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http://www.asahi.com/culture/update/0217/OSK201102170090.html
宮内庁は17日、第15代応神天皇の陵墓に指定している応神陵(誉田御廟山〈こんだ・ごびょうやま〉)古墳(大阪府羽曳野市)への立ち入り調査を、日本考古学協会など考古・歴史16学会に許可すると発表した。24日に実施される。学術調査の要望に応え、宮内庁では2008年の五社神(ごさし)古墳(神功皇后陵)から年1回の調査を許可してきたが、古代天皇陵への立ち入りを認めたのは初めて。 今回、調査が許可されたのは、墳丘本体を巡る濠(ほり)を取り囲む内堤部分。市教委などの資料によると、墳丘と内堤・外堤は葺(ふ)き石で覆われ、円筒埴輪(はにわ)列が配置されていたらしい。立ち入り調査で発掘や採集はできないが、推定約2キロの内堤を歩いて一周し、形状などを観察する。墳丘本体の立ち入りは「濠を渡るための安全性が確保できていない」として認められなかった。 応神陵古墳の推定築造は5世紀前半。墳丘部は全長425メートル、高さ36メートルの国内第2位の前方後円墳。墳丘の土の総量はダンプカー17万台分。表面積や体積では、世界最大級の墳墓とされる大山(仁徳陵)古墳(堺市、墳丘長486メートル)を抜き、国内最大になる。世界遺産暫定リスト入りした「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」の一つ。被葬者とされる応神天皇は実在が濃厚な大王とされる。いわゆる河内王朝の始祖とみる説もある。 宮内庁は陵墓指定された古墳について「御霊の安寧と静謐(せいひつ)を守るため」として一般の立ち入りを禁止しており、学会側は05年に学術的に重要な陵墓11基を指定して要望。宮内庁は08年から許可を出し、これまで3回、計4基の陵墓・陵墓参考地への立ち入りが実施された。 |

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