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タナを3ヒロに深くして、トライ。張り出し根から魚が出てくるパターンだと確信していたが、uenoさんがとらえたアタリは竿2本先のポイントだったので、まずはそこにねらいを定めた。
おいらの釣り座 右からのうねりが気になります
ウキがゆらゆらと前アタリを知らせる動きをした後、ゆっくりと消し込み始める。スーパーリーチが来た。そして、予想通り、ゆっくりした後の劇的な高速のウキの消し込みを視認。余裕でかかとに重心を置き、魚とのやり取りを始めた。竿の曲がりはなんと美しいのだろう。見事な放物線が空に眩しい。
アテンダー2.5号が魚を弱らせる。張り出し根があるからゴリ巻きして浮かせにかかる。白いしっぽが見えた。間違いなくクロだ。ところが、魚は最後の抵抗を見せる。左手前の張り出し根に一直線。尾長のような速さはないから、余裕で対応、ぶちっ。あれっ。竿が天を仰いだ。すかさず仕掛けをチェックする。
手前に張り出し根があります ゴリ巻きが必要です
瀬ズレである。見た目には張り出し根はそれほど出ていないように思えるのだが。油断は禁物だ。
気を取り直して釣り続ける。同じようなウキの消し込みが発生。同じようなやり取りをして、今度は慎重に浮かせることに成功。40cmクラスの良型だ。さあ、玉網を取るために右手を伸ばした瞬間だった。魚が暴れ、道糸のテンションがなくなった。またもやバラしだ。
おいおいなにやってんだよ。苦笑しながら、玉網を釣り座の近くにもっていく。すぐに抜きあげればよかったんだよ。隣を見ると、uenoさんは2匹目をゲット。Uenoさんもなんだかいつもよりバラしが多いような気がするが。
あの海鳥さんがいるところがポイントのようです
こちらは、まだノーフィッシュだったが、この時点ではまだ余裕があった。魚なんていつでも釣れるさ。
アタリがあり、ウキの動きから魚の活性も高い。心配ないさ。ところが、今日はどうしたことか道具のトラブルが続いてしまう。さっきと同じように道糸がリールの近くで絡んでしまい、道糸を切るしかトラブル解消の手立てがないアフロヘア状態に。
何やってんだか。どうもこの道糸と相性が悪いなあ。もうこんな類いのトラブルは御免と感じた自分は、道糸を別のものにスプールごと交換することにした。2.5号はなかったので、2号に交換。その間に、uenoさんまた魚を掛けた。焦る自分。Uenoさん、またバラし。今日のuenoさんとことんついてない。
ようやく、2回目の道糸トラブルを解消させ、釣りを再開。ここまでuenoさん2枚、おいらまだノーフィッシュ。ここは何とかまずは1匹と集中する。ねらいは足下ではなく、竿2本先だ。Uenoさんの釣り座からまっすぐ海溝が走っているのかもしれない。ピンポイントで撒き餌を足下に撒き餌を。
再びウキが消し込み、糸ピン。今度はでかい。今までの魚とは違うパワーだ。予想通り相手は手前に突っ込んだ。糸を絶対出さないようにしてためる。しかし、相手のパワーが上だった。ブチッ。これまたバラし。回収しようとすると、仕掛けが付いてこないではないか。やらかした。道糸アフロの次は、高切れかい。
あわてて玉網を使って、ウキを回収することに成功。
「今日は、トラブルの多かなあ。」
Uenoさんも苦笑している。魚の活性がこれだけ高いのに、こんなことやっていたら、魚に逃げられてしまうど。道糸2号では役不足か。さっき道糸を細いものに交換したことが悔やまれる。でかい魚だったが、とれないサイズではなかったはずだ。
再びすわって仕掛けを作り直す。こんないいところに来て、仕掛けの作り直しに時間を費やすのは本当に情けないものだ。Uenoさん3尾目をゲット。これもでかい。40は超えているようだ。
またまた仕掛けを作り直して、仕掛けを投入。今度こそ。そして、またまたアタリが、渾身の合わせ。竿がつの字に曲がる。浮いてきた魚はやはり口太だ。40はないもよう。慎重に玉網かけてようやく最初の魚をゲット。ああ安堵した。この好調な磯でこんなに苦労させられるなんて。苦笑しながら、魚を絞めて血抜きのために水たまりに魚を置いた。
ようやく1尾目をゲット
この西ドマリ、いいところだね。魚のサイズはいいし、イスズミなどの外道はいないし。時折、デカ版のキブダイ(キバンドウ)が、悠々と餌を喰っている場面を見かけるくらいなもの。
さあ、釣らなきゃ。意気込む自分の気持ちとは裏腹に、このあたりから魚の活性が徐々に失われてしまった。魚のアタリはあるものの、ウキが消し込んだり、糸ピンのアタリは拾えなくなった。魚が反転せずに居食いするようになった。あれこれと試行錯誤を繰り返すが、魚のアタリをとらえることができない。
魚の活性が低くなるにしたがって、活性が高くなる輩がいた。磯カラス・磯トンビである。甑島や硫黄島の離島では、カラスとトンビの活性が高い。これまでも筆者は、トロ箱1箱いっぱいのイワシを全部食べられてしまったり、弁当を食べられたりと散々な目に遭っている。彼らのどう猛で貪欲な性格は十分知っているつもりだった。魚の食いは必ず止まるが、磯カラス・磯トンビの喰いが止まることはない。
あなどれない磯カラス
しかも、この西ドマリのカラスは、人間を恐れない。後ろを振り向いくと、いつの間にかカラスが釣りを観戦している。
「こりゃああ」
ドスのきいた声で、カラスを追っ払おうとするが、逃げようともしない。釣りをやめて近づくと、ようやく逃げる。カラスの来襲に気が付いたuenoさんも、
「やばい、磯バッグの蓋が開いていた。」
と、あわてて蓋を閉める。幸いにも弁当は無事だったようだ。かれらは、魚の餌だろうが、人間の餌だろうが貪欲にむさぼり食べる。そして、遠慮を知らないから、決して残そうとはしない刹那主義だ。
しかたのない奴らだな、とさっき血抜きしておいた魚をクーラーに入れようと水たまりを見て愕然とした。
ない、ないっ、信じられないことにさっきやっとで釣ったクロが跡形もなく消えていた。やられた。とっさに、磯の一番高いところに止まっているカラスをにらみつけた。ああ、今までカラスにやられてきた経験は、なんだったんだ。自分の危機管理能力のなさにほとほと呆れてしまった。
魚のアタリが途絶えてしまった磯で、uenoさんが遅い朝食をとっているところだった。何者かが空から舞い降りて、uenoさん向かって突進してきた。
「うわっ、なんだこいつは。トンビバイ。」
困惑するuenoさん。こんな時は、釣りに集中しても、彼らの行動を見張っておかなければならない。また、餌を外に出したり、磯バッグの蓋を開けたままにしておくのは、彼らの活性を高めるだけで、その結果釣りに集中できなくなる。
あ〜あ 終わってみれば撃沈でした^^;
こんな中で、地上の人間は相変わらず、瀬ズレ・高切れ・ウキロスト・バラしを延々と続けた。その結果、魚の活性が徐々に失われ、あっという間に納竿の時間となった。この惨劇を見ていた磯カラスや磯トンビはどう思っただろう。Uenoさん、5枚、おいら1枚行方不明という結果に。
出ました 久々の撃沈ポーズ
クロの魚影の濃さでは随一を誇る甑島で、クロ釣りの最も釣れる時期に、惨敗を喰らうとは。
魚が釣れないのは自分たちが不甲斐ないであるが、思わずカラスやトンビのせいにしたくなるほど、今回の釣りでの鳥の存在感は圧倒的だった。頭にくる鳥だったが、彼らは磯釣りではもれなく付いてくる輩である。厄介な存在ではあるが、釣りの楽しさを演出してくれたアイテムには違いない。
ありがとう 西ドマリ
酉年の2017年、1年の計は元旦にあり。今年もどんな楽しい釣りが待っているのだろう。
誠豊丸さん お世話になりました
おしまい
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隊長、副隊長さすがの初釣りを披露頂きまして皆様喜んでおりますようで(笑)🎵
しかし、まあすべて何か感じずにはおられないアンラッキーですねぇ😅
先ずはお祓いに行かれてみては?
あっ❗あの恵比寿さんの町どうですか(笑)
2017/1/9(月) 午後 2:41 [ 薩摩釣士 隼人 ]
あらら! それは残念!

諦めるしかないですね。と言いたいところだけど、
本人にしたらそうもいかないですよね〜。
この際、立て続けにまた出撃しましょう?
いずれにせよ納得するまでやるのが一番ですよ。
2017/1/9(月) 午後 2:47
お疲れ様でした〜(^-^)/
画像でみる限りですが、凄くいい感じの瀬ですね〜
新年の挨拶がわりに上がったので(^^)dってことで〜(^-^)/
西ドマリのマを抜いたら・・!!
酉年だけにとりに取りつかれたのかな〜〜(*^-^*)
2017/1/9(月) 午後 3:03 [ 島っちゅ2018 ]
お疲れ様です\(^-^)/!!
カラスにトンビ…災難でしたね♪(笑)
次回…またぁ…楽しみに待ってますよ♪
自分…前厄払いに行って来ました♪
悪を全部…払い出した♪ので(笑)(笑)
次回…釣れるような気がします
2017/1/9(月) 午後 3:14 [ 佐多岬愛士会 ]
こんにちは♪敵が羽が生えていて、空から襲来してくるとあらば・・・
お手上げですね(汗)海が荒れてない時にまた出撃しましょう!(^^)!
2017/1/9(月) 午後 3:46
自分はカラスに食料根こそぎやられたことがありますよ💦
カラスにとっては人間の食料はめったに食べれないご馳走でしょうからね😒
今年は思い切って五島へ遠征されませんか?その際はご案内させて頂きますよ😁
2017/1/9(月) 午後 6:28 [ 竿折り人 ]
> くまんちゅさん
いやあ、隊長にそのように喜んで頂けるなんて・・・
くまさんが一番癒やされたのでは〜〜♪
カラスに撒き餌(っていうか本命)をあげたから、これからのわたしをみていてくださいね〜〜^^
2017/1/9(月) 午後 8:14
> 黒石会会長さん
会長さんやっちゃいましたよ〜〜♪
まだまだ修行が足りません。
それに、こんなんじゃ癒やし隊卒業は無理っぽい?
おいら会長さんに調教してもらおうかな??
2017/1/9(月) 午後 8:17
> 薩摩釣士 隼人さん
さすがでしょ爆
いやあ隊長・副隊長そろって1匹ずつだったとは。
運命感じるわ〜〜〜♪
2017/1/9(月) 午後 8:19
> 魚釣り侍浪 【ジロー】さん
そうだ!そうだ!納得いくまでやるんだ〜
しか〜〜し、1月はもう釣りに行けないっぽいっす><
ジローさん、代わりに釣りに〜〜って無理っすよね^^
2017/1/9(月) 午後 8:21
> 島っちゅ2011さん
ほんまに雰囲気良さそうな磯でしたよ〜〜^^
釣り始める前はね〜爆
おっしゃるとおり酉の怨念かも〜〜^^
1年間鳥肉食べてがんばろう!
2017/1/9(月) 午後 8:24
> 佐多岬愛士会さん
厄払いは必要ですね。愛士会さんもこれからどんどん運勢がよくなるでしょう。
おいらは、2016年で運を使い切ったって感じです。
ぼくの代わりにクロ釣りきっちゃってください^^
2017/1/9(月) 午後 8:28
> 刈人 五代目・トンボさん
磯釣りではカラスに注意された方がいいっすよ〜^^
海には危険がいっぱ〜〜〜い^^
2017/1/9(月) 午後 8:31
> 竿折り人さん
みなさん、やはり経験済みですね〜〜
五島には一度行きたいと思ってレインボーさんに予約まで入れたことがあります。
人数がそろわなくて中止になりましたけど^^
いつか五島の釣りをいろいろ教えてください〜〜^^
2017/1/9(月) 午後 8:33
あらら…
ふっ

それでこの題名ね! 納得です!!
私も以前友人と二人で防波堤で釣りをしていたら、釣り上げた魚目指してカラスが襲ってきたことがあります。
怖い怖い!!
私を狙ってるのかと思いました
↑かなり勘違い
その日は私たちをターゲットにしてたのかお弁当をバッグから取り出しても突進してきました。
とにかく怖い!怖い!!
早々に釣りも辞めざるおえませんでした。
だって集団で見てるんだもん
それにしても、ぷつんとソコでキレた(はずれた)40のクロも惜しかったけど、釣り上げてカラスに持ってかれたクロも悔しかね〜
あ〜 ニラ天、美味しかったろうな〜!笑
リベンジ!リベンジ!!
次はきっと釣れるよ〜〜!!
あっ 畑にしてる目玉の風船持って行ってカラス除けしてみたらダメ??
2017/1/10(火) 午前 2:57
1枚釣ったからいいじゃないですか!
アタクチなんて、グリングリンのボウズですよ(泣)
しかし手強い空軍の攻撃でしたね(^_^;)
お猿の陸軍歩兵隊にも注意が必要かもね(^^ゞ
2017/1/10(火) 午後 2:54
こんにちは〜
何時でもご一緒致しましょう^^。
是非声をかけて下さいませー、優しく調教(笑)
秋目・船間それとも甑が良いですか〜^^。
2017/1/10(火) 午後 6:37
> やあこさん
こんばんは〜〜〜〜〜〜〜〜^^
いやあ、こんなことたびたびあります。落ち込んではいません。
みなさんに癒やしをお届けできるのですから・・・
やあこさんも、コワイ目に遭ったみたいですね。
カラスをなめてはいけませんよね^^
最後のアイデアいいなあと思ったけど、今度は他の鳥がターゲットにするかも〜〜^^
まあ、カラスも餌取りと思って、余計に食べ物をもっていこうかな????
すぐに、リベンジしたいけど、2月中旬まで釣りに行けない〜〜〜><
2017/1/10(火) 午後 8:21
> きんちゃんさん
確かに〜〜^^
でも1匹釣ったけど、魚に持っていかれて
お土産無しなしでしたよ〜^^;
串木野の沖の島に行けば、陸上部隊にも気を付けなくてはなりません^^
それだけは勘弁です><
2017/1/10(火) 午後 8:24
> 黒石会会長さん
2回目のカキコありがとうございます^^
ぜひ宇治群島で・・・爆
2017/1/10(火) 午後 8:26