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小林美佳 著
2008年4月30日 第一刷発行
2008年5月30日 第二刷発行
朝日新聞出版社
小林美佳さんは実名で性犯罪被害を語られている方で、カマスもテレビで拝見したことがあります。
性犯罪に巻き込まれても被害届を出さない人の方が多いぐらいで、実名で事件を公表する
人はかなりまれです。
この本は、小林さんが被害に遭われたところから、警察に被害届を出したり、病院で処置を
受けたり、ご家族との葛藤や二次被害、その後の男性とのおつき合いの話や被害者として
活動されるご様子などが詳しく書かれています。
男性にも女性にも一度は読んで欲しい本です。
カマスは女性ですが、被害に遭われた方の本当の気持ちは「同じ女性だから」だけでは
分からないと思いました。
当事者にしかわからない気持ちがあること。
周りの人がどうやってサポートしたらいいのか、自分になにができるのかということを
考えさせられました。
男性にもあるのでしょうが、小林さんのように見ず知らずの人に突然レイプされるような
性被害は男性にはないのではないでしょうか。
本当に怖い。
小林さんをはじめ、被害者の方にはなんの落ち度もありません。
それなのに、二次被害に遭う。
しかも「〜したから」というような被害者の落ち度を探し、それを指摘するような
二次被害。
絶対許せません。
裁判員制度が導入されて初めての性被害裁判。
一番重い量刑が出たそうです。
裁判員のある男性は「今までこんなに軽かったのか」とその量刑の軽さに驚かれたそうです。
自死を選ぶ女性もいる性被害。
ただそこにいて、その人が女性だったというだけで誰もが被害に遭う可能性があります。
「人ごと」ではすまされない問題です。
被害者へのサポート体制ができていないことや被害者が孤独で放置されていることなど
環境としてもっとできることがあるのではないかと思いました。
でも!
一番は加害者をなくすことですね。
なんでこんなことをしたいと思えるのか。
カマスには全然わかりません。
たいていの男性にはそんな気持ちはないだろうと思いますが、痴漢被害の多さなど
耳にすると「男はみんな?」と疑心暗鬼な気持ちになります。
金魚ちゃんも夜、駅からの帰り、前を歩いているお姉さんが急に早足になったりすると
「無理もないな」「申し訳ないな」って思うそうです。
金魚ちゃんパパは「ゆっくり歩いて距離をあける」って言っていました。
男性だって気にする人は気にしているのです。
男性が後ろから歩いてくるからってみんながみんな、変な人じゃないんでしょうけど
「男」ってだけで「怖い」と思ってしまう。思わなければいけないってなんなんでしょうね。
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おはようございます、かますさん。
男性もレイプされるんですよ。ですから女性だけが被害の犯罪ではないんです。でも、現代社会においても、女生と子供は弱い立場だから被害には遭いやすいです。
単純比較は出来ないけれど、オーストラリアから見た日本は、性産業や若者文化、その他諸々と歪みがあって、犯罪を起こしかねない潜在的な人間がたくさん居そうで怖いです。しかもカマスさんが仰っている通り二次被害を助長させるような風潮も恐ろしいです。
私も小学校の頃、レイプされそうになったのですよ。危ないところで逃げることが出来ました。幸いトラウマにはなっていませんが、滅多に思い出すことがない記憶です。本当にレイプされていたら人生変っていたでしょうね。
2009/9/27(日) 午前 5:55
Songlarkさん、こんばんは。
二次被害は怖いです。私も知らずにしていると思うし、親切心から言ったことで相手を傷つけていることもあると思います。
親切で言ったんだから、では許されないと思います。
2009/9/27(日) 午後 8:56 [ カマス ]