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今回は水盤界?を代表する作家、陶翠です。
陶翠というと「緑寿庵陶翠」が有名ですが、それ以前
「植松長太郎」氏がプロデュースしていた頃のものは「植松陶翠」と呼ばれています。
実作していたのはどちらも水野正雄氏です。
資料によると「緑寿庵時代のものは技のキレ、焼き上がりの正確さでは戦前作に一歩譲る。工夫を凝らした施釉法、変化に富む意匠などバリエーションでは勝る」とあります。
まあ、どちらの時代のものもそれぞれ優れている部分が有って魅力があるという事でしょうね。
この水盤は戦前作の植松陶翠時代のもので、上記の通り均整がとれています。
焼き上がりが良いのか土が良いのかわかりませんがズシッと重みがあり、緑寿庵時代の水盤と比べても明らかに重いです。総釉(露胎部を残さず全体に釉を掛けたもの)なのもなんか良い感じですね。
余談ですが植松陶翠時代の長方水盤は「外縁が多く、切立は稀」と有りますので、ちょっと珍しい形状の水盤かも知れません。
特筆すべきはこの釉薬の色ですが・・・なんなんでしょうねこの色は(笑。
こんな色の水盤は他に見た事無いですが、その辺もやっぱり陶翠ならではなんですかね?
「茜雲」を彷彿とするようなこの色、眺めているとなんとなく懐かしい気持ちになってきます^^
タイトルに仮銘とつけたのも釉薬の色味によるものです。
暫く見てないので忘れましたが・・・横45とか46とかくらいだったような・・・・(汗
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陶芸ファンには堪らない水盤です!鉄釉〜柿釉とでも言いますか
使い込みたくなる発色ですね〜。
裏面の丸い目跡(器が高温で垂れない様に、だんご状の特殊粘土
を置いて焼成し。窯出しの際に簡単に取れる)も観賞上のポイント
です。
真黒を据えるか、赤玉を据えるか想像するのも楽しいですね。
2017/9/19(火) 午後 10:13 [ 吾郎 ]
吾郎さん、こんばんは〜
コメントありがとうございます。
そうですね、この水盤に限らず持っているものはどれもいつかは使ってみたいと思っています。
・・・・が、現実は中々厳しく・・・今に至ります(涙
よく頭の中で「どんな石と合うか?」のシュミレーションを行いますが一見派手なこの水盤も・・・なんか意外と合わせやすいんじゃないかなと(笑。
色目を活かして、夕暮れ時の風景なんか見立てる事が出来たら良さそうですね^^
2017/9/20(水) 午前 3:04 [ kam**kame5 ]
こんばんは。
私は水盤の事はよく知りませんが、西の一陽、東の陶翠と言われているのは知っています。この水盤の色は私も柿釉かな〜と思いました。
「陶翠七色」と言われますから、このような色もあるんでしょうが、あまり見ない色ですね。
仮銘「茜雲」はぴったしですね^^。
2017/9/23(土) 午後 9:41 [ センゲン ]
センゲンさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます。
よくわからない色合いですよね(笑
私は辰砂釉か鉄釉かなと考えていましたが陶芸に詳しい吾郎さんが柿釉と仰っていますし、センゲンさんも同様。柿釉なのかも知れません。
一陽と陶翠、どちらも日本を代表する水盤の名手ですね。
ただ、資料でみる一陽の説明のところには「陶翠に比肩」と書かれていたり、加藤九輪のところには「陶翠の再来」と書かれていたり、陶翠を基準とした評価がされています。
だから陶翠が上。とかではありませんが、もしかしたら知名度では勝っていたのかもしれませんね^^
2017/9/24(日) 午前 1:44 [ kam**kame5 ]
私はこの水盤の色を見て、吉田凡石氏の石を思い浮かべました。その石は愛石社発行の『吉田凡石・石の美と心』の16ページに載っている、銘・「柿右衛門」という石です。この水盤と同じ色です。
2017/9/24(日) 午前 9:11 [ センゲン ]
市販の釉薬での、辰砂釉とか柿釉とかの単純な発色では
無いですね。作家物の茶碗図鑑を見てみましたが、辰砂の作家物
はもう少し葡萄色で、柿釉の作家物は熟れた柿の感じで、この
色合いに近いです。何れにしても独特の味わいで貴重です!
2017/9/24(日) 午後 9:59 [ 吾郎 ]
センゲンさん、返信遅くなってスミマセン(汗
コメントありがとうございます。
ほ〜柿右衛門ですか!見てみたいですね〜!
色合いはこの水盤と同じ・・・って感じでなんとなく想像出来ますが、形状が全く想像できないです(笑
今は何方の手のもとに渡ったんでしょうね?
いずれどこかで巡り合えるかな?(笑
2017/9/27(水) 午前 0:28 [ kam**kame5 ]
吾郎さん、遅くなってスミマセン(汗
コメントありがとうございます。
確かに辰砂釉とも鉄釉とも断定し難い色合いをしています。
黄色っぽい部分の上にオレンジを重ねたような・・・なんか刷毛目のような部分もあるので重ね塗りなのかと思いきや、そうでもないような所もあるし・・・よくわかりません(汗
様々な釉薬にチャレンジしていたみたいですし、これもまた試行錯誤の中のひとつなのかもしれないですね^^
2017/9/27(水) 午前 0:35 [ kam**kame5 ]