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帰化植物

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帰化植物天国

今日、長野市犀川堤防上の道路を走っているとき、道路脇に目をやると綺麗な紫色の花が。まだ秋の野菊には早すぎる。堤防を下りて回りを見るとそこにはこの花が一杯。又、車の周りを一周しただけで色々な花を見た。
帰宅後調べたところ、この紫色の花はムラサキウマゴヤシと言う帰化植物だった。今まで殆ど気が付かなかった。
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現場でアップで撮ってみてマメ科の花だと言うことは判った。このムラサキウマゴヤシとは漢字で書くと紫馬肥やし。別名アルファルファ。と聞けば思い当たる。牧草だ。ただしこの辺りには牧場はないし、牧草地もない。どこから来たのだろう。
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ムラサキウマゴヤシ:マメ科。原産地:地中海から西アジア。

改めて回りを見ると帰化植物だらけ、と言うよりも帰化植物しか咲いていない。
ムラサキウマゴヤシのすぐ手前にはヘラオオバコがまだ咲いている。随分花の期間が長いと感じる。
ヘラオオバコ:オオバコ科。原産地:ヨーロッパ。
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シロバナシナガワハギも一杯咲いている。漢字で書くと白花品川萩。東京の品川に野生していたことから付いた名前。
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花のアップ。花穂に一杯の花が付いている。ここに全部種が付いたら凄い数になる。
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アップで判るがこれもマメ科。原産地:アフリカ、西〜中央アジア。

白花品川萩の手前に一杯咲いているのはヒメジョオン。
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春先にはこの花に良く似たハルジオンが咲く。ハルジオンの花は少し赤みがかっているので区別は容易。
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ヒメジョオン:キク科。原産地:北アメリカ。

ヒメジョオンの向こうにはヨウシュヤマゴボウの花も。
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花をもう少しアップで。
結構大型の草で、多年草。根がヤマゴボウに似ていて外国原産なのでこの名前に。有毒らしい。
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ヨウシュヤマゴボウ:ヤマゴボウ科。原産地:北アメリカ。

最後に春に中野市の千曲川堤防で群落していたクスダマツメクサがほんの少しあった。まだ花が咲いている。
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クスダマツメクサ:マメ科。原産地:ヨーロッパ、アフリカ、西アジア。

今日ご紹介した帰化植物はたった5m四方くらいの範囲にあったものだ。そして今花が咲いているものだけ。春にはこれ以外も色々咲いていたし、セイタカアワダチソウなどはこれからが花の季節となる。
一体河川堤防には何種類の帰化植物があるのだろう。もう在来の植物は駆逐されてしまい、帰化植物ばかりと言う感じもする。
名前を挙げればきりがない。中にはアレチウリなど他の樹木にまで覆いかぶさり、枯らしてしまうものさえある。
改めて市街地を流れる大きな川の堤防や河川敷は帰化植物の天国と化しているのを実感する。
帰化植物に共通する特徴は、花の期間が長い。乾燥に強い。繁殖力が旺盛。
こうして在来の植物は少しずつ、確実に駆逐されていってしまう。昔はこの辺りにも今頃はキバナショウブが咲いていたのに、今は全くない。スミレだって咲いていた。何とも言えない無力感を感じた。
これからも世界中、時間的な距離も近くなり、交流も盛んになるだろう。もはや帰化植物の占領を防ぐ手立てはないのだろうか?長野県は内陸だし、外国航路の空港もない。それでもこれだけ帰化植物が多い。
臨海地などはもっと凄いことになっているのでは・・・・
このところ少々仕事が忙しく、毎日帰宅も遅い。今月こそ皆勤賞と思ったが、とうとう昨日はあまりに遅くの帰宅で投稿できず。コメントの返事のみ。今のように不景気な時に忙しくて大変だなんて贅沢なことかもしれないが、もう少し1年の内に平均して仕事が欲しい。
と、まぁ愚痴はこの位にして、今日の記事は気になる帰化植物。

ここ数年気になっていたこの花。クサフジによく似ているが実は帰化植物のナヨクサフジ。
年を追うごとに増えてきているような気がしてならない。
長野市赤沼の千曲川堤防の様子。堤防の上は舗装してあり車も通行できる。そんな状況の堤防なので千曲川工事事務所で毎年雑草を刈っている。
これは下流方向を見た様子。何故か堤防の斜面は草を刈ってない。そこにこのナヨクサフジの花が見事な位にずっと向こうまで続いている。
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こちらは同じ場所から上流方向。同じようにナヨクサフジが咲き乱れている。
あまり凄いので堤防の道路を戻り、最初に咲いている場所から最後に咲いている場所まで距離を測ったら何と約1km。
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クサフジと良く似ているがナヨクサフジは総花状花序の花が片側にしか咲いていない。又、花の柄がクサフジはがくの後にあるが、ナヨクサフジはがくの腹面に付いている。そんなところからクサフジと区別はしやすい。
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これは又なんと黄色い花が堤防の斜面を覆い尽くしている。ナユクサフジと同じ千曲川の堤防。中野市草間付近の風景だ。名前はクスダマツメクサ。これも帰化植物。
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この花もこの頃いやに目に入る。多くなってきたのかもしれない。
花が一杯固まって咲く様子をくす玉といたようだ。
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真上から見た様子。トリミングしたので少々画像は荒れ気味。こうして見ると正にくす玉だ。
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ナヨクサフジ:マメ科
原産地:ヨーロッパ、西アジア

クスダマツメクサ:マメ科
原産地:ヨーロッパ、アフリカ、西アジア

くしくも二つの帰化植物は同じマメ科で原産地も同じような場所だった。
どうもアレチウリやハルサキヤマガラシも同じく大きな川の河川敷や堤防から増えて周囲に広がっていく傾向がある。
何故こうも帰化植物は繁殖力が旺盛なのか。か弱い日本原産の野草がどんどん駆逐されていくのはとても残念だ。今、堤防に咲いている花と言えば、今回取り上げたものの他、ヘラオオバコ、ハルジョオンなど帰化植物ばかりだ。キンケイギクも場所によっては凄いことになっているらしい。
おまけに新聞などでそんな咲きそろった帰化植物をカラーで紹介したりする。毎年苦々しく思うのは自分だけだろうか?マスコミももう少し考えて欲しい気がする。
昨日もお話しましたが、大分寒くなってきました。今朝は雲間から新雪を被った北アルプスが見えました。
浅間山も今日の午後になって初冠雪が観測されました。日に日に気温が下がり山野草の花も少なくなってきたこの頃です。
そんな時期にも元気は植物があり花を咲かせています。その多くは帰化植物です。セイタカアワダチソウに代表される帰化植物は今も元気に花を咲かせています。
昨年の秋、長野市の平坦部で見たハキダメギク。何とこんなに気温が下がった時期に戸隠で咲いています。標高900mほどの場所です。
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原産地は下記の解説にあるように、熱帯アメリカです。それが最低気温5℃くらいまで下がる今の戸隠に咲いているのです。戸隠はいくらなんでも熱帯ではありません。寒さにも耐えるようになってきているようです。
もう殆ど野菜を採り、何もなくなった畑の中に咲いているのですから驚きです。
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さすがに戸隠のハクダメギクは草丈が10cm位しかありません。でも花は一人前の大きさでした。
仕事中に道端で見かけて撮ってきましたが、こんなところに帰化植物が日本中に繁殖地を広げている理由があるのかと思い、か弱い日本在来の植物とはちょっと違うとも思いました。

WEBの図鑑より引用

ハキダメギク(掃溜菊、Galinosoga ciliata)とはキク科コゴメギク属の一年生植物。

熱帯アメリカ原産の帰化植物。高さ50cm程度になる。夏から秋にかけ、小さな花を咲かせる。道ばたや庭などに生える雑草。

花は枝の先につき、直径5mm程度。5枚の先端が3裂する短い白色の舌状花、および多数の黄色の筒状花からなる。葉は対生し卵形、縁は浅い鋸歯を持つ。

牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた。


明日の朝は又々今秋の最低気温を更新しそうな寒さです。そろそろコタツを出そうかと妻と話したところです。
近いうちに雪を被った山の写真をお目にかけたいと思っています。

カラクサケマン

ナガミノツルキケマンを投稿したところで、蔵出し画像です。カラクサケマン。帰化植物です。
撮影日は2008年4月30日。場所は長野市若穂山新田と須坂市高甫の境の峠道の脇でした。
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春先、天気が良く少し見晴らしの良い所で昼をしようと登った山の中腹。
ムラサキケマンが咲いているそばに、見慣れない色のケマンが咲いていました。どの図鑑にも載っていなく、ずっと調べていたところ、帰化植物のHPに解説がありました。
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カラクサケマン:ケシ科カラクサケマン属

ヨーロッパ原産の帰化植物で肥料に混じって移入したものか、明治後期に渡来したと言う
草丈は20〜35cm、葉は3回羽状複葉、花は長さ8mmほどの暗紅紫色、花茎に総状に集まって付く。
ムラサキケマンを小型にしたような可愛らしい花で晩夏から秋に開花して雑草扱いは気の毒。

分布 帰化植物(ヨーロッパ原産)
花期 8〜11月

私は長野県帰化植物図鑑と言う図鑑ももっていますが、記載はありません。綺麗ですが、これが帰化植物と言われるとちょっと複雑な感じです。

HPの解説に花の時期が「晩夏から秋に開花」とあるのが気になります。何でもニセカラクサケマンというのもあるらしいです。まだその花を載せたHPなどにたどりつけません。ことによったらこちらなのかもしれません。帰化植物は資料が少なく難しいというのが感想です。

ヒメイワダレソウ

今日、善光寺の境内を通り抜け東側の信号に停車した時、その右側に見慣れない花が群生しているのを見つけました。良く見たら左側にも一杯あります。
ここは小さな川が流れていて、土手になっているのですが、その土手一面に咲いているのです。思わず車をバックさせ、タクシーが停車している場所に止めて撮ってきました。
これは土手の下から上まで一面に広がっているその花です。
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帰宅してから図鑑を見ても、帰化植物図鑑を見ても記載がありません。やっとWEB上で見つけました。
何とヒメイワダレソウと言う帰化植物でした。
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下記の記述はそのページの開設です。
「イワダレソウの仲間で、南米、東南アジア原産。日本には昭和になってから渡来。地面を這う茎で、足の踏み場もないくらい密集する。砂埃や土壌の流出の防止、雑草の抑止ができることから、地被植物(グランドカバー)として注目されている」

全く解説の通りで、土手一面が覆われていました。地面を這う茎も良くわかります。
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花そのものは綺麗なものです。一輪の花の大きさはクローバー位の大きさです。薄ピンクの小さい花がいくつも集まって一つの花になっています。
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しなの帰化植物図鑑と言う図鑑にも記載がないくらいですので、それ程県内では多くはないのかと思います。
クマツズラ科だと言うことで、その科名でも調べましたが、しなの帰化植物図鑑にはありません。
上の解説にあるように、砂埃や土砂の流出防止、雑草の抑止に効果があるということですので、人為的に持ち込まれたものだと思います。多くの帰化植物は人為的に持ち込んだものです。
果たして色々効果があるからと言って、安易に外国の植物を持ち込むのはいかがなものか?
今日も又少し考えさせられる日です。

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