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GPSにYahoo!地図を表示する その3、jnx地図作成の設定と作成
 
 

jnx地図は設定次第で、使いやすさが変わってきます。
私の設定例を含め、詳しく説明します。

●地図画像の画質設定をする。

・ymapjnx14フォルダ内のymapjnx.pyをメモ帳で開く。
 新規作成でメモ帳を開く。ymapjnx.pyをドロップすれば良い。
 
 あるいは、ymapjnx.py上で右クリック>プログラムから開く>既定のプログラムの選択>参照>
 ダイアログでローカルディスクC/Windows/notepad.exeを選択する。参照のダイアログでokをクリック。
 
 デフォルトの設定で地図を作りetrex30で見ると
 若干色が薄くてぼやけ気味の様な気がします。
 そこで、設定をします。

 ymapjnx.pyの483行目辺り(メモ帳のメニューの表示>ステータスバーにチェックで下に行数が表示できる)
 元の記述
   # adjusting image. The factor 1.0 gives the original image.
        #pngimg = ImageEnhance.Contrast(pngimg).enhance(1.4)
        #pngimg = ImageEnhance.Sharpness(pngimg).enhance(1.1)
        #pngimg = ImageEnhance.Brightness(pngimg).enhance(1.1)
        #gamma = 0.4
        #pngimg = pngimg.point(lambda i: pow(i/255.0, 1.0/gamma) * 255.0)
        pngimg.save(jpgpath, "JPEG", quality=60)

 私の設定。※設定を有効にする項目は行頭の「♯」を取る事。
  # adjusting image. The factor 1.0 gives the original image.
        pngimg = ImageEnhance.Contrast(pngimg).enhance(2.5) ※コントラスト=色の濃さ
        pngimg = ImageEnhance.Sharpness(pngimg).enhance(1.5) ※シャープネス=輪郭の鋭さ、堅さ
        pngimg = ImageEnhance.Brightness(pngimg).enhance(1.0) ※ブライトネス=輝度
        gamma = 0.4                       ※ガンマ補正=彩度や明るさ
        pngimg = pngimg.point(lambda i: pow(i/255.0, 1.0/gamma) * 255.0)
        pngimg.save(jpgpath, "JPEG", quality=30) ※jpeg画像の品質
 
 さらにjpg保存設定でファイルサイズを抑える。
 83行目
 flagForceConvert = False を
 flagForceConvert = True に変更する
 
 上記、pngimg.save(jpgpath, "JPEG", quality=60)の「quality=」に数値を入れる。
 数値が少ないほど画像が悪くなるが、ファイルサイズが小さくなる。

※上記の設定で建物はかなり黒く表示されるようになりますが、山間部の等高線は見やすくなります。
 上記の設定は目安ですので、お好みの数値を探してみてください。
 
・設定したら上書き保存すること。
 
デフォルトの設定で作成(注、GPSでは、もっと薄く見えます)
イメージ 1
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
設定例で作成(注、GPSでは、もっと薄く見えます)
イメージ 3
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
●地図の範囲を指定する。(対角2点の座標で指定する場合。単純に四角く選択する場合)
 
 jnx地図の作成にはかなりの時間がかかります。
 そのため、始めは小さな範囲で地図を作って出来上がりを確認する方が良いと思います。
 
・config.txtをメモ帳で開く。
 
 4行目
 gpxfile = "example.gpx"
 #gpxfile = None
 の行頭の「♯」を
 #gpxfile = "example.gpx"
 gpxfile = None
 に付け替える。
 
 Yahoo!地図にアクセス
 
http://map.yahoo.co.jp/
 
 作成する範囲の角を右クリック>この地点の情報を見る>
 上部テキストボックスに座標が表示されるのでコピーする。
 
 14行目
 # 緯度経度 その1
 latlon1 = (35.70684619215367, 139.78315367951473)
 の()内に貼り付ける。
 
 今度は対角を右クリック。(左上=右下あるいは左下=右上)
 同様に座標をコピーする。
 # 緯度経度 その2
 latlon2 = (35.67018253371494, 139.750073172706)
 の()内に貼り付ける。
 
 
●地図の範囲を指定する。(ルートに沿って地図を作成する場合)
  
 バイクツーリングなどで、100km、300kmと長い距離を移動する場合は、
 四角く範囲を指定するより、ルートに沿って範囲を指定した方が、最小限の範囲で済みます。
 
・ルートのgpxファイルを作る。
 作り方はコチラ。
 
・作ったファイルはymapjnx14のフォルダ内に置く。
 
・config.txtをメモ帳で開く。
 3行目から
 # GPXファイル
 gpxfile = "example.gpx"
 #gpxfile = None
 行頭の「#」が上の状態か確認。

 exampleの位置に作ったgpxファイル名を入れる。(日本語不可)
 
・範囲を指定する。
 6行目
 aroundroute = {1:800, 2:800, 3:800, 4:800, 5:500, 6:300, 7:200, 8:120, 9:50, 10:30, 11:12, 12:5, 13:5, 14:5, 15:3, 16:2, 17:2, 18:0.5, 19:0.5, 20:0.5} # km
 
 記述の説明
 ---16:2,--- 
 16は拡大レベル(拡大レベルについては事項で説明)
 2がルートからの地図取得範囲(単位km)
 16の拡大レベルでもっと広範囲の地図を入れたいときは、後の数字を10(km)とかにすればいい。
 
●地図の範囲を指定する。
 (GPXファイルの開始点と終了点を接続して閉じた領域内を指定する場合)
 少し意味が解りにくいが、要するにルートを描いて選択範囲を作ると言うこと。
 開始点と終了点を閉じるとは「C」を「O」にすると言うこと。「O」の中が地図になる。
 県境沿いにルートを描いて一県を選択する時とかに便利。
 
・ルートのgpxファイルを作る。山地ならカシミール、市街地ならルートラボを使うと良い。
 作り方はコチラ。
 
・作ったファイルはymapjnx14のフォルダ内に置く。
 
・config.txtをメモ帳で開く。
 
3行目から
 # GPXファイル
 gpxfile = "example.gpx"
 #gpxfile = None
 行頭の「#」が上の状態か確認。
 exampleの位置に作ったgpxファイル名を入れる。(日本語不可)
 
8行目から
# GPXファイルの開始点と終了点を接続して閉じた領域内を指定する場合
#polylinearea = False
polylinearea = True
行頭の#を上記の状態にする。

 
●使用する拡大レベルを設定する。
 
 拡大レベルは縮尺ごとの地図画像です。
 Yahoo!地図は拡大縮小が20段階になってます。その20段階の、どの画像を入れるか設定します。

 「1〜20」まで選べます。
 「20」のレベルの地図が一番詳細ですが、その分地図の枚数が増え、
 ファイル容量が大きくなり描画時間が長くかかります。
 また、地図の作成時間も長くなります。
 
 拡大レベルは、最大5つまで選択できます。
 10個の拡大レベルを使いたいときは、2つの地図ファイルを作り、レベルを5個づつ選択します。
 2つのファイルをGPSに入れれば10段階表示できます。
 4つのファイルを作れば20段階表示できます。
 
 20行目
 # 使用する拡大レベル[1..20]を最大5個まで (1個の場合,)
 scalelist = (15, 16, 17, 18, 19)
 の()の数値を変える。

 私の参考設定例
#scalelist = (10,11,12,13)
#scalelist = (14,15,16,17,18)
#scalelist = (20,)
 地図作成ごとに書き換えるのは面倒なので、
 上記の様に記述しておいて、作るscalelistの行頭の「#」を消しています。
 
 県単位の広範囲を表示するときは「10」あたりを選択します。
 遠くの場所を早く表示させたいときに必要になるので設定した方が良いです。 
 
 ※、img地図を入れていれば検索機能が使えますが、etrex30は残念ながら、検索に時間がかかります。
   地図から直接カーソルを移動表示させた方が早いです。(地図上で場所が解ればだが)
 
 バイクや自転車での使用なら最大表示が16か17辺りで間に合うかも知れません。
 私は徒歩移動の使用も視野に入れ、18を入れています。

 繁華街でショッピングするなら20を入れると店舗名が詳細に表示されるので便利です。
 その場合は、繁華街だけの範囲の地図を作成して、広範囲のjnx地図と一緒に入れれば無駄にファイル容量を増やさなくて済みます。
 
 jnxファイルは250個まで入れられるので目的ごとに地図を作成すれば
 ファイル容量を少なくすることが出来、それにより、GPSの起動時間や描画時間を早くすることが出来ます。
 

●地図の切り替えレベル(switchlevel)を設定する。
 
 GPSで拡大縮小をしたとき、どの拡大レベルの画像を使うか設定します。
 任意の数値に設定出来ますが、GPSのスケールと拡大レベルの画像の差が大きいと画像がぼやけてしまいます。
 
 どのスケールでどの画像を表示するかは好みなので、色々設定して確認してみてください。
 注、スケールとはGPSの画面に表示される200mや120mとかの値のこと

 25行目、デフォルトの値
 switchlevel = {1:"800km", 2:"800km", 3:"800km", 4:"800km", 5:"500km", 6:"300km", 7:"200km", 8:"120km", 9:"50km", 10:"30km", 11:"12km", 12:"5km", 13:"3km", 14:"1.2km", 15:"800m", 16:"300m", 17:"200m", 18:"80m", 19:"50m", 20:"30m"}
 
 記述の意味
 17:"200m", 18:"80m",は
 「200m以下のスケールで17のレベルの画像を使え」
 「80m以下のスケールで18のレベルの画像を使え」という意味。
 120mのスケールでは17が適用される。
※拡大レベルで選んだ数値のスケールを記述してないとエラーになるので要注意。 
 
 私の設定例
 switchlevel = {10:"50km", 11:"12km", 12:"5km", 13:"3km", 14:"1.2km", 15:"800m", 16:"300m", 17:"200m", 18:"120m", 20:"50m"}
 
 
●地図の種類を選ぶ。
 
 表示する地図のタイプを選べます
 31行目
 # {'bold':文字強調地図, 'normal':ノーマル, 'world':海外地図, 'photo':写真, 'photoworld':海外写真, 'b1':地下街}
 mapmode = "bold"
 のmapmode = "ココ"に使いたい種類の名前を入れます。
 'normalはGPS上では文字がとても小さくなってしまいます。
 ですので私はデフォルトのboldのままです。
 
●ファイル名を書き入れる。
 
 一番下。
 # 出力ファイル名
 filename = "example.jnx"
 の
 exampleの部分に書き入れる。
 
 日本語は不可で、使うと文字化けする。
 ちなみに出来上がった地図ファイル名に日本語を使っても、ちゃんとGPSで表示できる。
 
 それから地図を複数作るとき、名前を変え忘れると上書き保存されてしまう。
 何十時間もかけて作っても水の泡になるので、くれぐれも忘れないように。
 
 注、拡大レベルを変えて作るときは「example_10_11_12_13.jnx」の様に
   自動で拡大レベルの数値が付くのでファイル名は、そのままで良い。
 
●上記を設定したら上書き保存する
 
・config.txtを設定しても保存していないと設定内容が反映されないので注意。
 地図作成前に保存して閉じる癖を付けた方が良い。
 20時間経ってからだと悲劇。
 
●地図の作成
 
 各種設定が終わったら地図の作成を開始します。
 
 ymapjnx14フォルダ内のstart.batをダブルクリックすればコマンドプロンプトが起動し処理が始まります。
 
 start.batで駄目なときは、ymapjnx.pyを右クリック>プログラムから開く>参照>Python.exeを選択し実行する。
 次回からはフォルダに出来たymapjnx.pycをダブルクリックすればいい。
 
 作成時間は、1県分で10〜20時間程度かかります。
 
 処理が終われば黒い窓が閉じ、ymapjnx14フォルダ内に「example_15_16_17_18_19.jnx」のjnx地図が出来ます。
 私は日本語名を付けて別のフォルダに保存してます。
 範囲が広くてタイル数が5万を超えると自動でファイルが分割されます。
 その場合は全部のファイルをGPSに入れて使います。

 地図を作成するとymapjnx14フォルダ内のfilesに地図画像がログとして保存されます。
 同じ範囲を作ると、ログファイルが使われるので作成時間が短くなります。
 10分の1ぐらいの時間で出来ます。
 
 なお、この地図画像を編集すれば、地図を書き換えることが出来ます。
 しかし、タイル化されたファイルを並べて編集出来るソフトを使うなど、工夫が必要です。
 
 
●出来た地図をPC上で確認する。
 QLandkarte GTでjnx地図を見ることが出来ます。
 
http://sourceforge.net/projects/qlandkartegt/
 ダウンロードしてインストール
 
 File>Load Mapでファイルを指定する。
 
 私は、タブレットPC(WindowsOS)にjnx地図を入れて地図帳として使っています。
 これなら、パケット代要らずです。
 
 
 

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