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吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者

日記

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 あまりアンサンブル(室内楽)には詳しくないのですが、以前から良質なアレンジが多いと聞いていた「ニューサウンズインアンサンブル」のシリーズを聴くようになりました。その中でも 「プリンセス・プリンセス・メドレー」が作曲(奥居氏)、編曲(岩井氏)、演奏(TKWO)ともに素晴らしいのです。

 伝説なガールズバンド「プリンセスプリンセス」の代表曲から「ダイヤモンド、Oh Yeah、世界で一番暑い夏」の3曲のメドレーとなっています。木管8重奏にリズムセクションを加えた編成となっています。これに日本最高峰のハチロクバラードである「M」が入っていたらいうことなしなんですけどね。リアルタイムではありませんが、プリプリのファンでもあります。また作曲の上では、勝手ながら岸谷香さん(奥居香さん)の作風には親近感を抱いてます。

 この作品は、木管8重奏にリズムセクションということで演奏する機会はないかもしれません。ニューサウンズインアンサンブル自体も良質なアンサンブルを多く輩出しましたが、シリーズとしては続かなかった過去があります。シリーズが出された当時に吹奏楽部の顧問をされていた方もとても注目していた企画だったのに残念だったとおっしゃっていました。ただ、良いものを求める声は絶えることなく、いくつかの作品は再出版されています。

 私は「8重奏+リズムセクション」というのが、少子化のこの時代に合っていると思っています。そしてこのアレンジと演奏が1つの模範となると思っています。小編成作品やフレキシブルアンサンブルが人気の
今日の吹奏楽。ただ、超小編成のポップスで素晴らしい演奏というものが少ないのも現状です。
 初めてこのCDを聴いた時、アンサンブルとしてではなく、小編成吹奏楽のあるべき姿に感動しました。TKWOの木管は間違いなく日本トップです。特にサックスセクションの軽やかさはブラボーです。ぜひ一度、聴いてみてください。

吹奏楽と著作権

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 作編曲を本格的に学び始めた時にある作曲家の先生から著作権のことはしっかり学んだ方が良いと言われました。法律の本を読んだり、著作権教室のウェブサイトを見たりしました。


 吹奏楽部の指導の現場にいると著作権との絡みが出てきます。
 例えばコンクールを運営した場合は著作権使用料が発生しますから連盟が申請しています。各校で有料の演奏会を開く際には著作権使用料がかかります。プログラムに歌詞を掲載すると言った場合も同様です。

 困ったのはアンサンブルコンテストにおける編曲許諾問題です。近年、フレキシブルアンサンブルが増えて生きておりアンコンの地区大会においてもたくさん見かけるようになりました。フレキシブルというだけあって編成に幅があるのは現場としてはありがたいことです。
 ただ、フレキシブルを誤解している顧問の先生がいることも事実です。
例えば、フレキシブル3重奏だとしましょう。パート1(フルート、クラリネット)、パート2(クラリネット、アルトサックス)パート3(バスクラリネット、バリトンサックス)というパート分けの場合はこの中の組み合わせでしか演奏ができません。勝手にパート1をソプラノサックス、パート3をテナーサックスにしようと変えてはいけないのです。当初、書かれている編成を変えることは「編曲」にあたります。著作権者(作曲者や出版社)に許諾を得る必要があります。このときにあっさりと許可を貰える場合、許可を貰えない場合、許可を貰えても代金を支払う必要がある場合などに分かれます。これらの手続きを経てコンクール・コンテストの申し込みをすべきなのです。


 本校の吹奏楽部は人数が少ないことから出版されている既存の編成での演奏が難しい状況にあります。楽譜を書き換えようという現場の顧問の先生の思いもよく分かります。ただ、その際は「編曲許諾」を得るようにしています。夏の吹奏楽コンクールでは、ほぼ毎年編曲許諾の手続きをしています。連絡先が分かる場合は、直接連絡をします。分からない場合は事務所、後援会、ファンクラブなどを通して連絡したこともあります。


 今年は、有名なアニメーション映画で使用されている曲をつなぎ合わせて演奏したいと思っています。著作権者の連絡先が分からなかったのでジャスラックのインフォメーションデスクに電話をしました。作品コードを伝えると著作権者の電話番号を教えてくれました。その電話番号にかけみると、事務の方が出ました。事情を話すと楽曲の著作権管理を担当している方に取り次いでくれました。「中学校の吹奏楽部で本校の編成に合わせて編曲したい。出版目的ではないこと、本校の演奏会で演奏会で披露することが目的であること」を伝えました。すると、とても気さくな様子で「何の曲ですか?学校現場で使うのでしたら、どうぞ」ということでした。「使用料などはどうしますか?」と尋ねると「編曲に伴う対価このような場合は、結構です。」「演奏にかかわる使用料は?」と続けて尋ねると「演奏会の形式に合わせてください。そのあたりはジャスラックに任せています」とのことでした。
 数分の電話であっという間に「編曲許諾」を得ることができました。特に今回はコンテストのためではないので許諾書も必要ないので電話のみという形になりました。今回の演奏会では、出演者や指揮者などに報酬が支払われない、なおかつ入場料も取らないケース、営利を目的としていないので手続きはいりません。音楽に関わるものだからこそ、著作権のことをしっかりと認識して扱っていきましょう。

「学校で音楽を使うとき」
http://www.jasrac.or.jp/park/inschool/#anc04

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 校区の小学校からの演奏依頼がありました。毎年、演奏する機会を与えてもらっておりますが、中学生にとっても母校での演奏は特別な思いになると思います。今日、演奏に伺った学校は私にとっても母校です。とても不思議な縁を感じます。
 毎年、しっかりとスーツを着て指揮をしているということもあって小学生や小学校の先生からは、すっかり「吹奏楽の先生」「指揮者の人」「音楽の先生」と思われているようです。彼らが中学校に進学してきたときにも、音楽の先生と思われていたようで誤解を解くのが毎年の恒例行事でもあります。

 私の本業は「国語の先生」です。音楽の免許は持っておりませんので音楽の授業をすることは、原則としてできません。

 人生の中で音楽にかけてきたエネルギーはものすごいですし、指揮者は目立ちますから誤解されるのはしょうがないことです。だからこそよく聞かれるのが「なんで音楽の先生」をしていないのか、ということです。理由は3つあります。

理由
「ピアノが下手である」

 下手なら練習すれば良いということになりますが、ピアノという楽器を演奏することにモチベーションが上がらない現在です。ごく稀にピアノでステージに上がるときは大変なことになります…。
 ピアノが苦手な音楽の先生もいますが、採用試験のことを考えると厳しいです…。


理由
「吹奏楽についてはちょっと詳しいが音楽全般に詳しいわけではない」

 音楽は広い。作編曲だってまだまだ未熟物です。

理由
「言葉の大切さを教えたいという思いが強い」

 国語教育への思いが強くあります。



 以上の理由から私は音楽の先生になりませんでした。でも、吹奏楽部の指導や学校行事における合唱練習での指導を通して音楽のすばらしさを伝える機会はたくさんあります。国語を極めるからこそ音楽に還元される部分もたくさんあります。
 音楽大学を出ていないので勉強不足な点があります。だから今年も「吹奏楽ゼミナール」を申し込みました。もしよかったら、名古屋で会いましょう。

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 アンサンブルコンテストの地区大会が開催されました。
 諸事情によりいつもと違う関わり方でのアンコンの参加となりましたが、いつも通りなのは自校の演奏曲目です。部員一人ひとりに合わせたオーダーメイドになります。
以前の記事にも書きましたが、金管・打楽器8重奏は「邪道スタイル」となりました。自分としても今までに書いたことのない曲想ですが、それだけワクワクしていました。

スコアに書いた解説を全文のせておきます。

 いつもとはだいぶ違う作風です。「前向きで親しみやすく明るくキラキラした感じがする」と私の作品を聴いてくださった方は言ってくださいました。そういった方々を良い意味で裏切る作品です。この長い題名に意味はありません。なにかを描写したわけでなく、思いつきのままに音を重ねました。急に長調になる場面がしいて言えば私らしさでしょう。作曲している段階においてある先生には、「ドロドロしながらも最後はコラールで、天使の響きがして終わるのが良い」と言われ、ある先生には「変拍子があるといいんじゃないですか?」と言われ、ある先生には「いつもと違う作品を」と言われました。すべてのアドバイスに感謝します。そして、中学生のみなさん!この曲を自分なりに解読してください。方程式の解き方は1つ
ではありません。ただし、自らの影(翳)は本当のことを知っているものです。

 結果は「銅賞」となりましたが、一石を投じるそんな演奏になったと思います。
金管の審査員からは技術点は低いものの表現点で高くつけてもらえました。また、打楽器の審査員からは金賞団体と同じ点数をつけてもらうことができました。(一方で参加団体の中で最低点となった審査員もいます。ただこれが今の実力です。)

 これは吹奏楽連盟の理事の先生から聞いたのですが、審査員の中でもこの作品のタイトルなどが話題になったそうです。ある先生からは「この作品のフレックス版はいつできますか?」と面白い冗談をかけてもらいました。当たり前ですが、ハーモニックパイプは印象が強かったですね。ある先生には自分から「変な曲を書きました」と言ったら「見れば分かる」と切り返されました。大会の度に「異端」であることを実感するばかりです。

久々の嬉しいお話

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 なにかと良くない状況が続いています。
精神的にも身体的にも若干やられ気味の数ヶ月です。
ただこんな自分でも支援してくれる人やついてきてくれる子どもたちがいます。
それだけでも充分に幸せなことだと実感しています。

 自治会の運動会が昨日あり、校区の中学校吹奏楽部が演奏をするというので応援に行きました。
毎年、ちょっとだけ顔を出しているわけですが、そこで嬉しいお話をいただきました。
正式なお話はこれからになりますが、ある曲の吹奏楽編曲の依頼です。
ちょうど私自身もその曲をオフィシャルに吹奏楽編曲できないものかと考えていました。
私の作品を最近、あちこちで演奏していたのですが、それが1つのきっかけとなりました。

 指揮者やバンドディレクターとしてではなく、作編曲者として声がかかるのは嬉しいですね。
正式なお話がきたら一生懸命持てる力を注いでいきたいと思います。


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