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熱帯雨林のエコロッジ

 マダガスカルで盗難にあった後、傷ついた心を癒そうと(?)、ラノマファナ国立公園の熱帯雨林へと向かった。ガイドブックも失くしていたから、タクシーブルースの運転手に宿泊先を聞かれたとき、覚えていたあるエコロッジの名前を告げて、そこで降ろしてくれるよう頼んだ。

 そのエコロッジとは、「ドメン・ナチュール(Domain Nature)」。
 大変ユニークな宿である。渓谷の斜面に18のバンガローが点在しているのだが、そこは原生林の真っ只中である。部屋の周りはすべて大自然。川のせせらぎ、鳥や虫の声を聞きながら眠りにつくことになる。部屋の居心地にまったく問題はないのだが、フロントを通って自分のバンガローへ行く(降りる)までが問題である。下がつるつる滑って大変危険なのである。

 熱帯雨林といっても、ラノマファナは低地の熱帯雨林とは異なり、標高の高い所に見られるいわいる「雲霧林」である。8月のラノマファナは肌寒い。そしてめまぐるしく天候が変わる。雨もよく降る。だから、バンガローに降りる道もいつも濡れていて、滑るのである。

 ドメン・ナチュールから国立公園のゲート(ガイド付きのトレッキングはここで申し込む)まで、4kmはある。また、逆方向へ向かうとラノマファナの集落(村)があるのだが、これまた数km先である。 
 私は、これらの道をすべて自分の足で歩いた。
 雄大な大自然、熱帯雨林や流れ落ちる滝を眺めながらのてくてく歩きは、多少の癒しにはなったかと思う。道すがら、熱帯林保護の活動(植林、環境教育、研究者の育成など)に取り組んでいる人々に出会い、話を聞けた事も良かった。

 ドメン・ナチュールで思い出したのだが、1993年にアマゾンへ行ったとき、ジャングル・クルーズで宿泊したエコロッジ、「アリアウ・タワー(Ariau Jungle Tower)」。
 こちらはいわいる樹上ホテル(?)。森の中に渡された木の通路を通って各部屋へ行くのだが、周りに野生のサルがうじゃうじゃいる(ちょっかいを出してはいけない、無視するように、と注意される)。
ロビーにはなぜか、子供のバクがおすましして歩いている。バク自体初めて見たが、子供のバクは体色がグレーで、大人になると色が変わるんだとか。

 で、一段と高く突き出した樹上にスペシャルルームがひとつあって、たしか「ターザンルーム」だったと思うが、そりゃ見晴らしがいいらしい。ホテルの人いわく「あれは新婚カップル向けだよ。」

 このアリアウ・タワー、何度かテレビで紹介された事がある。結構有名なんだなーと思い、最近調べてみてビックリした。
 とんでもなく高いのだ。それに280室!?どうやらいつのまにか拡張して、4つ星ホテルに変貌したようだ。
 え?「マイケル・ジャクソンやビル・ゲイツも泊まった」だって?本当かよ。(当然、ターザンルームだよね)

 エコツアーも、高くつくようになったものだ。

バオバブの並木道

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モロンダヴァ近郊,有名な Baobab Avenue(バオバブの並木道)。

ほとんどの旅行者はサンセットタイムに合わせてここを訪れる。太陽が地平線に没する瞬間,韓国人旅行者のグループがひときわ大きな歓声をあげていた。
このときカメラを持ち合わせていなかったのは,私くらいなものだったかもしれない(笑)。

8月は乾季。ご覧のように葉をすべて落としているが,乾季の終わりには赤子の手のような若芽を出すはずだ。そして,バオバブの実はたいへんにおいしいのだ,と現地の人は口をそろえて言う。

「長さはまちまちだが,だいたい20〜30センチ。緑のビロードを張ったタヌキのふぐりといった趣きのこの実が,沢山並んで下がったまま,のんびり風に揺られている様は,なかなかユーモラスだ。殻の中には,褐色のインゲン豆くらいの,硬い種子が一杯詰まっており,水でよく煮て搗き砕くと油がとれる。干して数珠のように糸を通し,土器を作るとき表面を磨くのにも使う。この種子を包んでいる白い果実には,駄菓子のラムネを連想させる軽い酸味があり,水に浸して飲んだりする。」(『サバンナの博物誌』川田順造,新潮選書)

モロンダヴァの道端で,民芸品のバオバブを値切って買ってみた。こちらは雨季のバオバブ。葉も実もしっかりと付いていた。

ベタニア漁村

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マダガスカル旅行中に唯一出会った日本人旅行者、ゆかりさん。先日、彼女からメールで写真が送られてまいりました。
彼女の許可をいただきましたので、ここに転載したいと思います。

彼女を初めて見かけたのはチュリアール空港。二人ともモロンダヴァへ向かうところでした。ちなみにこの路線、小型のATR機で全席自由席。そしてなぜか予定時刻より早く離陸しました。「客が集まり次第出発」?まるでタクシーブルース並みですね(笑)。

上の写真は、モロンダヴァの対岸にある素朴な漁村ベタニア。地元の人が漕ぐピローグ(丸木舟)をチャーターすれば簡単に行けます。

モロンダヴァは旅行者に人気のある土地柄ですが、そのまったりした雰囲気は私も好きですね。

アンディラーナビーチ

 今は手元にない2冊のガイドブック,「地球の歩き方・マダガスカル」と「Lonley Planet Madagascar&Comoro」。
 情報量の圧倒的な差もさることながら,内容がかなり異なっているのが興味深い。

 たとえば,マダガスカル随一のリゾートアイランド,ノシベのページを開けてみよう。「ロンリープラネット」が写真入りで一押し!のアンディラーナビーチ,「地球の歩き方」では一言も触れていないのである。ということは? →日本人にはほとんど無名だということだ。

 結論から言おう。多くの旅行者が泊まるのはアンバトロアカ。ホテルも旅行業者もツーリスト向けレストランも沢山あって,便利だから。
 しかし,ここに長居するべからず。ロンプラを信じ,タクシーに乗って島北西部のアンディラーナビーチへ向かおう。そこには,島で最も美しいビーチがある。

 過度に観光開発が進んでいないので,物売りや物乞いに煩わされなくてすむ,という点がよろしい。ここではビール片手に,ヤシの木陰でゆったり過ごす,というのが正解だ。
 とりわけサンセットタイムが素晴らしい。刻々と色彩を変える海と空のマジックをただ呆然と眺めながら,こんな夕日なら365日見ていたい,と心の底から思う。

 ロンプラの著者は,ビーチに面したホテル "Au Belvedere" に宿泊したようだが,私はそこから歩いて5分 ,"Chez Eugenie" というゲストハウスに泊まった。ちなみに、1泊30ユーロ。
 このゲストハウスがまた,素晴らしいホスピタリティに溢れた宿であった。
 わずか5室しかない家族経営のミニ・ゲストハウス。両手を広げて暖かく迎えてくれたフランス人オーナーは,仏領レユニオンに25年暮らした後,ここへやって来た。Eugenieというのは,マダガスカル人の奥さんの名前である。
 ディナー時には,彼も含めた家族全員(娘が3人いる)がキッチンに立つ。自らもエプロンを付けて奮闘するオーナーの手作り料理,なかなかの腕前である。

 どうやら,私がこの宿に泊まった最初の日本人である,ということらしい(!)。そのせいかどうか,本当に彼には親切にしてもらった。
 次回は,まっすぐアンディラーナビーチへ来て,ここに1週間位ゆっくり滞在したいものだ。
 そう言うと,「そのときは私の船に乗せてあげるよ!」と約束してくれた。
 彼は船を所有していて,ディナーの魚もすべて自分で釣ってきたものだという話である。

 また,私の「隠れ家的宿」がひとつ増えた。
 http://www.chez-eugenie.com/

 ところで,あるとき宿のトイレの便器を開けたら,なんと中で1匹の蛙が泳いでいるではないか。
 ええっ?驚く私の目の前で,蛙は勢いよくジャンプして飛び出してきた。

 あの蛙,どこから忍び込んだんだろ?


 

マラガシーレストラン

 マダガスカル航空の国内線は、しばしば発着時刻が変わったり、突然キャンセルになったりする。
 今回の旅では、モロンダヴァからタナへ向かうフライト。午前発の便が急に午後に変更になった事を知ったのは、当日空港へ向かう途中のことだった。
 しかたなく、タクシーの運転手にマラガシーレストラン(外国人向けでなくマダガスカル人向けの大衆食堂)へ連れて行ってくれ、と頼んだ。ビールと昼食で時間をつぶすしかないと考えたのである。

 食堂でメニューを尋ねると、店の主人は英語で「BATしかないな」と言った。何、BAT?
 「鶏肉はないのか?」と聞き返すと、「鶏と同じ味だよ。うまいぜ」と持ってきて目の前に広げたのは、羽渡し60cmほどのコウモリの丸焼きである。
 気は進まなかったが、近くに他の店はないし、コウモリしかないというなら仕方ない。ビールを注文して待つことにした。

 しばらくすると、「いま母ちゃんが魚を持って店へ向かっているところなんだが、魚にするか?」と言うではないか。しかも、店の裏を流れる川で採れたばかりの魚だと言う。
 OK、魚のグリルに変更だ。
 やがて届いた生きのいい川魚。プリプリしたその魚の美味な事、言うまでもなかった。

 マダガスカル滞在中、冷凍食品とか、インスタント食品の類とはほとんど無縁の世界だったように思う。
 意外に期待していいのが、マダガスカル随一のビーチリゾート、ノシベで催行されているエクスカーションの「1日ツアー・ピクニックランチ付き」というやつ。ピクニックランチといっても、シーフードから野菜・果物までほとんどが現地調達。その場で(野外で)コックが料理してくれるので、そのへんのレストランで食べるよりずっとおいしいと思う。

 ただし、町中のマラガシーレストランについて言うならば、メニューはどうしても限られている。だいたいはゼブ(こぶ牛)か鶏か豚の肉、あるいは魚のうちから選ぶしかない。そして、常に米(パサパサした米)いっぱいにおかずちょっぴり、というパターンである。

 よく知られているように、マダガスカルの一人当たり米の消費量は世界一。その事実を確かめる統計資料を私は持っていなかったが、現地でも数字をあげながらそう言っていたから、おそらく間違いはなかろう。
 確かに、よく米を食う。
 それでいつも思い出すのが、かつてのセンター試験(まだ共通1次の時代だったっけ?)の問題。
 1枚の棚田の写真が載っていて、さてこれはどこでしょう?
 これをアフリカの4地点から選択する、というもの。当時、私は「マダガスカルが『アフリカの中のアジア』だということを知っていなければ解けない、マニアックな問題だ」と評したことを思い出す。

 マニアックかどうかはさておいて、これを聞くと多くの日本人が意外そうな顔をするものである。




 
 
 

 


 
 

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