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とにかく、ここでの仕事は過酷なことが多い。
なんというか…
取り巻く条件がかなり厳しい。
まあ、それは分かってきたことだからしょうがない。
そんな逆境で自分の力をもう一回試しにきたのだから。
しかし、毎日2回日本料理屋にいくのも飽きた。かといって、中国の甘い食パンも嫌だ。
ホテル住まいで炊飯器も電磁調理器もない(洗濯機もない)ので、好きな料理もできない。
洗濯も、水につけているだけで、きれいになったような気がしない。
普通に家があり、家電があり、妻が家事を分担してくれることのありがたさを、やはり
痛感させられている。
そんな妻との日課は、Skypeで朝6時過ぎから会話することである。
こちらに来る前、KDDIの国際電話カードを一応5000円分買ってきたのだが、
まったく使っていない。Skype同士なら0円で、今、新規に中国進出したクライアント
企業でもはやり始めている。
私のAcer AspireOneも妻のHPのノートもカメラ付なので、ビデオ会話ができるのだが、
私のほうはビデオ機能をONにしているのに、妻のほうはONにしてくれない。
もともと写真に一緒に写るのも嫌がられるのだが、どうしてこう離れてまでそうなのだろう、
と腹が立っている。
腹が立つ、と言えば猛烈に腹が立つことがあり、とうとう8月末で今の会社を
やめることにした。社長に干されて時間の問題だったのだが、思い切りがついた、
というところで、今度の仕事は前から誘ってくれているところがあるので、そこに
お世話になろうと思っているが、中国にはかかわりのない仕事になりそうである。
妻には先週金曜日にその話を伝えたら、妻は、「もう中国に行く機会がないなら、
私もあなたがいるうちに一度言っておこうかな」と仕事の心配より、自分の旅行を
心配している状況である。
この妻だからこそ、救われてきたのかもしれない、と思っている。
ここに来た目的のひとつは妻と2人でお互いを非難しあう毎日が嫌になり、距離を
おこうとおもったことがある。少なくとも私のほうは、その機会を設けてよかった
と思っている。一人のよさも、妻のいてくれることの大事さも再認識できてきている。
妻のほうは一向に変わらない…。と思っていたら、今日、Skypeのチャットに書いてあった。
「寂しいので、サボテン買ってしまいました。」
そんな風に思ってくれたのか、とちょっとうれしかった39歳のおじさんでした。
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