|
追記:盆休みにFC2ブログに引っ越しをしました。
FC2ブログにおけるこの記事のアドレスは下記の通りです。
↓
今日、埼玉県比企地域は雨・・・
午後は天気が回復に向かうようですが・・・
さて、ゴールデンウィーク中に大判カメラのシノゴで撮った 里山景色 のフィルム、プロラボ(現像所)から上がってきました。
↓
使用したカメラは・・・
左が組み立て暗箱(ウッドビュー)のタチハラ フィルスタンド45。
レンズは4本とも富士フィルム製。
フジノンT400F8(フルサイズ一眼レフ 110mm相当)
フジノンW250F6.3(フルサイズ一眼レフ 85mm相当)
フジノンW150F5.6(フルサイズ一眼レフ 45mm相当)
フジノンSW90F8(フルサイズ一眼レフ 24mm相当)。
露出計は、入射光反射光兼用(セコニック)と、
スポット測光専用(ミノルタ)の2台。
フィルムは、富士フィルムのVELVIA100(ベルビア100)。
三脚はジッツオの5型。
アオリも駆使して撮影しています。
↓
アオリについて2 http://blogs.yahoo.co.jp/kakusan_no1/11732864.html
早速、現像上がりのポジフィルムの画像をアップします。
1枚目は村の鎮守様。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=200。
F=2.8 S=1/220秒。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=16 1/2、S=1秒
カメラ:ホースマン、レンズ:90mmF8
アオリ:レンズのライズアオリ(レンズ上方移動)。
本殿の屋根を露出の中心値としています。
ライズアオリの効果は、左手の大木を見れば一目瞭然。
見上げる構図なので、デジカメでは大木が傾いて写ります。
当然の事ながら近くが大きく遠くは小さく写る結果。
シノゴでは大木が見たままの垂直に写ります。
2枚目も村の鎮守様。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=200。
F=2.8 S=1/300秒。
大判カメラのシノゴで撮ったポジフィルム。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=16 1/2、S=1秒
カメラ:ホースマン、レンズ:90mmF8
アオリ:レンズのライズアオリ(レンズ上方移動)。
石段を露出の中心値としています。
手前2本の大木を見れば、ライズアオリの効果が一目瞭然。
3枚目がこいのぼり。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=200。
F=5 S=1/750秒。
大判カメラのシノゴで撮ったポジフィルム。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=16 1/2、S=1/15秒
カメラ:タチハラ、レンズ:250mmF6.3
アオリ:レンズのライズアオリ(レンズ上方移動)。
PL(偏光)フィルター使用。
4枚目は里山田んぼ。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=200。
F=6.4 S=1/550秒。
大判カメラのシノゴで撮ったポジフィルム。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=22 1/2、S=1/8秒
カメラ:タチハラ、レンズ:250mmF6.3
アオリ:アオリ操作なし。
5枚目が不気味な溜池。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=200。
F=2.8 S=1/105秒。
大判カメラのシノゴで撮ったポジフィルム。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=22、S=1秒
カメラ:ホースマン、レンズ:90mmF8
アオリ:アオリ操作なし。
6枚目が里山雑木林。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=200。
F=2.8 S=1/240秒。
大判カメラのシノゴで撮ったポジフィルム。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=22 1/2、S=1/4秒
カメラ:ホースマン、レンズ:90mmF8
アオリ:アオリ操作なし。
7枚目が里山田んぼの畦道。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=200。
F=3.2 S=1/350秒。
大判カメラのシノゴで撮ったポジフィルム。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=22 1/2、S=1/4秒
カメラ:ホースマン、レンズ:90mmF8
アオリ:ベッドダウン+レンズチルト(レンズフォール効果)。
偏光(PL)フィルター使用。
8枚目が里景色。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=200。
F=3.1 S=1/220秒。
大判カメラのシノゴで撮ったポジフィルム。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=22 1/2、S=1/4秒
カメラ:ホースマン、レンズ:150mmF5.6
アオリ:アオリ操作なし。
偏光(PL)フィルター使用。
9枚目が小さな藤咲く里景色。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=100。
F=5 S=1/420秒。
大判カメラのシノゴで撮ったポジフィルム。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=16、S=1/30秒
カメラ:タチハラ、レンズ:90mmF8
アオリ:レンズフォール+フィルムスイング。
このシノゴのフィルムをスキャンした画像ではよく分かりませんが・・・
スイングをする事によって背景のボケ味を変えています。
藤の後ろの民家と里山のボケを大きくし、
右奥の民家と里山のボケを少なくしています。
藤の後ろが大きくボケる事で藤を引き立て、
右奥のボケを少なくすることで奥行きを出すようにしました。
10枚目が村の鎮守様。
デジカメで撮った画像。
プログラム露出でISO=100。
F=4 S=1/200秒。
大判カメラのシノゴで撮ったポジフィルム。
フルマニュアルで、単体露出計スポットメーターで測光。
ISO=100、F=22 1/3、S=1/2秒
カメラ:タチハラ、レンズ:90mmF8
アオリ:アオリ操作なし。
アオリ操作無しなので、1枚目・2枚目の手前の木と比べると
右手前の木の傾きの違いが分かると思います。
ライズアオリを使用すると、見たまま様に木が垂直に立って写ります。
ライズアオリを使わないと、デジタル一眼と同様木が斜めに写る、
(近くが大きく遠くが小さく写る)という当たり前の現象です。
その違いが1枚目・2枚目のフィルムと
10枚目のフィルムの写り方の違いです。
こんな感じのポジフィルムの現像上がりでした。
ただし、ポジフィルムスキャンしたので、イマイチ画質が悪いですが・・・
さて、シノゴ(大判カメラ)の醍醐味は、画質が良いこと。
フィルムの一コマが大きいですからね。
シノゴの醍醐味のもう一つがアオリ操作ですね。
シノゴ醍醐味の最後は、フルマニュアルカメラである事。
すべての操作と露出値を自分の頭の中で考えセッティングしていくのが楽しいです。
35mmフィルムとシノゴのフィルムの大きさ比べ。
右が35mmのポジフィルム(VELVIA100)
35mm判の1コマがフルサイズデジタル一眼レフの受光素子と同じ大きさ。 左がシノゴ(4×5インチ)のポジフィルム(VELVIA100)。
1コマの大きさの差が一目瞭然。
一コマの画質の差は・・・
同一銘柄のフィルムに塗布されている乳剤は同じ。
と言う事は、1平方センチメートルでフィルムを見ると
乳剤の粒子の数(デジカメでは画素数)は
フィルムの大きさに関係なく同じ。 例えば、1平方センチメートル(1×1cm)当たり
200万個の粒子(200万画素)とすると、
35mm(3.6×2.4cm)判は1728万個(1728万画素)。
シノゴ(10.2×12.7cm)判は25908万個(25908万画素)
となります。
これが、1コマの面積が大きいシノゴの画質の良さとなります。
とりあえず10カット分(2枚ずつ撮っているから20枚)全て失敗はしませんでした。
デジカメでシノゴで露出値の差がありますが、これは自分のイメージで露出値を決定させた結果(デジカメでは露出補正をかけたのと同じ状況)です。
20シート(20枚撮り)で、フィルム代は8700円、現像費が8400円でした。
フィルム代の値上げがあったけれど、現像費は据え置きのままでした。
でも20シートで、17100円もかかります。
やはり1枚たりとも失敗が許されないシノゴですね。
おしまい!!
|
全体表示





こんにちは。
なかなか奥が深いですが、マニュアルの面白さは理解できます。それにしてもお金がかかりますが、それだけのものはありますね。
2015/5/16(土) 午後 1:45
こんにちは〜
良く解らないけど違いは素人なりに解りますw
これからも良い写真撮って下さい!
2015/5/16(土) 午後 3:25
こんにちは、なんとも奥が深いものですね〜私には私でも使えるカメラこれが一番です?nice本当に違いが凄すぎます・・
[ - ]
2015/5/16(土) 午後 5:42
こんばんは〜
シノゴで撮影した里山風景の写真が出来上がったんですね。
アオリの効果がよくわかりますね。
デジカメ写真との比較も楽しいです。
極めて高画質で撮影できるのも、大判カメラの魅力ですね。
2015/5/16(土) 午後 7:54
徒然安さん、マニュアルの面白さは格別です。
フルマニュアルのフィルムカメラを手懐けるのは快感は最高ですね。
それも失敗をさせないで・・・
だけど、シノゴでかかる金額は馬鹿になりません。
でも高額なフィルム代と現像費を払っても、最高の写真が出来ると報われます。
2015/5/16(土) 午後 8:57
おてるさん、フィルムを本気でやらないとわからない領域かもしれません。
自分もここまで来るのに10年はかかりましたから・・・
2015/5/16(土) 午後 9:00
安芸太郎さん、大判カメラは奥が深いです。
フルマニュアルカメラですから、撮る人の人柄がまともに現れます。
だからこそ面白いんですよね。
2015/5/16(土) 午後 9:17
nakabayashiさん、アオリ操作ができる大判カメラは楽しいです。
デジカメと比較するとわかりやすいかな と思って並べてアップしてみました。
シノゴの質感は、今のデジカメには追従できな絶品です。
2015/5/16(土) 午後 9:19
いつも思っていることですが,色調がフイルム映画と同じですね。当たり前ですが。
[ abesan11 ]
2015/5/17(日) 午後 7:30
abesan11さん、35mm判やブローニー判、大判のポジフィルムの色調はフィルム映画と同じですね。
両方とも「ポジ」のフィルムですからね。
2015/5/17(日) 午後 8:29
色が鮮やかで濃い感じがします。
デジカメとの比較、興味深いですね。
でも現像代など費用がかかりますね〜。
その分仕上がりの楽しみなどは格別なのでしょうね。
[ nagisa ]
2015/5/17(日) 午後 10:34
同じ鎮守様が、カメラによって違った表情を見せてくれましたね。溜池の青紫色が、なんとも神秘的です。
写真家のカクさんの作品に、ナイス!
[ 照 ]
2015/5/18(月) 午前 6:05
nagisaさん、やはりポジフィルムは色の鮮やかさ・色合い・質感が良いものです。
デジタルでは表現できないですね。
それがアナログのポジフィルムの良さだと思います。
デジタルの画像は固くて・・・
フィルムの柔らかい質感が好きですよ。
ただ、大判カメラを使うと、フィルム代と現像費がバカになりませんが・・・
だからこそ、失敗させないように細心の注意を払うので、出来上がりは格別なものです。
2015/5/18(月) 午後 9:23
照さん、フィルムとデジタルの表情の違い、質感の違いが画像を並べるとよく分かります。
どちらがいいかは、見る人・撮る人の考え方次第。
自分はフィルム時代の人間ですから、やはり最後に行き着くところは大判カメラによるポジフィルムの写真なんですよ。
>溜池の青紫色が、なんとも神秘的です。
これこそがポジフィルムの強みです。
デジタルでは表現しきれません。
ただ、デジタルの強みは編集ソフトを使って、画像を自分好みに編集できるところ・・・
編集すれば、ポジフィルムと同等な表現はできます。
自分的には、編集した画像を「自分の作品」とするのが嫌いで・・・
撮ったままの画像を「自分の作品」とするのが理想・・・
その理想を最大限に表現できるのが大判カメラのポジフィルムです。
シャッターを切った瞬間ですべてが決まる・・・
現像後のフィルムは加工できない・・・
それが本当の「自分の作品」なんですよ。
撮った後に編集ソフトで画像を加工して「自分の作品」とするのが嫌いなんです。
修正のできないフィルムの時代に育った人間ですから・・・
2015/5/18(月) 午後 9:35