ある現場にて

2005年4月から2009年8月くらいまでの現場の記録

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NANA

現場で考えるのが遅いとよく言われる
確かに自分自身,ずるずると余計なことを長い時間考えてしまうことが多いと思う

4年くらい前『NANA』という漫画を読んだ
きれいな絵だなあ,みなさんオサレだなあと思いながら読んでいたのだが,
途中でふと,気になってしまったところがあって,それ以上は読めなくなってしまった

スキンヘッドの人の頭の形に耐えられなくなってしまった
しずくをさかさまにしたようなゴマ粒を逆さにしたような頭の形
骨格を想像してそればかりが気になってしまってそれから読めなくなってしまった
スキンヘッドの人が弁護士だとかそこらへんの設定は漫画だから作者の都合で別にいいでしょう
と言うような感じで読んでいたのに,どうして頭の形にひっかかってしまったのだろう

で,その後,例えば福本伸行の漫画を読むと,
あごどころか鼻も長くとんがっているし,口をあけたときに並んでいる歯の数も異常に多いのに
どうしてそれが多少気にはなるけれど気にしないで読めたのだろう

それからずるずると漫画の内容と絵柄とか現実感についてのいろいろとか
ときどき考えたり考えるふりをしたり

山月記

昔は賢かったわがままな男が虎になってしまって,ばったり出会った友人に愚痴とかを言う話。
「肥大した自我」=「虎」で,それが他の人にも「虎」としてみえるってのがちょっとどうかと思う。
自分では獰猛な「虎」だと思っていても,「肥大した自我」は他の人から見たら,
もっとまぬけなとんまなものではないのだろうか。
「虎」だと,主人公は好き勝手なことやってそれはそれでいい人(虎)生じゃねえか,とも思ったりする。
とは言っても,
俺の中の獰猛な「ミドリガメ」が・・・とかだとやっぱり物語にはならないのだろうけど。

楢山節考

面白い。なんだこりゃ。
読む前は姥捨て山の話ってくらいしか知らなかったけど,
なんかすごい想像力だなあ。

静かなるドン

出来上がるのに時間がかかる鯖を待ちながら食堂にあったやつを読んだ。

下着会社のさえないデザイナーが実は広域暴力団の三代目という話。
一歩間違えたらただの妄想で終わるのだろうけど,話が考えてつくってあって面白かった。

ひとりの人がかかわるいくつかの集団での立場や振る舞いはその集団集団で違うってことは普通にあって,
その中のひとつがたまたま広域暴力団の三代目だったと。

バカドリル いくよ

もう10年くらい,時々本屋で気になっていたのですが,
最近,無性に読みたくなって,とうとう買ってしまいました。

バカで面白かった。
あれだけいろいろバカなこと考えて商売になるってのは,
バカな人にはできないのだろうけど。

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