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フリーボーカリスト・鹿嶋敏行の気まぐれコラム

Billie Holiday

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日下出現の書。

去年の...いつ頃だったかな?

結構早い時期だったと思うけれど。

カサンドラ・ウィルソン姐さんの動画をたまたま見つけてから、

ずっと楽しみではあったのです。




この人なら誰もが納得でしょう。


その後の情報で、ちょうどビリーの誕生日に発売になることを知り、

徹底してるなあ、なんて思っていたのですが、

アマゾンで調べてみたら、日本先行発売とあるではないですか。


一足お先に聴けるのはうれしいけど、イベント的な情緒や盛り上がりには欠けるなあ...

とは思ったものの、

やっぱり買っちゃいました、日本盤(^^;


聴いていてすごく楽しいです。

曲がすべて私にとってなじみ深いものであるせいもあるんでしょうけれど。

サウンド一つ一つに含まれた(音楽的な)情報量が、とにかくすごい!

たのし〜い(*^o^*)♪

さらっと流して聴いていてもどんどんからだに入ってくる感じがあるし、

ちゃんと聴こうと居ずまい正せば、聴けば聴くほど味が出る出る。


"All of Me"と"What a Little Moonlight Can Do"のアプローチは、

私にはちょっとセンチメンタルに過ぎる気もしたのだけど。

でもこの感じ、確かにビリー・ホリデイの音楽には含まれています。確かに。


いまだに外人の声帯模写に終始しているのが大半の、日本のジャズ・ボーカル(なのか?)とは、

比べようもない音と声の世界。比べちゃいけませんけどね。

たぶん、ジャズ・ボーカルこうあるべき!なんて思ってる人には(そんなもの本当にわかる人、いるんだろうか?)

訳の分からない世界ではあるでしょう(^皿^)


もう、ジャズ的な唱法はどうあるべきかとか、そういう議論もどうでもいいんではないかしらん。この人の前では。




本当は、自分のライブが終わった後の、

自分へのご褒美のつもりだったんだけどな...(^^;


こんないいもの聴いちゃって、

いよいよ「私なり」のトリビュートにするしかなくなっちゃったな〜あ( ̄▽ ̄)


そうそう、日本盤にはボーナス・トラックで"The Mood That I'm In"という曲が収録されています。

ライナーノーツには、

「よほどのビリー・ファンでも、この曲を記憶している人は少ないだろう」

とあります。

確かに、あまり知られている曲ではないでしょうけど。


知ってる私はどうなるんでしょう...(^^;




ライブまで一週間切りましたね。

しつこいようですが...


3/24(火)
池袋 鈴ん小屋


榎本高/武藤佳乃子/ZAWADI BAND/鹿嶋敏行 with 竹内大輔(piano)

OPEN 19:00 START 19:30

前売り¥2000 当日¥2500

(前売り・当日ともにドリンク代は別途となります)


みなさまぜひぜひ。

盛りだくさんの内容で、お待ちしておりますm(_ _)m


ライブに向けて、という意味ももちろんあるのですが、

何度も言うように、今年はビリー・ホリデイ生誕100年ということもあって、

ビリーに因んだ書籍が、私の手元に集っております...

イメージ 1



なかなか壮観じゃありません?

ほかにも、写真に入りきらなかった...じゃない、

入れるのを忘れたのが(^^;

2冊ばかりあります。


楽譜集は輸入のものですが、

あとは日本版で訳され、出版されたもの。

原書の取り寄せも考えていないこともないのですが、

収集付かなくなりそうで怖いので(^^;

手を出さないようにしております。まだ、今のところは。


これだけ揃えてる人は、そんなにいないだろうな。

って、なんの自慢にもなりませんけどね(^^;

ただの物好き。


でも私の場合、ただの知識で終わらせずに、

ちゃんと音楽に還元しているわけだから、

有効活用できているといえばそうなのかも?

なーんて、都合の良い考えでしょうか。どうかしらん?(^皿^)


それにしても、一人のアーティストを巡って、

これだけの本が出されているって、

本当にすごいこと。

改めて、そう思います。


虚実ない交ぜの「自伝」からはじまり、

彼女の死後、

その音楽の足跡により重きを置いて書かれた伝記。


研究者のインタビューによる、ビリーの友人・知人の生の声から浮かびあがる、

人間・ビリー・ホリデイの実像。


詩人が描く「ビリー=黒い肌の女=天才歌手」の生涯もあれば、

"Strange Fruit"一曲にスポットを当てて綴られた一冊もあります。


切り口は、さまざま。

でもそれらから、確実に、

浮きあがってくる、

立ち昇ってくる、

ビリー・ホリデイの残像、

体温、

息遣いが、

あるのです。


そういえば、"Many Faces of Billie Holiday"なんていうタイトルのドキュメンタリー番組もあったっけ。


うーん、まさしく。
 

散歩のついでに

イメージ 1

これも後記の一部になるのかな。


冬空を散歩に出かけたら、

思いがけない大収穫がありました。


収穫というか、ご褒美?(*^.^*)


ジョン・チルトン著、『ビリー・ホリデイ物語』(原題"Billie's Blues")。


邦訳初版は私が2歳の頃!

もちろん入手困難、出回ってはおりません。


リハーサルのとき、ふと本棚に目を向けたら(Next Sundayには本棚があるのです)、

あったのです。


まるでこの李一冊だけが輝きでもしていたかのように、

あたかも私を待っていてくれたように、

まるで雑踏の中で運命の人と目が合ったかのように...


えー、興奮のあまりおかしいことになっていますがお気になさらず(^^;


まあ、それくらいうれしかったわけですよ。


リハーサルの合間、

隙を見つけては(鼻息荒く)読みふけっていたワタシ...ちゃんとリハは真面目にやりましたよ!(^^;


でも正直なところ、

半分、心ここにあらずでしたね。

ステージに支障が出なくて良かった...そんなの、当たり前ですけどね(>_<)


ライブ終演後、帰りがけに店長さんとお話したときに、

「お借りしてよいでしょうか?(どきどき)」

とお尋ねしたところ、

「どうぞどうぞ(あのおっとりとした、やさしい笑顔で)」

と言ってくださったのです。あーん、店長さん大好き〜(ToT)


今年は久々にビリー・ホリデイを特集したライブをしたいなあ、と漠然とながら思っているのですが、

さほど意識せずとも、不思議とその準備が、

勝手に進んでいるような気がしています...それこそ、なにか不思議な力が働いてでもいるかのように。って、危ないかしらん?(^^;


それこそこの本もそうだけど、

他にもネットでのリサーチで、コレクター垂涎の貴重な音源をきくことが出来たり、

入手困難と思われていた曲の譜面を見つけたり...


思いがけないかたちで、揃っていくようなのです。

それこそ、導かれているかのように(誰に?ビリーに?いやいやそこまで言ったらさすがにおこがましかろう...)。


もちろん、私自身考えていること・具体的に着手をはじめたことも、いくつかあります(*^-^*)


どうなるかな?


少なくとも、今年の目標のひとつだということは、

確かなようです。

イメージ 1

異種格闘シリーズ、これでひとまず終わりにします(^^;


今、資料(ビリー・ホリデイの伝記本)が貸し出し中のため手元にありませんので、

うろ覚えの記憶だけを頼りに書きますが...


ビリー・ホリデイが友人たちとくつろいでいる最中、

ともだちの一人がなんとはなしにクラシックのレコード(バッハ?ベートーベン?)をかけたことがあったんだそうです。


すると、ビリーは大喜びしたんだそうです。


ところがそれも束の間、

当時のビリーのとりまきの一人メイリー・ダフティ(悪評高いビリーの自伝"Lady Sings th Blues"の共著者・ウィリアム・ダフティの妻に当たる人物です)が、


「あらビリー、クラシックが好きだなんて知らなかったわ〜」


と余計なひとことを言ったばかりに、一気にビリーは不機嫌になったそうです(^^;


そんな話が残っています。


本当に良い音楽・良いアートは、理屈ではないでしょう。

ビリーは直感的・本能的にクラシックのうつくしさ・楽しさを感受し、心から楽しんだのではないかな。


根っからのミュージシャン、真のアーティストって、たぶんそういうものなのだと思います。
 
 
...図らずも、久々のビリー・ホリデイ関連の話でありました(^o^;
 

最近のワタクシ

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

ここのところ、ビリー・ホリデイとエディット・ピアフばかり聴いています。


その合間に、

訳詞をもくろんでいる曲や、ライブで披露予定の曲を聴いたりギターで弾いたりはしていますが、

音楽的栄養とエネルギーは、もっぱら二人の歌姫からいただいている...そんな感じです。


ビリー・ホリデイは十代の頃から(ビリー・ホリデイを聴く十代って...(^^;)のお付き合いですから、

私としてはさほど異例の事態、ということもないのだけれど。


ここまで熱心に、それこそ貪るように聴き込んでいるのは久しぶりのことかもしれません。


それに今回は、ピアフさんが加わってますからね。

音楽の遍歴を重ねた今だからこそおそらく、ようやく向き合えるようになった、ピアフの歌声と音楽。

「剥き出しの魂」という点では、私にとってこの二人は等価の存在です。


ピアフやビリーのうた・音楽に触れるというのは、

単に音楽を楽しむという以上に、

音楽の秘密や魔力を見出そうとする時間でもあり、

そしてまた、自分のこころの深くを探っていく行為でもあると思うのです。

少なくとも、私にとっては確実に。


どんどん煎じ詰めて、どんどん煮詰めていって。

私の音楽からどんどん余分なものをそぎ落としていった先には、

二人の歌姫のうたが、理想としてあるのでしょう。


たぶん、きっと、そう。

だからこそ、今こうも無心に聴き込んでいるのだと思うのです......


なーんて珍しく(?)まじめなことを、

庭でとれた木いちごのジャムを作りながら考えたのでありました♪

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