Grad-Stage

人と組織との結びつきを化学するコンサルタント

東大大学院生記 6月 2009

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

誕生日プレゼント購入

誕生日プレゼント

4年生の一人が誕生日を迎えます。ということで、誕生日プレゼントを用意しました。

大学生協内を散策していたとき、誕生日プレゼントにふさわしいものを見つけてしまいました。

『東京大学の歌(CD)』

東京大学の歌13曲入りのCDアルバムです。このCDを見た瞬間に、それに手が伸びていました。後輩の誕生日プレゼントはこれしかない。CDを衝動買いしたのは、これが初めての経験でした(笑)。

レジに並んでいるとき、隣にいた友達は、「そんなのもらってもいらないよね(笑)普通にギャグだし。」と、堂々と定員の前で暴露していました。私は、「彼は、東大に誇りを持っているはずだ。だから、これを受け取ったとき、彼は自然と涙を流すに違いない。こんなすばらしいプレゼントは他にないよ。」と、フォローしました。そしたら、店員から衝撃の一言。

『このCDを買うお客さんを見たのは初めてです。』

それもそうです。もらってうれしいかうれしくないかは個人的趣味によるかと思いますが、このCDの定価はなんと2800円です。レジを通った後に、「2800円は高すぎる」と少し後悔しました。



ちなみに、東大大学院入学式(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/14765519.html)では、東大のロゴ入りUSBメモリーが売られていました。定価は4000円。容量は1GB。中には、赤門と安田講堂の写真入り。4000円−1GBのUSBの料金−写真の価値=東大ブランドということです。

語る化学式

 『第3回院試模試 有機化学』を作成している(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/18330987.html)。今回の出題範囲は、「芳香族化合物とその反応」、「アルデヒドとケトン−カルボニル基への求核付加・アルドール反応−」です。

 この出題範囲にまでおよぶと反応機構が複雑になってくる。しかし、基本的なことが抑えられていると、そこから考えを応用できる。要は、基礎さえできていれば、覚えておかなければならない量が減る。人名反応でもそうである。出発物質と生成物を覚えておけば、途中の反応機構で覚えておかなければならないポイントが少なくなる。自分の頭の中で反応機構をクリエイトできる。

 『東工大のついでに東大に受かる方法』の『どのように勉強したか』(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/7687123.html)で書いたとおり、私は、『ソロモンの有機化学 上・下』を使用して有機化学を勉強しました。学部2・3年次から使用していたので、計5回は読み返したと思います。

 ここまで、有機化学を勉強すると、出発物質を見た瞬間に、生成物までの経路が頭の中に浮かんできます。有機化学は暗記科目であるとよく言われますが、私にとっては、有機化学は感じる科目である。こういう言い方をするととても気持ち悪いかもしれませんが、問題を眺めていると、化学式が語ってくるのです。「ここが反応部位。ここに電子の隔たりあり。こういう反応も考えられますけど何か?これも考慮したほうがいいんじゃないの?ソロモンのここらへんに書いてあったんじゃない?」問題が複雑化すればするほど、より化学式達が語ってきます。その一つひとつを聞き取り、吟味していく。答えにありつける。

 こういう感覚になれるのは、有機化学でのみ。ただ、残念なことに、得意科目は有機化学であるが、研究レベルで有機化学合成はしたくないという気持ちが、心の奥底にあるからめんどうだ。 (→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/17135634.html)

湯島天神

イメージ 1

 指導教官から、合格祈願といえば『湯島天神』ということを知りました。大学院試期間ももうすぐということで、湯島天神に足を運んでみました。

 『茅の輪』をくぐった後に、参拝しました。もうすでに、大学院試験を追えている身である私が参拝するのは、とても不思議なことかもしれません。しかし、私の周りには、『他大学院進学コンサルタントで出会った人』、『前の大学に所属する4年生(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/9103217.html)』、『他大学院の修士課程に入り直す人』など、他大学院進学希望者がたくさんいます。そんな人たちのために、私ができることといえば、このブログを通じて情報を提供すること、祈ることぐらいです。

 絵馬を書いていた際に、NHKから取材を受けることになりました。絵馬を書いているところ、絵馬を掛けているところを撮影されました。そしてインタビューされました。絵馬には

 『全員希望進路合格』〜他大学院進学希望者全員が、納得のいく大学院へ進学できますように〜

と書きました。そしてインタビューでは、

 「大学院試験が7月から8月にかけてありまして、僕の友達がそれを受けるんです。僕自身も大学院
から大学を変えた人間ですから、その友達を応援したいんです。」

と答えました。しかし、テレビカメラのレンズってでかいですね。あれで撮られていると意識したとき、緊張してしまいました。私のインタビューは普通に使われるそうです。いつ放送かは分かりません。

 『全員希望進路合格』という文句には少し思い入れがあります。ちょうど一年前、カレンダーの裏紙にデカデカと、『全員希望進路合格』と書きなぐり、研究室の壁にそれを貼付けていました。前の研究室では、4年生が6人。M1として残れるのは3人までと定員が決めれられていたため、4年生のうち半分が、就職するか他大学院へ進学するかという選択をせざるを得ませんでした。一人は、就職を早々に決め、私は、最初から他大学院進学を希望していました。もう一人は今現在、東工大大学院生です。まさに、『全員希望進路合格』を成し遂げました。この文句は縁起がいい。

 さて、もう6月も終わります。院試までもうすぐです。本気で何かに打ち込める今という時を、大切にしていただきたい。

VS ねぎみそラーメン

 『まずい』と評判のラーメンを食べに行きました。研究者・先輩方ともに、口を合わせて『まずい』と評価しています。

 研究室メンバー4人で行きました。仲間と外食をすることは、気分的によいことです。しかし、今回は別格。店に到着する前、異様な緊張感がメンバー間に漂っていました。生まれてはじめての経験でした。まずいと知っていながら、外食するのは。

 店に入ってみての最初の印象は、「どこかなつかしい雰囲気をかもし出しているな。」でした。ただ、カウンターの椅子に腰掛けていると、テーブルのベトベト感、空気のかび臭さを感じずにはいられませんでした。この環境下で作られるラーメンは、食べて大丈夫なのかという疑問が生じてきました。

 注文をとるとき、メンバーの一人が「おススメは?」と聞きました。そしたら、そこの亭主はすごいテンションで、「最近の若い人はいつもそう聞くんだけどさ〜。ここにあるの全部おすすめなんだよ。なんか、自分の意見はないかな?昼に油っぽいもの食べたから、夕食のラーメンはさっぱりとか・・・・(以下省略)」あまりの亭主の熱弁ぶりにも嫌気がさし、「なんでもいいから何か頼んでしまえよ。」と思ってしまいました。友達が、「じゃあ、ねぎみそラーメンで。」と答えると、亭主は、『それでいいんだよ!』とまたハイテンション。いつ笑い出せばよいのか分かりませんでした。

 一人の先輩もM1の私たちについてきました。どうやら、私たちのリアクションを見たかったらしいです。その先輩は、ラーメンのまずさを熟知していたので、「今日は、おなかいっぱいなので、このまま座らせてください。」と回避、、、する予定でしたが、亭主に「ここに座ったからには何でもいいから一品注文してください。」と一押しされてしまいました。泣く泣く餃子を頼んでいました。

 もう一人のメンバーは、つけめんを注文しました。このつけめんは少し分けありでした。なんと、「他のお客様の注文状況によっては、つけめんをお出しできません。」という、店のルールがあります。相当、時間がかかり、手の込んだ一品と言えます。

 そして、いざ試食。いつも騒がしく食事をするメンバーたちですが、今日は沈黙を保ち続けました。一人ひとりが想い想いに食事する。私が食べたのは、ねぎみそラーメン。やはり、まずかった。論理的思考過程はまず、全体を見渡すところから始まる。ラーメン全体を見渡したとき、特においしさをそそる要素は見当たりませんでした。そして、初めて出会ったラーメンを食べるときの一番重要な局面。レンゲですくったスープの最初の一口。はじめて出会う味を堪能できる。この楽しみこそ、ラーメンの醍醐味。しかし、今日出会ったねぎみそらーめんからは悪い印象しか感じられませんでした。全く、みその味がしません。あれは、ただのラー油の味です。

 そして、ラーメンの味の決め手となるのは、具材とスープとの調和。例えば、チャーシューは、とろとろとしていて、その中にまでスープがしみこんでいるのがよい。しかし、今日のねぎ味噌ラーメンの上にあったチャーシューは、水分を寄せ付けない冷凍チャーシューでした。あれでは、ラーメンの上にあるただの肉です。そして、メンマ。メンマは何かにつけてあったためか、メンマ独自の味を持っていました。その味が、周りのスープと調和しているわけでもなく、そのままメンマとしてラーメン上に君臨していました。しかも、その独特な味自体もまずい。

 友達が食べていた、つけめんのスープを少しいただきました。THEゴマという印象。ガツンとまずいものを口の中に入るのならば、まだ我慢できるのですが、そのスープはなぜか、まったりと口の中に残る。しかも微妙に味を変化させながら。変化の方向は、まずい方向へ。つけめんを注文した友達は、スープに麺をつけずにそのまま食べていました。

 私は基本的に、まずいものでも我慢して食べられるほうで、『世の中には、こういう味のラーメンもあるんだな』程度ですみました。しかし、他のメンバーは、店から研究室への帰り道でかなり辛らつにラーメンを批判していました。

 このラーメン店には、もう行きません。このねぎみそラーメンに900円は高すぎる。

カード

 『まじめって、真剣って、本当はすごくかっこいい。かずまを見てるとそう思う』

 2006年3月4日、サークルの追い出しコンパで、サークルの代表からカードをいただいた。そのカードには、上記のメッセージが書かれてある。常時、財布の中にカードを携帯している。そう、かれこれ3年以上も財布の中に入りっぱなしである。カード自体はただの紙なので、だいぶシワができてしまった。

 ぼけーとカードを眺めたくなる日だった。私が所属する大学院の願書提出期間が今週であり、『成績証明書』『卒業見込み書』などの単語を周りからよく耳にする。実は、学部当時の成績証明書が私のデスクにある。久々に眺めてみると、あの当時よく勉強したなっと懐かしい気持ちになる。成績証明書なんてほとんどの学生にとってはなんの感情も浮かばないただの紙切れかもしれない。『優・良・可』という、無機質な文字の羅列。『優』を採っても、「なんでそんなにがんばるの?」と言われ、他人には全く評価されないもの(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/9517260.html)。ただ、私にとって成績証明書は真剣だったことの証である。

 努力して出した結論・結果のすべてが、万人共通の賞賛にあたいするというわけではない。他人にとってはくだらないと思われる努力は世の中たくさんある。ただ、何かに対して真剣に打ち込んでいる人間は、かっこいい。

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]


.
遠倉和馬
遠倉和馬
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事