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人と組織との結びつきを化学するコンサルタント

東大大学院生記 11月 2009

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悲しいとき

 『○○日なら大丈夫なんですけど、どうですか?』

という女性からのメールが来ました。その日の選択肢は2つ。

1、実験をする
2、その子とご飯を食べに行く

 12月の学会およびMeetingのために、実験結果を出さなければならない状況に私はいます。先週の土曜日からマシンタイムに入り、実験装置と日々格闘しています。結果は確実に出さなければなりません。

 そして、メールをくれた子との食事もかなり重要です。その子自身は大学3年生で、就職活動か大学院進学かで悩んでいます。彼女は毎日を多忙に生活しているため、ちょっと息抜きがてら飲みにいこうと私から誘いました。今週飲みに行くことになるのは想定の範囲外であり、上記2つの選択肢のうち、どちらをとるかで悩んだ。

 私の出した結論は、その日は実験をするというものです。彼女に対しては強力なピンチヒッターを出しました。私より確実に適任な人ですので、うまくやってくれるはず。ホントは飲みに行き、私自身もリフレッシュしたかったのですが、実験結果をださなければならない。こういう状況のとき、無性に悲しくなります。仕事と女性を天秤にかけたとき、仕事をとっている自分がいる。実験のことを忘れて、パーっと飲みにいけばいいのに、仕事に対する責任感が強い。全く、損な性格である。やりたいこととやっていることの矛盾が露呈されるときほど、悲しくならないときはない。

 このような矛盾の繰り返しにより、知らず知らずのうちに大切なものを失っていくのだろう。ホント、バカだよね。


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私のデスク

イメージ 1

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 二枚の画像は、私のデスクを写したものです。

 一枚目の画像は、私のデスクの左半分です。

 一番奥にある白くてしわが寄っているものは枕です。私は20時頃になるといつも眠くなります。イスを並べ横になり、一番端のイスに枕をおいて仮眠をとるのが日常です。『夕食後に眠くなるなんて、まだまだ子供だね』と、つっこまれます。

 枕の手前においてある紙はスケジュール表です。パワーポイントで月ごとのスケジュール表をつくっています。すでに1月のスケジュール表まで出来上がっています。主に、実験計画・就活日程などが記載されています。○の中に『合』と書いた記号を使用していますが、これは『合同企業説明会』ではなく、『合コン』を意味します。スケジュール管理はとても重要です。

 並べられた本は、教科書がメインです。学部時代から使用している教科書がズラリとならんでいます。今でも眺めることがあります。実験をしてわからない箇所が出てきたら、やはり基礎事項を確認する必要性が生じます。

 その他の本としては、『ポストドクター問題』・『スラムダンクの勝利学』・『任天堂〜驚きを生む方程式〜』などがあります。今から『ポストドクター問題』という本を読むなんて・・・とつっこまれることもありますが、知っておかなければいけない現状です。スラムダンクに一時期はまってしまい、『スラムダンクの勝利学』を購読しました。たまに読むとモチベーションがあがります。そして、極めつけは『任天堂〜驚きを生む方程式』です。東大大学院に来て、はじめてWiiをやりました(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/19690193.html)。そのときの、『なんでこんな面白いゲームを作り出せるんだ』という疑問から、『任天堂〜驚きを生む方程式』を読みました。今なら、任天堂について熱く語れます。

 『任天堂〜驚きを生む方程式』の横にある茶色いケースは『アルフォート』です。私の栄養源です。これ無しでは確実に実験に支障がでます。

 二枚目の画像は、私のデスクの右半分です。

 パソコンは研究室より支給されました。デュアルディスプレイで、作業効率はかなりいいです。休日に実験をするときは、右側の大画面でYouTubeをたまに見ています。

 大画面の前にはいつも空き缶が列を成しています。リポビタンDの数=徹夜した数なのですが、現在リポDはありません。缶コーヒーがメインです。飲むことでストレス発散していると言えます。そして何を隠そう、注目して欲しいのが『黄色い缶』です。研究室内で『黄色いシュワシュワしたもの』と言えば、JTより発売されているこの『爽快ビタミン』です。実験でうまくいかなかったとき、いつもこいつが私を、いや私たちを癒してくれます。

 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、右半分のデスクにはまだまだ『余裕』があります。片付けられない私の性格上、いつかはその領域にまで足を踏み入れることとなるでしょう。

 研究室にはスペースが必要です。ただ、研究室によっては建物が古すぎて、学生のための十分なスペースが確保できないでしょう。それは東大本郷キャンパス内の研究室でも言えることで、私の知人は、生徒がギュウギュウに押し込められた部屋にデスクを構えているそうです。

 個人の所有できるスペースが十分にある今の環境を、感謝せずにはいられません。本当に優雅である。


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休日実験

 『Why are you here? Today is Sunday, right?』

と、話か掛けてきたのは韓国人ドクターの方である。10月より、彼は私の研究室に配属されている。

 土日だろうが祝日だろうが関係ない。大学院生は休日返上で実験してなんぼだと私は考えている。休む時は休むというメリハリをつけるのもいいと思うが、学生という身分で休日を優雅に過ごすのは気が引ける。親に学費も出してもらっておいて、真剣に実験しなくてどうする。金も時間も無駄にはしたくない。研究者になった後も、休日返上というスタンスを貫き通せたらベストだろう。最終的に結果を出して初めて認められる世界なので、こういう生き方がこの世界では妥当なのであろう。

 ただ、休日ということもあって、日常とは違う時間の使い方をしている。実験しているのには変わりはないのだが、待ち時間に読書をしている。読んでいる本は、『大学院生物語』です。著者である伊良林正哉先生より、私の記事にコメント(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/9294709.html)をいただいたのが、大学院生物語を読むきっかけとなりました。全223ページ中187ページまで読み終えました。読み終わった際は、書評をこのブログにアップしようかと考えております。伊良先生からは他大学院進学に関する貴重な意見をいただきましたので(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/22087741.html)、書評がせめてもの恩返しとなればと考えております。

 サンプルアニーリング8時間のうち、3時間が経過しました。さて、温度チェックでもしてきますか。


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宿敵!マーボーなす

 4年ぶりにマーボーなすを食べました。もう一生口にすることはないと思っていましたが、研究室での夕食でマーボーなすをつくりました。

 話はさかのぼること4年前。宮崎県出身の女性に恋しました。その当時、私の嫌いな食べ物はなすとピーマンでした。これはまずいと思い、なす・ピーマン入りのチンジャオロースを友達と作り、なす・ピーマン嫌いを克服しました。晴れて恋は実り、その人と付き合い始めることとなりました。

 そして運命の日がやってきました。その女の子は料理が上手で、私にマーボーなすを作ってくれました。『なすとピーマンは克服しました。』と私は公言していただけに、その日は負けられない一日となりました。自分自身、なす嫌いを克服した自信があったので、勢いよく口になすを運んでみました。ところが、料理の上手さも相まってか、なすの味が最大限に引き出されていたマーボーなすは私の口に全く合いませんでした。ねっちょりとしたなすの食感にも耐えられませんでした。

 そして、今日、2009年11月20日、私の目の前に再びマーボーなすが現れました。宿敵と数分にらめっこした後、それを口に入れてみました。4年前と変わらぬねっちょり感が、どことなく懐かしかった。この瞬間、私の中のマーボーなすのランキングが、『食べられないもの』→『出されれば食べるもの』へと上がりました。

 大人になっても、好き嫌いは直せるものです。食べ物で好き嫌いをする人は、人間でも好き嫌いをするそうです。嫌いなものでも我慢して食べられる能力=嫌いな人とでも我慢して関係を維持できる能力という等号が成り立つそうなので、今からでも好き嫌いを直していこうと思います。


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一線の一歩手前

 先日、これからの進路について博士課程の先輩と話をしました。私自身は、民間企業の研究所に就職し、入社後10年以内に社会人ドクターとなり博士号取得を目指す気持ちが固まってきた。最終的には、自分の研究室を大学で立ち上げ、研究教育に携わりたい。

 先輩は博士号取得後、ポスドクになるか民間企業の研究所で働くかで考え中だそうだ。大学で働くことも考えているらしい。大学の話になったとき、地方大学のことにも触れた。先輩的には、地方大学へ流れたとき、『できない生徒』と対峙することになった場合、しっかりと教育することができるかが不安であるそうだ。

 私の意見としては、先輩は教育熱心なので、地方大学でもやっていけると思います。ただ、できない生徒・やる気のない生徒と向かい合ったとき、それらの生徒を教育することでストレスが溜まってしまうかもしれない。現に、先輩自身、それらの生徒に対して冷たく当たってしまうと私に告げてくれた。

 いっそのこと、軽蔑の眼で生徒を見てもいいから、『俺についてくれば、一人前にしてやる』というスタンスで研究教育をしてもいいのかもしれない。ただ、このスタンスには越えてはならない一線があると思う。

 前の大学で、東大出身の教授がいた。まさに、『私についてくれば、どんな生徒でも一人前になれる』と言いたげなスタンスで研究教育をしていた。現にその先生は、英語で授業を開講し、卒業論文を英語で書かせるなど、高いレベルの教育を思う存分提供していた。おそらく、自分の生徒は自分の作品とでもとらえているのだろう。他のやる気のない先生がたに比べれば、ずば抜けたよい先生であると言える。

 しかし、私は、その先生は大切な一線を越えてしまっているように感じてならない。その一線を越えた状態とは、『自分の価値観を他人に押し付けている状態』だ。『私についてくれば、大丈夫』というスタンスは、一歩間違えれば、『自分の価値観を他人に押し付ける』という最悪なスタンスとなりうる。

 その先生がまさに一線を越えてしまっていると考えられる例を一つあげる。その先生は、学生に留学をするなと強く訴えている。留学に関するその先生への反論は以前に記述した(→http://blogs.yahoo.co.jp/kamakura2008/9965905.html)。

 一線の一歩手間を歩く。自分に自信を持つことはとても大切であるが、自分を過信しすぎるのは危険である。


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