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今日は次男と二人、新潟県十日町市にある松之山地区・松代地区・中里地区で棚田と里山の撮影をしてきました。
撮影の目的は、日本カメラ社からの宿題「消えゆく農村」を撮ってくる事。
本来なら1泊で撮影してくる仕事量なのだけど・・・
昨日は雨だったし・・・
次男も一緒に撮影に行きたい と言っているし・・・ (長男は山岳部の学徒大会で、今日は雲取山の中に居るでしょう)
それなら朝5時出発と言う事で、撮影強行軍をやってきました。
朝5時出発で、帰宅したのが夜7時・・・
たかが大判カメラ シノゴ 10枚の撮影なのに、14時間の強行軍となりました。
持ち出したカメラは大判カメラのシノゴ(4×5)一式。
シノゴの テクニカルビュー ホースマン と 組み立て暗箱(ウッドビュー) タチハラ の2台。
レンズは富士フィルムの 90mm、150mm、250mm、400mmの 4本。
三脚はジッツオの 5型。
露出計はミノルタの スポットメーターF。
フィルムは 富士フィルム(リバーサルフィルム) VELVIA100(ベルビア100) シノゴ(4×5) 10カット分。
そしてブログに載せる為の デジカメ ・・・
こんな撮影機材で十日町市の松之山地区周辺の棚田・里山の「消えゆく農村」を撮影してきました。
今回持ち出した機材のシノゴ。
左が タチハラ 、右が ホースマン 。
8時に十日町の中里地区に到着します。
ここから撮影を開始。
10年〜20年前にシノゴで撮影したポジフィルムを見ながら、同じアングルで今の里山・棚田を撮っていきます。
(これが意外に地獄。 10年〜20年前と今、変わってしまった棚田を同じアングルで撮影・・・ この同じアングルを探し出すのが大変)
中里地区では、次男がこんな写真を撮っていました。
草に飛びついたアマガエル。
次男が撮影しました。
このアマガエル、すごーく面白い!!
よく撮ったモノです。
自分も狙えなかったモノですね。
感心しました。
次男もベテランのカメラマンです!!
次男曰く、「このアマガエル、フォトライブラリーで売るんだよ!」 との事。
うーんぬかりが無い(爆笑)
ここ中里地区の棚田には イモリ も居ました。
思わず狙っている二男です。
シノゴのホースマンで撮影中の自分。
これも二男が撮りました。
自分が知らないウチに狙っています。
油断があったモノじゃない・・・(^^ゞ
ここ中里地区で撮影が完了した後、松之山地区に入ります。
シノゴのホースマンをセッティング中の自分。
次男は自分の隙を見て狙ってきます。
気がついた時は、もう遅い状況・・・
まず、畦道に愛車ビックホーンを入れます。
こんな感じの畦道を走る愛車 ビッグホーン。
このあぜ道を1km走り、最後はバックで300m程畦道を走りました・・・
次男は、こんな感じでカエルや植物を狙っています。
この後、別の棚田を目指し林道を走ります。
十数年前の棚田。
今日撮った上と同じ棚田。
手前右の田んぼが休耕田となり死んでいました。
この、昔と今の差を撮るのが今回の撮影の目的。
昔は生きていた棚田。
でも、今は休耕田で死んだ棚田です。
次は、十日町市のパンフレット「松之山 棚田MAP」に掲載されている アマチュアカメラマン の人気スポットの棚田に移動します。
20年前の棚田。
松之山地区の代表的な棚田です。
今日撮った松之山地区の代表的な棚田。
2011年の東日本大震災と、その直後に発生した長野地震で壊滅しました。
畔に亀裂が入り、崩れて壊滅。
でも復旧工事の結果、昨年、この様な感じで復活した棚田です。
松之山の「顔」の棚田なので、十日町市の復興予算を投入し生き返った棚田です。
田んぼの枚数、形は変わってしまいましたが、何とか昔の雰囲気を復活させ、田植えを行いました。
これも、消え去る農村の一つ。
でも、まれに復活もある生き証人です。
今日、ここの棚田に行くと、パジョロミニ?で撮影に来ていた先客のアマチュアカメラマン2人が居ました。
これはマズイ・・・
彼らは、この棚田を真剣に狙っている・・・
と感じたので、15分で撮影を切り上げ撤退した。
シノゴを持ち出すと、大抵は自分から「逃げ」に入ってしまうアマチュアカメラマン。
いいポイントで彼らが撮影できなくなります。
それが分かっているから即刻撤退をしました。
別の棚田では・・・
20年前、川岸にある田んぼ。
今日撮った、同じ田んぼ。
奥の田んぼが死んで消えています。
中央部の田んぼも死んでいる様子。
この後、昼飯の弁当(嫁さんが作ってくれました)を次男と二人で食べ、松代地区に入ります。
(おせいじではなく美味い弁当でした)。
15年前の松代地区の棚田。
今日撮った上と同じ棚田。
ほとんどの棚田が荒廃し死んでいます。
棚田の畦道で撮影をしている二男。
最後に、もう一度松之山地区に入ります。
松之山地区の一番奥、大厳寺高原付近の棚田。
いまだに雪が棚田を覆ています。
深い所では50cmありました。
その雪で遊ぶ次男。
大厳寺高原の麓にある集落。
茅葺き屋根の民家とヤギ。
このヤギは雑草を食べています。
これも、この地区の人の知恵。
草刈りにヤギを利用しています。
こんな感じで十日町市松之山地区・松代地区・中里地区の撮影が完了しました。
それにしても、日本カメラ社からの宿題「消えゆく農村」、今年中に完了するのかな・・・?
来年まで持ち越しになるかも・・・ (*_*) |
写真撮影(大判&フィルムカメラ)





まだ雪が残っているとは驚きました。かえるを写したシャッターチャンスは、見事です。やぎの写真は、半世紀前を彷彿とさせますね。ナイス!
[ 照 ]
2013/5/13(月) 午前 7:47
ほぉぉう…
カエルの写真、見事な瞬間を撮りましたね。さすが。狙って撮れるものじゃないですよねー。
美しい棚田風景、同じところを時間を経て撮影するのもとても意義のあることですね。変わらずにあって欲しいものですが、なくなっていってしまうのは寂しいです。
2013/5/13(月) 午後 6:48
こんばんは。
十日町の撮影から無事帰還されたようですね〜
わずか十数年の間に、耕作が維持できている棚田が少しずつ減っているんですね・・・・・
“わずか十数年”といっても、耕作されている農家の方にとっては、10年も歳をとってしまうんですよね・・・・・
経済性優先の時代に、観光資源としてではなく、純粋に生産の現場として棚田を維持していくことは大変ですよね。
現代日本は、どのようにして伝統の農耕文化と共生する道を探せば良いのでしょうか???
フル装備での撮影旅行、おつかれ様でした!
2013/5/13(月) 午後 6:56
撮影お疲れ様でした。
棚田すっかり変わり果ててしまいましたね・・・。
寂しい限りです。
次男君の被写体探す目はたいしたものです。
カエル君とってもいいですね。(^O^)
最後のヤギの写真がすごくいいな〜。
草刈りの代わりに食べさせてるなんて面白いです。
[ nagisa ]
2013/5/13(月) 午後 8:52
照さん、ここ松之山の山間部はこの時期でも雪が残っています。
なので、この周辺の棚田は5月下旬にならないと田お越しができません。
日本有数の豪雪地帯ですから。
この冬も、松之山中心街の一部では積雪が4mありましたから。
>やぎの写真は、半世紀前を彷彿とさせますね。
自分もそう思いました。
でも、今後継者が居ない時代なので、やぎを使うようですよ。
原点回帰なのでしょね。
2013/5/13(月) 午後 9:02
>カエルの写真、見事な瞬間を撮りましたね。さすが。狙って撮れるものじゃないですよねー。
自分もそう思いましたよ。
次男の目線は、大人の自分達と違います。
子供ならではの目線ですよね。
>美しい棚田風景、同じところを時間を経て撮影するのもとても意義のあることですね。
20年間撮り続けたからこそできる芸当です。
でも美しい棚田が消えるのは寂しい事ですよね。
日本の原風景なのに・・・
残してもらいらいたいけど、後継者が居ないと難しいです。
ここ松之山は、稲作以外の産業が無いです。
冬になると仕事が無く出稼ぎに行かないと・・・
こんな生活だから、若者が居なくなるのです。
そして後継者不足になり・・・
棚田や里が無くなっていくのですね。
2013/5/13(月) 午後 9:07
>わずか十数年の間に、耕作が維持できている棚田が少しずつ減っているんですね・・・・・
>“わずか十数年”といっても、耕作されている農家の方にとっては、10年も歳をとってしまうんですよね・・・・・
そうなんですよね、nakabayashiさん。
十数年で棚田が消えてしまっています。
後継者が居ませんから。
で、農家の方も十数歳年をとっていますからね。
手作業の稲作が年のせいで出来なくなっています。
この様な棚田は大型の耕作機械が入りませんから、すべて手作業になります。
年をとったら手作業は出来ませんよね。
それに国の減反政策・・・
これでは農家の方々も稲作を止めてしまいます。
減反ではなく、もっと稲作を推進すべきだと思います。
自給率が低すぎる先進国 日本 なのですから。
2013/5/13(月) 午後 9:13
>棚田すっかり変わり果ててしまいましたね・・・。
>寂しい限りです。
nagisaさん、日本の原風景 美しい棚田 が消え去るのは寂しいものです。
でも、棚田が消え去るのが現実です。
後継者が居ません。
農家の方も歳をとってしまいました。
その上減反政策・・・
これでは棚田の里が滅亡するだけです。
これが便利さ・効率を最優先した結果ですね。
国も悪いし、消費者も悪い。
安い外国産のモノを好んで買う・・・
これでは、日本は自給自足できませんよ。
それを訴える意味でも、今の撮影は意義があると思っています。
だから、「宿題」なのでしょう・・・
うまく宿題がこなせるかどうかわかりませんが・・・
でも撮らないと訴えることが出来ません。
>最後のヤギの写真がすごくいいな〜。
>草刈りの代わりに食べさせてるなんて面白いです。
昔は当たり前の景色(だったと思う)。
でも、今は後継者が居ないので草刈りも出来ません。
だから「原点回帰」したのでしょう。
秩父鉄道でもヤギを飼っていますよ。
線路の草刈りの為に・・・
2013/5/13(月) 午後 9:27
次男さんの1枚目の写真,理屈抜きに「うまい!」と思いました。
棚田の荒廃,ひどいものです。
いまだにヤギを飼っているなんて・・・。
[ abesan11 ]
2013/5/13(月) 午後 9:52
こんばんわ。
2〜3前、よく新潟に宿泊することがあったので、棚田は一度訪れてみたいな〜と思っていたのですが…
何枚か“死んでしまった棚田”があるのですね。う〜む、残念。
2013/5/13(月) 午後 10:00
abesan11さん、次男の目線は素晴らしいです。
子供ならではの目線ですよ。
自分は無理ですね。
棚田の荒廃は目に余るものがあります。
後継者が居ませんし・・・
減反政策ですから。
国は自給自足ができなくてもいいのかな?
「米は守る」なんて阿部総理は言ってますが、それなら減反政策を止め、「楽しい農業」が出来るような政策に転換するべきです。
ヤギ・・・
ここ最近なのでしょう。
人出が無いので原点回帰なのだと思います。
2013/5/13(月) 午後 10:03
ハニワ先生、一度ここの松之山に訪れるのをお勧めします。
松之山温泉に泊まって・・・
棚田がだいぶ消えましたが、それでも素晴らしい棚田の山里が沢山残っています。
今のうちです。
日本の原風景を満喫するのは!
2013/5/13(月) 午後 10:05
カクさん、こんばんは。

次男くんのカエルはイイですね!
お見事!の決定的瞬間です
これは売れそうな予感がします。^^
棚田も20年経過してしまうと、荒廃になってしまうのですね・・・う〜ん、残念。
写真で撮っておいたのは正解ッス
[ じゅん ]
2013/5/14(火) 午後 8:23
>次男くんのカエルはイイですね!
>お見事!の決定的瞬間です
じゅんさん、このカエル自分も撮れませんね。
次男を含め、子供の目線はスゴイです。
次男アッパレ! ですね(親バカだけど・・・)。
棚田も20年の年月は、何もかも変わってしまいます。
悪い方に変化してますね。
後継者が居なくて棚田が無くなてしまう・・・
今の農業の実態ですね。
国の政策を変えてもらわないと・・・
2013/5/14(火) 午後 10:19
消えゆく田園風景、二男さんの着眼点、しっかり見つめていますね。
素晴らしいカメラマンになられますね。
先行きが楽しみ〜〜♪
棚田は今の季節が一番いい時ですか?
田んぼに水が入った風景・・・
消えゆく棚田、勿体ないですが、これも時代でしょうか!
ナイス!棚田
2013/5/18(土) 午後 11:29
シルクさん、次男の着眼点はスゴイと思いましたよ。
この時期の棚田、早いところでは田植え、遅いところでは残雪で田お越しもできず・・・
この差を見てるのも面白いですよ。
後継者が居ませんから、棚田は消えていく運命でしょう。
2013/5/19(日) 午前 7:41