Grad-Stage

人と組織との結びつきを化学するコンサルタント

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 野依良治先生−2001年ノーベル化学賞受賞者−と15分間会話しました。一対一です。

 野依先生は今、理化学研究所の理事長です。サマー・サイエンスキャンプ(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/20020360.html)の懇親会にいらっしゃりました。私もそこに居合わせていました。

 『今日は、理事長のご好意により、ノーベル化学賞のメダルを用意しました』というアナウンスが流れた瞬間、会場が沸きました。高校生のテンションが上がりました。いや、高校生以上にテンションが上がった人間が少数いました。研究室の先輩と私です(笑)。高校生は一列に並んで、順番にメダルを手にしました。そのとなりで、私たちは、「俺たちも並べないか」と思考を巡らせていました。そして、最後の高校生がメダルを手にした後、「僕たちも触っていいですか?」とカメラマンの人にオファーしてみました。

 「いいですよ。」

 その一言で、私たちのテンションは最高潮に!

 メダルは、、、思ったより軽かったです。でも、自然と笑顔を引き出してくれる魔法のメダルでした。あまりにはしゃいでしまった私は、カメラの前でポーズ。メダルを片手にひょいっと持ってみました。カメラのシャッターが切られるのを待ってみましたが、一向にシャッターが切られる気配は無く、カメラマンからポツリと一言。

 「落としちゃうから、両手で持って。」

 どうも失礼しました。

 その後、高校生と会話しつつ、野依先生と会話するタイミングを見計らいました。そして、ついにチャンス到来。野依先生が人ごみから離れ、から揚げを取りに向かったところで詰め寄りました。

 「あの・・・握手してもいいですか?」

 野依先生は、快く握手してくれました。そこから、夜の活動で鍛えたコミュニケーション能力をフルに活かしました。まずは自己紹介。大学院から東大に来た経緯、理化学研究所で学べることの喜び、今回のサマー・サイエンスキャンプに参加させていただけたことへの感謝を述べました。私が一風変わった人間だったためか、よくわかりませんが、野依先生から直々に、『研究の進め方』を伝授させていただきました。

 会話の終盤、なぜか話が思わぬ方向へ流れました。

 「○○するのがよい、○○するのがよい。だけど、○○することは企業ではできない。」

 思わず、キョトンとしてしまった。「あの、なぜ私が就職活動か博士課程進学かで悩んでいるのを知っているのですか?」そんな疑問を彷彿させる会話の流れであった。何も言葉を発することができなくなった自分。野依先生を見てはいたが、顔だけを笑わせていた。私は、「よく考えておきます。」としか言えませんでした。何かを言い切ったかのように、野依先生はゆっくりと元いた場所に戻っていった。

 今でも分らない。『M1の学生には必ずと言っていいほど、博士課程進学をすすめている』というのが、考えられる理由の一つだが、それにしても、腑に落ちない。野依先生は、私から何か迷いを感じとったというのだろうか。初対面である私から・・・・?

 野依先生と話せた時間は、およそ15分。かけがえのない貴重な時間を送れました。


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遠倉和馬
遠倉和馬
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