『ドライヴ』で注目を浴びたニコラス・ウィンディング・レフン監督と
ライアン・ゴズリングが再度手を組んだ異色サスペンス。
兄を殺され復讐(ふくしゅう)を果たそうとする弟と、
その前に立ちはだかる謎の男との手に汗握る攻防を描写する。
究極の悪女を演じるのは『イングリッシュ・ペイシェント』などのクリスティン・スコット・トーマス。
バンコクでボクシングクラブを経営し、裏では麻薬の密売にもかかわるジュリアン。
ある日、兄のビリーが惨殺され、アメリカで巨大犯罪組織を仕切る母のクリステルは、
ジュリアンに復讐を命じる。
しかし、そんなジュリアンの前に、元警官で裏社会を牛耳っているという謎の男チャンが立ちはだかる。
カンヌで大ブーイングの本作。(笑)
「全世界を騒然とさせた、映画史に残る美しくも冷酷な復讐劇」ですからね。
実際、ここまでよくわからん映画も珍しいかも (笑)
ジュリアンはこの復讐を「神への挑戦」と捉えているようだが、
そこまでの持って行き方がちょい弱いので、 なんだかよくわからんことになってるし、
神っていうのは
めっちゃ怖い元警官のチャンのことなんだけど、
ジュリアンは神をめっちゃ怖がって、逃げてばっかりいるし。
で、逃げた先は、これまためっちゃ怖くてトラウマの元でもある
スーパーママのとこだったりして。
彼女も恋人だと思ってたのに「母の前で恋人の振りをしてくれ」とか言われたら、
ぶっちゃけ「死ね」って言いたくなりますよ。(笑)
で、結局、ママにけしかけられて、
神との対峙を果たすわけですけども。
ジュリアン。
弱っ。
てか、強すぎます。神。(笑)
いきなり背中からシャキーンと刀を取り出すし、
警官集めて、ドヤ顔でカラオケ絶唱。(笑)
キャラ立ち過ぎじゃなないですか。
結局、登場人物も観客も誰にも全く救いの無い映画ですが、
ここまでのモノを
映像美とサントラで強引にラストまで見せてしまう
監督の一人勝ちってことで。
いやあ、映画って、こんなに自由なんですね。
かなり訳わからん映画ですが
嫌いになれない。
そこが ツリー・オブ・ライフとの差かな。
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