・・・・・ た・・・・・)
くたくたになるほど何度も着て、身体になじんだ衣服のように、慣れ親しんだ妻を都において来たので、都を遠く離れてやって来たこの旅路のわびしさがしみじみと感じられることだ。三河の国八橋でかきつばたの花を見て、旅情を詠んだものです。各句の頭「かきつばた」の五文字を置いた折句です。この歌は「伊勢物語」に出ています。 唐衣=美しい立派な着物。 なれ=「着慣れる」と「慣れ親しむ」の掛詞。 しぞ思う=しみじみと寂しく思う。「し」は強調の意の助詞。 三河の国=愛知県。<名歌鑑賞>さん。https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40336636.html?vitality |
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鶉鳴く=万葉時代の表現で、恋人に捨てられて泣く女性を暗示し、寂しさが伴う。https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40470242.html?vitality 憂き=つらい。 * 「うらだち」群がり立って。 * 「うら」には、「群」・「末」・「浦」・「占」などの意がある。 * 愁へ=心配、悲しみ、嘆き。 * うき=憂き、つらいこと。まわりの状況が思うにまかせず、気持がふさいでいやになるさま。「浮き」を掛ける。 鵜川=鵜飼をしている川、鵜飼見物の出来る川。 鵜飼=飼いならした鵜を使って鮎などの魚をとる漁法。 鵜匠が鵜舟に乗り、篝火(かがりび)をたき、鵜を操(あやつ)ってとる。 殿原の 名古屋顔なる 鵜川かな 蕪村 憂し=つらい、憂鬱。
https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40453529.html?vitality ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しとみし世ぞ 今は恋しき 藤原清輔 この先、生きながらえるならば、つらいと感じているこの頃もまた、懐かしく思い出されることだろうか。つらいと思って過ごした昔の日々も、今では恋しく思われることだから。 血を流すほど辛い思いの今であるが、生きながらえて今を振り返ると、懐かしく思うことだろうか。 しかし、今の苦悩をどうしたらよいものか・・ |



