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浮世絵師 安藤広重の代表作「名所江戸百景」は、 江戸時代の東京名所をユニークな構図と遠近法で描いた118枚の揃モノ。 この名所江戸百景に、 亀戸を題材にした絵が2枚ある。 1枚は「亀戸天神境内」。 船橋屋の包装紙にプリントされている、あの絵です。 そしてもう一枚が「亀戸梅屋舗」。 この絵が今回のテーマです。 「亀戸梅屋敷/名所江戸百景」 安藤広重 亀戸梅屋敷は、 「臥竜梅(ガリュウバイ)」で有名だった江戸の行楽地。 残念ながら明治明治43年の大洪水で消失してしまい、 現在、跡地には碑が残るのみです。(亀戸3丁目50〜53付近) 江戸時代のトップ浮世絵師 広重が、 題材として亀戸を2箇所も描いたことは感慨深いのですが、 さらに驚くべきことに、 かの巨匠 ゴッホが浮世絵「亀戸梅屋敷」を模写していたのです! 版画である浮世絵は、 江戸の当時でありながら大量生産が可能で、 広く世の中に流通していたようです。 今のテレビのごとく、 実際には行くことのできない名所を、 浮世絵を通して疑似体験したことでしょう。 この浮世絵が海外に広まってゆくのですが、 面白いことに、当初は陶器などの簡易包装紙として、 ヨーロッパへ入っていったそうです。 まるで古新聞のような扱い……。 この包装紙であった浮世絵を、 ヨーロッパの画家たちが見て、 「ナンダコレハ!スバラシイ!」ということになったというお話。 特にゴッホは、 広重の独特な手法に感銘を受け、 「亀戸梅屋舗」を模写し、発表しました。 「花咲く梅の木」 Vincent van Gogh 画像では見づらいと思いますが、 漢字もがんばって真似たようで、 「亀戸」の二文字も確認できます。 当然、それが地名であるか否かもわからなかったでしょうが、 ゴッホが「亀」・「戸」と自らの筆で描いたのです! 安藤広重が亀戸に訪れ、描き、 巡り巡ってゴッホが模写した亀戸の地。 すっごくスケールの大きいお話ですが、 亀戸にまつわるストーリーのなかでも、 とっても好きな話のひとつです。 ちなみに広重の亀戸/錦糸町/領国周辺の浮世絵は、
半蔵門線 錦糸町駅の改札を通ってすぐのところに、 壁一面にプリントされています。 半蔵門線に乗る機会があったら、 眺めてみてください。 |
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この話しは何度聞いてもイイ話しだなーと思います。アートする人たちは、国境や文化を超えて繋がるものだなーと感心してしまいます。
それにしても私たちは、外国の人たちが評価してもらわなくては良いものだ気づくことができないのでしょうか?
2008/6/21(土) 午後 2:00
南嘉堂さん、コメントありがとうございます。
日本は独自の文化を、
当たり前過ぎて認識できていない面もあるかも知れませんね。
これからの時代は、
日本・地域の魅力が再発見される時代になってゆくと思います。
2008/6/21(土) 午後 2:09
来て下さって有り難うございました。広重の事のことは知りませんでした^^;でも亀戸は季節毎の花が多く、楽しみが多い町ですね。
我々にとっては当たり前でも、外国の方から見れば全く別に写ってるのでしょうね、今の視点を変えることが大事かもしれないですね(難しいですけどね^^;)
2008/6/22(日) 午前 10:19 [ 蔵不動産 ]
蔵不動産さん、こちらこそ来訪ありがとうございます。
わたしも亀戸は歴史がありながら、よいところを残して進化を続けている街だと思います。
これからもお互いに、亀戸情報を発信していきましょう!
2008/6/22(日) 午後 4:08
どうして、Claud Monet 日本の橋に2人とも触れない。> もろさんさん
2018/5/11(金) 午後 5:04 [ Mac Morrow ]
どうして、Claud Monet 日本の橋に2人とも触れない。> もろさんさん
2018/5/11(金) 午後 5:04 [ Mac Morrow ]