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人と組織との結びつきを化学するコンサルタント

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自分ルール

大学1年次からずっと守ってきたルールがある。それは、『自宅で化学の勉強をしない』ことだ。

化学の勉強をする場所は自宅以外とする。例えば、図書館、ファミレス、研究室を勉強場所としている。自宅と勉強場所をくっきり分ける。それは、仕事とプライベートをしっかり分けることを意味する。仕事を家に持ちこむお父さんにだけにはなりたくないと昔から念頭に置いていたので、意識的に自宅と勉強場所を分けていた。

そんなルールも今、崩壊しつつある。きっかけは、iPhone4 を手にしたことだ。研究室からのメールもiPhone4 でなら容易に返信できる。添付されて送られてくるWord・Excel・PDFファイルも閲覧可能だ。自宅のパソコンではメールもファイルも一切見ることはなかったのに、iPhone4 を購入してからはついついチェックしてしまう。

しかし、よくよく考えてみれば、現時点で仕事もプライベートもなにも無いように感じられる。私は研究室で小説を読んだりしている。研究室の本棚には、村上春樹の1Q84に始まり、NHKで放送されている龍馬伝の小説版が収められている。自宅でもよく本を読む。自宅本棚をのぞけば、自己啓発本・ビジネス書から英語の教材までびっしり存在する(写真は自宅本棚にある本のごくの一部)。ただ、化学だけは自宅で勉強したことがない。

本棚を見れば、その人がわかる。恋愛好きは恋愛小説を好み、科学好きは科学本を読み漁る。ビジネスに携わる人は自然とビジネス書が多くなるはずだ。ここで、研究室の本棚と自宅の本棚を見比べてみる。研究室の本棚も自宅の本棚も共通しているは、自己啓発本・ビジネス書・英語の教材が並べられていることだ。相違点はただ一つ。研究室の本棚にはあって、自宅の本棚にはない本がある。化学に関する本だ。

ここで、化学のみを『公』とし、その他−自己啓発・ビジネス・英語−を『私』と捉えてみよう。公の場−研究室−には『公・私』が共存し、私の場−自宅−には『私』のみが存在している。これは、公の場には私が侵攻しているにも関わらず、私の場には公の侵攻がないことを意味する。公が私で侵されるのには目をつむりつつ、私が公で侵されるのは頑なに拒否している。自分の甘さが露呈されている。

そして今日私は、自宅で化学に触れる。発表用スライドに手を加えた瞬間に、大学1年次から頑なに守り続けてきたルールの終焉を迎える。



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遠倉和馬
遠倉和馬
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