クリスマスイブの夜、少年はベッドの中でじっと耳をそばだてていた…。聞こえるかもしれないサンタのソリの鈴の音を待ちながら。でも、鈴の音は聞こえない。真夜中まであと5分―。時計の針が11時55分を指した、その時だ。少年は突然の轟音を耳にした。思わずベッドから跳ね起き、窓辺に駆け寄ると、そこには信じられない光景が!降りしきる雪の中、サーチライトを夜空に向け、もうもうと白い煙をあげながら、黒光りする巨大な蒸気機関車がこちらに向かって近づいてくるのだ。その機関車は、少年の家の前まで来ると、ぴたりと停まった。パジャマのまま表に飛び出した少年を待っていたかのように、車掌が問いかけた。 「キミも、一緒に来るかい?」 北極点行きの急行「ポーラー・エクスプレス」。車掌はそう言ったが、目の前の出来事も、車掌の言っていることも、すぐには信じられない。早く乗車するようにとすすめられても、まだ迷っていた。「乗客者名簿にはキミの名前が載っているけど、キミの好きにすればいいさ」車掌の一言を残して動きだした汽車に、少年は飛び乗った。車内にいた大勢の仲間たちと一緒に、そのとき、少年の旅が始まった―!知ったかぶりをする男の子、何かを言いかけてはやめてしまう女の子。最後に乗り込んできた男の子は、ずっと黙り込んだままだ。そして少年は、いまだに自分の身に起こっていることが信じられずにいた。それぞれの思いを乗せて、ポーラー・エクスプレスが走る!期待に胸を弾ませている仲間たちも、汽車の行き先が気になる少年も、その先に何が待っているのかは、想像もつかなかったけれど…! トム・ハンクスとロバート・ゼメキス監督が贈る、最高のクリスマス・ムービー。次世代パフォーマンス・キャプチャーを駆使し、幻想的で美しい絵本の世界を映像化することに成功。「サンタクローズは本当にいるの?」そんな思いを抱く主人公の少年に、そしてあなたの心にも、クリスマスの奇跡が起こる。お乗り遅れのないように! ロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクス。 言うまでも無くアカデミー賞コンビが贈る、クリスマス・イブのファンタジー! 失った純粋な心に警鐘を鳴らすかのように、まるで子供たちの心の動きを通じて訴えかけているような作品。 そもそもはアメリカをはじめ、世界各国で好セールスを記録する絵本の最高峰「急行『北極号』」。 1985年の出版以来、20年にわたるロングセラーを誇り、世代を超え、国境を越えて、長く人々に愛され続けている不朽の名作絵本。 作者は、アメリカを代表する絵本作家のひとりで、映画『ジュマンジ』の原作者でもあるクリス・ヴァン・オールズバーグ。 日本では村上春樹の翻訳で知られ、オールズバーグの絵本のファンは、子供のみならず、幅広い年齢層に広がっている。失ったものを観てる側が子供の視線で、しかも決して口数は多くないけど、的を得た言葉で子供たちの間違いのない方向を示すトム・ハンクス演じる車掌との温かい心の交流。 まさにクリスマスを直前に、子供の心に戻れる作品かもしれない。 実際に車掌を吹替えるトム・ハンクスの動きは、実際に彼の動きをコンピューターに取り込み、実にリアルな動きを映画の中に反映させている。感心したのは車掌を含め、その他のアニメとして登場する人物たち。アニメはなかなかその質感(重量感)を出すのが困難だと思っていたが、この映画ではそれを実に見事に描き出している。 人それぞれの動き、ちょっとした仕草など素晴らしい。ただ、子供達が少々不気味(?)なのと、目の動きだけは相当難しい作業だったと思える。実際の人間の目の動きをアニメに生かすことは今後も非常に難易度の高い作業になるに違いない。 それにしても、トム・ハンクス本人の動きを反映したとはいえ、彼が実写で演技をしているかのような錯覚するほど、よく出来ている作品だった。1人4役もたいしたものだ。。。 なかでは実際にジェットコースター(「急行『北極号』」)に乗った疑似体験ができるような演出も。 クリスマスを前に少しだけ、それぞれの心の中に“失った子供の純真さや不安”に、もう一度触れてみませんか? そうすれば、あなたにも“サンタの鈴の音”が聞こえるはずです! べいべ〜 評価…★★★★☆
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僕もこれ見て感動した〜CGもスゴイけど何よりストーリーが素晴らしかったですw
2005/12/3(土) 午前 10:45
はじめまして。検索でやってきました。トラックバックさせてくださいね。
2005/12/4(日) 午前 0:07
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2005/12/4(日) 午前 0:08