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尾ろ=「ろ」は接尾語。山鳥=キジ科の野鳥。尾は1mに及ぶ。
はつ尾=秀つ尾。最も長い尾。
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キーワード・備忘ラ行
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* ク語法 活用語に準体言詞「く」「らく」の付いた形をク語形(法)という。 * 「く」は四段・ラ変の未然形、形容詞「−ケ」「−シケ」の未然形、助動詞「り」の未然形、「ず」「む」「けり」の未然形に付く。また「き」の連体形につく。 * 「鳴く千鳥」は「間なし([形ク]1 すきまがない。)」にかかる。 * 「恋ふ・らく」「らく」は上一段の未然形と上二段・下二段・カ変・サ変およびに助動詞「しむ」「ゆ」「つ」「ぬ」などの終止形につく。 「く」「らく」は接続の仕方は異なるが「こと」という意味を表す点では同じである。普通上接の活用語を体言化する接尾語として扱われる。 * 「恋ふらく」なり「有らく」は一語の体言となる。(接尾語という品詞は存在しない) * 「は」 終助詞 詠嘆。 * <倒置>。下のような例も、「我は…指して行く」の倒置であって、「は」を終助詞とみとめることはできない。 天地の 神を祈りて 猟矢(さつや)ぬき 筑紫の島を 指して行く我は らむ [助動][○|○|らむ(らん)|らむ(らん)|らめ|○] 《動詞「あり」の未然形「あら」に推量の助動詞「む」の付いた「あらむ」の音変化とも》活用語の終止形、ラ変型活用語の連体形に付く。 1 直接見ていない現在起こっている事象の推量を表す。…ているだろう。 2 現在起こっている事象から、その原因・理由や背景などを推量する意を表す。 ㋐原因・理由が示されている場合。…だから…なのだろう。…というわけで…なのだろう。 「思ひつつ寝(ぬ)ればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを」〈古今・恋二〉 ㋑(多く「など」「いかに」という疑問語を伴って)原因・理由が示されていない場合。どうして…なのだろうか。なぜ…なのだろうか。 「やどりせし花橘(たちばな)も枯れなくになどほととぎす声絶えぬらむ」〈古今・夏〉 3 (多くは連体形で)他からの伝聞の意を表す。…という。…(だ)そうだ。 「もろこしにことごとしき名つきたる鳥の、選(え)りてこれにのみゐるらむ、いみじう心ことなり」〈枕・三七〉 4 (多くは連体形で)婉曲(えんきょく)に表現する意を表す。…(の)ような。…という。→ろう[助動] 「あが仏何ごと思ひ給ふぞ。おぼすらむこと何ごとぞ」〈竹取〉 「らく」は、体言化の接尾語とする説もある。「あく」が上の活用語の語尾「る」と結合した「るあく」が変化したもの。(く)。 ・・すること、・・するところ。・・するとき、など。 あかねさす 日は照らせど ぬばたまの 夜渡る月の 隠らく惜しも 柿本人麻呂 169
日は照っているが(持統天皇はおられるが)夜空を渡る月が隠れてしまう(草壁皇子が亡くなった)のはつくづく惜しまれる。
689年28歳で亡くなった。草壁即位の期待が空しくなり、嘆きを詠んだ歌。* らめ=直接に経験していない現在の事実について推量すること。(作者は必ずしも毎年見に来ているものではない。)
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