中国 深セン出張日記

1月に帰国したのですが、4月〜7月までまた出張

総経理職…

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このブログの存在は、会社で知られるわけには行きません。業務機密ぎりぎりまで公開中。
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環境基準検査証

今、章程(日本でいう営業定款)の営業範囲の変更に取り組んでいる。
このレポートはそのレポートの一部、というか前段である。
20年以上も営業していると実態にあわない箇所が出てくるものだが、日本では定款の経営範囲は
株主総会の承認が必要となるため、設立時に幅広に登録しておくもののようだが、中国ではそうも
行かない。そんなお話である。

今回、変更の必要性が生じたのは、「○○の生産」という営業範囲が当社の定款に存在することが
原因だった。この項目は定款、そしてそれを基にした営業許可証に記載されていることに伴い、
政府工商局で「環境影響審査許可を衛生局で取得して提出するように」という命令が出た。もうひとつ、
消防検査証というのもあったが、これはある程度解決できる可能性があった。環境影響審査許可は、
営業許可証の年度検査に際して出た要求で、実は昨年も同じ要求が出たのだが、昨年はなんとか
ごまかしが効いたのだが、今年は全く認めない、という態度がさらに強硬になっていた。
もちろん、法律、あるいは部署の年度検査の要求資料の中には、そのような資料が必要になる、とは
記載されているわけではない。ただ、係員がいると言ったらいるのである。
それというのも、深センでも、工場での火災や環境汚染が社会問題となるケースが、この一年でも
相当数起きたからである。たしかに、大規模火災など痛ましい事件が多く発生し、それに対して
対処しなければならないという政府の姿勢、市民の目があるのは事実である。
彼らが仕事をちゃんとしようとしている、というのは分かった。

しかし、当社はそのような機器類の生産などは一切行っていない。工場ではない。
実態を見に来て検査してくれ、交通費は負担する、と事情を説明するが、
今年は非常に強硬で「営業許可証の経営範囲欄だけでこの対象かどうかを決める
ことになっている。」という姿勢を一切崩さない。科長を引っ張り出しても科長も同様だし、
部局の方針だというので変えようがないらしい。
しょうがないので、衛生局に相談すると、衛生局は今度は、「実態として機器生産を行っていない
以上、検査は行えません。検査証も出せません。」という。これもまた、非常に強硬である。
当然の判断だとも言える。無い廃棄物を検査したという証明書を出すのは彼らとしてもできない。
ここで、「でも、工商局でこう言っているので。」などというのは、相手の機嫌を損ね、事態を悪い
方向に持っていくばかりである(いわゆる「メンツを潰された」というやつだ)んで、してはいけない。
彼らの部局の間に連携・調整など基本的には無いし、するべきとも思っていない。
上司と規則に従い書類を処理するのみである。昔と異なり、不正の入り込む余地は減り
(某署を除き、これはまた別の機会に)、リジットな業務処理が多くなっているのは進歩だとも
いえるが、途方にくれてしまった。

 工商局に再度相談すると、営業範囲を変更し実態に合わせていない我々が悪い、という結論を
申し渡され、期限のある検査の中、営業範囲を変更する、という話に至った。
この時点で年度検査締め切りまで残り60日。

ここから苦難の道が始まった。(今も進行中だが)

私の机の中には、登録証やら許可証やらが数十も詰まっており、この期限や検査の管理だけでも
一仕事なのだが、その成果物の裏にさらにこのような何倍もの担当者の苦闘が詰まっているのです。

最近…

1年ぶりに復活しました。
まだ、深センにいます。
労働仲裁を今週に控え、自分の帰国(退職)話もこの一年浮かんでは消え、
今の中国法人の撤退話も浮かんでは消え…

そんな中、ブログを書いても、自分で深みにはまっていくばかりで何も救いにならない、
むしろ、自分の精神を悪い方に追い込んでしまう、と元うつ病患者の私は自制心を働かせて
ブログ断ちしていたのです。

それに、中国や海外のブログをいろいろ見ていると、どちらかと言うと知識、情報の整理という
プロフェッショナルの仕事としてやられているものが多い中で、下手な私小説のような日記を
書く事にどれだけの意味があるのか?ということを疑問に思ったこともある。

そんなわけで、すこしづつ、この3年の運営、生活のノウハウ、市場情報を整理する、という線で
復活しようと思う。
労働契約法、労働争議仲裁法に、移転価格税制と奮闘中です。中国ビジネスでご希望のトピックが
あれば、体験に基づいた話しを取り上げて参りますので、コメント欄でご依頼ください。

今日はライチ。
ライチの季節がそろそろ始まっているが、今年はまだ500Gで8元する。(昨年までは最安値の
時には2元を切っていた。)この一年、異常な食料品の高騰が起きており、ライチも倍になっていても
おかしくはない。
そんな中、昨年ぐらいから見え始めていたのだが、今年はあきらかな市場の変化がある。
今年は、同じライチでも、品種名を前面に出して販売しているケースが顕著に多くなっている。
つまり、これは普通のライチではなく、美味しい○○ライチですよ。(だから高いんですよ。)と
いう差別化手法を用いているケースが多くなっている。昨年までも(記事にもたびたびして
いたが)白蝋なんとか、とか有名なところでは妃笑なんとかとか(楊貴妃が大好物で、痛みやすい
ライチを大変苦労して都(安録山の乱の避難場所だったかも)まで運んだという伝説がある。)
あったのだが、それで高い、と言う売り方は余りしていなかった。

中国市場は、安かろう、悪かろう立ったり、あるいは売れるとみるや短絡的思考で一気に参入したり、
とマーケットの参加者が未成熟な面が多々見られるのだが、それでもこのような露天レベルの物販
サービスでも、「いかに付加価値を消費者にアピールするか?」を考えて行動する時代になりつつ
あるのだ。

昨年来の物価上昇、消費者の権利意識の高まりと言う時代背景は中国を急速に変えている。

病院通い

7月の始め、3週連続して風邪を引き、72時間周期で熱が出る状態となった。
そして、遂には38度台という、小学校以来なかったような発熱をしてしまった。
そして、中学1年の時から大学院まで、会社に入ってからも、入院した一年半以外は
病気で休んだことは一日も無かったのに、とうとう休んでしまった。
休んでしまった、というより仕事も倦んでしまって休みたくなってしまったので、それで
病気になった、ともいえるかもしれない。
気弱から発した熱という気もする。

経費節減のため、医療サポートサービスウエルビーを6月末で解約してしまったのだ。
何せ、日本人は自分ひとりなので、自分のために稟議書を出すのもはばかられたのだ。
そして、その翌日から発熱し、初回はなんとか仕事のペースを落として乗り越えたのだが、
2回目以降はもう無理、朝、こちらの日本人向け雑誌を取り出し、広告に乗っていた
日本語対応OKの病院に電話する。24時間対応ダイヤルとやらに…。

出ない!

何度掛けてもでない。

結局、9時半になるまで家で悶々としてすごし、病院が開いてから普通に病院に電話して通じたのだ。
病院自体の対応はウエルビーなしでも問題ないじゃないかという水準だったのだが、
24時間ダイヤルが通じない、というのは妻にも不安がられた。
おいっ、五洲医院。

周期的に発熱するので何か、変な細菌に感染したかとも驚いたが、医療費稼ぎも兼ねて各種点検した
結果は、扁桃腺のひどい腫れ、そして脂肪肝…(発熱には関係ない)
で、ここは、北京大学病院と異なり、中医(漢方)薬を出してくれるのだが、これが効きそうも無く
また、虫をつぶしたような味がするものばかりである。

それから点滴…
部屋で「ハケンの品格」をみながら、3時間半。
昔、1年半も入院していた時を思い出してしまった。
これを3日続けろ、というのだが、私の立場でそんなに通っていられない。
病院から電話を何度かくれたが、残りの2日は無視してしまった。

それからも時々熱っぽい。
運動不足に、酒、ストレス。
それを変えなくてはならないことは分かっている。
それができないのが、問題なのだ。
来週、日本に帰ったら人間ドックにはじめていってみるが、これではただのお金のムダなのだが。

最近の元気の元

最近、だいぶお金を使った。

気分一新という奴だ。
先週だけでも、香港遠征して、
 構想5年のモンブランのクロノグラフ
 マークスアンドスペンサーで1年ぶりのポロシャツ1本とチノ3本
 G2000でYシャツ2枚とスラックス2本
 TUMIのメッセンジャーバック
 メガネを新調…

なんでだろう。

自分の未熟さ、無力さと、
迫り来る事態と総経理という責任の重さ
この二つの間にあるギャップを埋めるために必死なのだが、
これもその一部なのだろうと思う。

もちろん、見た目を変えても中身が変わるわけではない。
が、自分の気概、自分が社を背負って代表しているのだ、という
強い気持ちを支える一部にはなっているように思う。

今日も、数日悩んでいた減員を決断した。
今どうしてもやらなくてはならないことではない。今やらなければならないことは他にも
たくさんある。
彼らの成績が悪いわけではない。むしろ良い。
が、来年には、さらに元高が進み、そして労働契約法が施行され、長期雇用している社員に
対するリスクは高まる。
社員にとっては割りの合わない、裏切りになるような話をようやく決断した。
ずっしり重いモンブランのクロノグラフを見て、自分は今の社員だけでなく、
来年、5年後の社員も困らないようにしなくてはならないのだ、と自分に言い聞かせながら。

月面旅行から復活!

先月は一回も記事を書かなかった。
書かなかったばかりではなく、見ることも、他の方を訪問する事も無かった。

まあ、その経緯はおいおい書くことにして、(ようはくたびれたのだが)
また、短めに書き始めようと思う。


「スターウオーズ 最初の風景−または月面都市−」

7月の最初の週。轟音とともに、道路に巨大なコマツの掘削機が穴を開け始めた。
ビルの4階まで振動が伝わってくる。
その翌日には、そのひび割れを利用して道路の舗装がはがされ、そして道路が掘られ始める。
当然車は通れない。

その週の土曜日、今度は、何の予告もなく、会社の門が撤去され、うちの会社のカンバンが無くなる。
おいおい。
そして、会社の敷地でも、上の掘削、露天掘りが始まり、赤い土の山を乗り越えて会社の入り口に
辿り着く状況となる。
私はそれを見て、冒頭の感想である。
それ以来、来客に言い続けている。
「あと30年後に月面都市に旅行したら、きっとこんな風景ですよ。」
「ルークスカイウオーカーが乗り物に乗って登場するスターウオーズの最初の場面が大好きなんです。
たしか、こんな風景でしたよ。」

それから1ヶ月…工事に余り進展はなく、建物入り口の泥除けマットを警備員さんと一緒に裏返して
はたくのが、私の日課になっている。

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