ニキタマの万葉集

当て字の繭玉をほぐそう、枕詞で古代を解明しよう。

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を 間投助詞

【主な機能】

活用語の連用形や助詞に付いて、意を強める。


君が往きけ長くなりぬ山たづの迎へを行かむ待つには待たじ(古事記、軽大郎女)
大船の津守が占に告らむとは兼ねてを知りて我が二人寝し(万葉集、大津皇子)
生まるれば遂にも死ぬるものにあればこの世なる間は楽しくをあらな(万葉集、大伴旅人)
恋しくは下にを思へ紫のねずりの衣色に出づなゆめ(古今集、読人不知)

【他の機能】

格助詞・終助詞・接続助詞としてもはたらく。

よ 間投助詞

【主な機能】
1.体言に付き、それが呼びかけの対象であることを示す。

沖つ藻は辺には寄れどもさ寝床もあたはぬかもよ浜つ千鳥よ(日本書紀、瓊瓊杵尊)
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする(新古今集、式子内親王)

2.体言に付き、それが感動の対象であることを示す。

たづね見るつらき心の奥の海よ潮干のかたのいふかひもなし(新古今集、藤原定家)
吹きしをり野分をならす夕立の風の上なる雲よ木の葉よ(草根集、正徹)

3.相手に対し、同意を求めたり念を押したりする気持をあらわす。のち、詠嘆的な用法にも使われる。

あら玉の年の経ぬれば今しはとゆめよ我が背子我が名のらすな(万葉集、笠女郎)
なぐさむる月こそあらまほしの影おぼつかなしよ待つに寝ぬ夜を(草根集、正徹)


【助詞との結合例】
•もよ 助詞「も」と助詞「よ」が結び付き、詠嘆の意をあらわす。平安時代以後の和歌にはほとんど見えない。

籠もよ み籠持ち ふくしもよ みぶくし持ち…(万葉集、雄略天皇)
…世の中は かくぞことわり もち鳥の かからはしもよ ゆくへ知らねば(万葉集、山上憶良)

•かもよ 助詞「かも」と結び付き、詠嘆の意をあらわす。万葉集と近世国学者流歌人・近代万葉調歌人の作以外ほとんど用例を見ない。

悩ましけ人妻かもよ漕ぐ舟の忘れはせなないや思ひ増すに(万葉集、作者未詳)
豊受の神のめぐみは尊きかもよ命つぐうけのめぐみの尊きかもよ(鈴屋集、本居宣長)


【他の機能】

終助詞としてもはたらく。




よ 終助詞 強調

【主な機能】

「や」と同じく元来は掛け声に由来する語であろうか。のち間投助詞としてはたらくようになり、文末にも用いられるようになった。意を強めるはたらきをする。
1.聞き手に対し、同意を求めたり念を押したりする気持をあらわす。のち、詠嘆的な用法にも使われる。現代口語で「〜だよ」などと言う時の「よ」、女言葉の「〜よ」に繋がっている。

今は吾は死なむよ我が背生けりとも我に依るべしと言ふと言はなくに(万葉集、坂上郎女)
やよや待て山ほととぎす言伝てむ我世の中に住み侘びぬとよ(古今集、三国町)
けふ暮れぬ花の散りしもかくぞありしふたたび春は物を思ふよ(千載集、河内)

2.命令・勧誘・願望・禁止の表現と結び付き、その意を強める。動詞「す」の命令形「せよ」の「よ」、「見る」の命令形「見よ」の「よ」なども、元来は同じものである。

身はとめつ心はおくる山ざくら風のたよりに思ひおこせよ(新古今集、安法法師)
よしさらば忘るとならばひたぶるに逢ひ見きとだに思ひ出づなよ(続後撰集、殷富門院大輔)
たのめおかんたださばかりを契りにて憂き世の中を夢になしてよ(新古今集、藤原定家母)


【他の機能】

間投助詞としても用いられた。



より(ゆり・ゆ・よ) 格助詞 修飾格

【主な機能】

「ゆり」「ゆ」「よ」はいずれも奈良時代以前に見られ(「ゆ」は「よ」の母音交替形)、用法は「より」にほぼ同じである。
1.体言に付いて、動作の起点となる場所を示す。「〜から」「〜より」。

葦北の野坂の浦ゆ船出して水島に行かむ波立つなゆめ(万葉集、長田王)
おしてるや難波の津ゆり船装ひ我は漕ぎぬと妹に告ぎこそ(万葉集、物部道足)
筑波嶺の峰より落つる男女の川恋ぞつもりて淵となりける(後撰集、陽成院)
青空の井戸よわが汲む夕あかり行く方を思へただ思へとや(みずかありなむ、山中智恵子)

2.体言に付いて、動作の起点となる時を示す。「見しより」「見つるより」など、過去・完了の助動詞の連体形に付く例が多く見られる。

神代より かくなるらし 古も しかなれこそ…(万葉集、天智天皇)
天地の 別れし時ゆ 神さびて 高く貴き…(万葉集、山部赤人)
畏きや命被り明日ゆりや草がむた寝む妹なしにして(万葉集、物部秋持)
うたたねに恋しき人を見てしより夢てふ物はたのみそめてき(古今集、小野小町)

3.体言に付いて、動作が行なわれる経由地を示す。「〜から」「〜を通って」「〜を通して」。

天ざかる夷の長道ゆ恋ひ来れば明石の門より大和島見ゆ(集、柿本人麻呂)
いにしへに恋ふる鳥かも弓絃葉の御井の上より鳴き渡り行く(万葉集、弓削皇子)
ほととぎす此よ鳴きわたれ燈火を月夜になそへその影も見む(万葉集、大伴家持)
桜花さきにけらしもあしひきの山の峡より見ゆる白雲(古今集、紀貫之)

4.体言に付き、比較の基準を示す。活用語の連体形に付く例が多く見られる。

秋山の木の下隠り行く水の我こそ益さめ思ほすよりは(万葉集、鏡王女)
雲に飛ぶ薬食むよは都見ばいやしき我が身また変若ぬべし(万葉集、大伴旅人)
秋の野に笹わけし朝の袖よりも逢はで寝る夜ぞひちまさりける(古今集、在原業平)

5.体言に付き、動作の手段・方法を示す。活用語の連体形に付く例も見られる。

鈴が音の早馬駅はゆまうまやの堤井の水を賜へな妹が直手ただてよ(万葉集、作者不詳)
山科の木幡の山を馬はあれど徒歩かちより吾が来し汝を思ひかねて(万葉集、作者不詳)

6.体言に付き、「ほか」「また」などと共に用いて限定を示す。

枕よりまた知る人もなき恋を涙せきあへずもらしつるかな(古今集、平貞文)
もろともにあはれと思へ山桜花よりほかに知る人もなし(金葉集、行尊)

7.動詞の連体形に付いて、「〜するとすぐ」「〜するやいなや」の意をあらわす。

にほふより春は暮れゆく山吹の花こそ花のなかにつらけれ(続古今集、藤原定家)
暮るるより尾上の白く見ゆるかな今朝の時雨は雪げなりけり(沙弥蓮愉集、宇都宮景綱)

や 2

山ざくら 峯にも尾にも 植えをかむ みぬ世の春を 人や忍と  西園寺公経
https://blogs.yahoo.co.jp/sakuramitih15/40728426.html?vitality



八千種にーやちくさにーさまざまに



屋戸=家、家の戸口。



* やは=反語の意を表す。・・であろうか、 いや・・ではない。

「や偲ばれむ」…われは偲ばれるだろうか…ひとはしのばれるのだろうか
「やなぎ」…柳…しだれ木…ながれる木


ヤフーブックマーク
URL:http://bookmarks.yahoo.co.jp/kodaikana



山もと=山の麓。

ヤマアテ(ヤマダテ)・星見様と海の見える古墳  
http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/53555536.html?type=folderlist

山下水=山の麓を流れる水。

「山鳥」はきじ科に属する野鳥。雄は尾が長い。雌雄、夜は谷を隔てて別に寝ると伝えられ、結句の「ひとりかも寝む」と関係がつく。<あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む>

<弥馬升>に合う<御間城>も、『古事記』は<御真木>と当て字しているが、これではどんなにしても、<弥馬升>とは合わない。これも<活目>と同じく、
<弥馬升>を<ミマジョウ>と読んで、<御間城>と当て字したした『日本書紀』の文字を、<城>には<キ>の読みがあることから、『古事記』編者はさらに<ミマキ>と読み損なって、誤りを重ねて御真木と当て字した形になっている。




や・ま・な・ら
 ・や=野
 ・ら=羅
 −など国を表す言葉の転移のしくみも合理的に示している。ここでは…
 ・日本(いるぼん)=日羅=新羅(しんら)
 −で実は同名となってしまう

やむことなき人=貴い方、止ん事無き人

やれきぬ=破れ衣

【譬喩歌】[諷喩の歌]
物を譬喩として情を述べる方法の歌
そもそも心情表現の歌は、譬喩に基づいて詠われている
「寄物陳思」(物に寄せて思を陳べたる)が、直喩、隠喩に寄るのに対し
「譬喩歌」は諷喩だが、所収歌は区別が必ずしも明確ではない

* 大和心=日本人としての心情。美しい花、素直な花、青く清らかな空、明るい雰囲気にたとえられる。
    



弥 生  陰暦3月。「風雨改まりて、草木いよいよ生ふるゆえに、いやおひ月といふを謝まれり」が始 めに書いた弥生です。表日本の桜の頃。盛りの桜を楽しみ別れを惜しむ気持ちが含ま れています。
陽暦では大体4月上旬から5月上旬に跨がる頃に相当し ます。「さくら さくら 弥生の空は」の意味が理解できました。

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