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『Garden Cities of To-Morrow 』 山形浩生氏の翻訳で少しづつ。「」は引用,「」内の(中略)は僕が勝手に省略したところ。 <参考> http://www.genpaku.org/gardencity/gardencityj.html 第2章 田園都市の歳入と,その獲得方法――農業用地 ■農用地 「農民が支払える地代は,町が作られる以前よりもずっと高くなるだろう。」 その理由が,すぐ近くに大消費地「田園都市」を持っているから。 輸送費も節約できるし,中継ぎ業者もいないし。 「町といなかの組み合わせは健康的なだけでなく,経済的でもあるのだ ――この点についてはこの先一歩進むごとに,一層はっきりしてくるだろう。」 他の理由として,しっかりとした下水処理方式もあげられている。
既存のシステムをどうのこうのする必要がなく, 新しく白紙の状態から造るからってことらしいが, この方式も時代が過ぎれば古くなってしまうのではないか。 そうなればそれは,将来的には地代を減少させる原因になるのではないか。 「立地のいい小農地が増えるため,これも地代として提示される総額を上げることになる。」 これも理由の一つ。 |
建築の本
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『Garden Cities of To-Morrow 』 山形浩生氏の翻訳で少しづつ。「」は引用,「」内の(中略)は僕が勝手に省略したところ。 <参考> http://www.genpaku.org/gardencity/gardencityj.html 第2章 田園都市の歳入と,その獲得方法――農業用地 ■地代の支払い 田園都市,敷地購入総額24万ポンドの30年の分割払いとすると もとの借り手が支払う地代は 8,000ポンド/年間となる。 また利息も含めれば,年利4%なので,9,600ポンド/年間となる。 購入時点で住民が1,000人いたら,利息も含めれば1人あたり年間9.6ポンドの地代。 完成すれば 32,000人になるから0.3ポンドでいいのだと。 「厳密にいえば,田園都市の住民が支払わされる地代は, この年間0.3ポンド ですべてのはずだ。というのも, この田園都市が実際に外に対して支払う地代がそれだけだからだ。 だからそれ以上何か支払ったら,それは地方税的なものへの支払いとなる。」 たとえ追加で田園都市の住民が年間1.7ポンド,総額で年間2ポンドを支払うとしても
イングランドやウェールズが 地方税 平均 2ポンド/年 地代 平均 2.5ポンド/年 合計4.5ポンド/年 なんだから安いでしょ,と。 |
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『Garden Cities of To-Morrow 』 山形浩生氏の翻訳で少しづつ。「」は引用,「」内の(中略)は僕が勝手に省略したところ。 <参考> http://www.genpaku.org/gardencity/gardencityj.html 第2章 田園都市の歳入と,その獲得方法――農業用地 ■歳入とその目的 「田園都市の歳入のすべては、地代からくる。」 目的: ・圏域の土地を買ったお金の利息を払うこと。 ・元本を返済するための積立金を提供すること。 ・通常は自治体や近郊政府が,強制的に徴収する税金によって 建設維持されるような公共施設をすべて建設維持すること。 (担保付き債券の返済が終わってからは) その他の目的のために多額の剰余金を維持すること。 その他の目的とはたとえば、高齢者の年金や、事故病気に対する保険などである。 ■地代の差 ロンドンの一部・・・エーカーあたり3万ポンド 農用地・・・エーカー4ポンドでもきわめて高い 賃貸料の差は大量の人口が原因。 「多数の人口が存在することで土地に追加の価値がたくさん与えられるなら, どこかの地域に十分なだけの人口が移住すれば,その移住先の地価は, それに対応しただけの増加がともなうのは確実だ。 そして多少の先見性と事前の調整があれば,その価値の増分は, 移住してきた人々の所有物にできるだろう。」 ■そういえば,第1章の初めの文章 ・購入資金・・・担保付き債券の発行で調達,その平均金利は4%を超えない。 ・敷地の法的な所有者・・・ごりっぱな4名(たぶんひげ)。 「この4名は敷地を,担保付き債券の担保として信託財産として持ち, さらにはそれを田園都市の人々のために信託財産として持つ。」 ・「すべての地代(これは土地の時価に基づく)は信託管理人に支払われ, かれらはそこから(債券の)金利と元本返済用積立金を支払って, 残金をその新しい自治体の中央評議会にわたす。 その金を使って委員会は,必要とされる公共施設すべての建設と維持管理を行う ――道路,学校,公園その他だ」 ■財産の取り決め 「土地は(中略)信託財産管理人に帰属し,かれらがそれを(債券の償還が終わったら) 全コミュニティにかわって信託財産として持つ。だからだんだん作られる価値の増分は, 自治体の財産となる。結果として,地代はあがるかもしれないし, そのあがりかたもかなりのものかもしれないけれど,その上昇分はだれか個人の所有物にはならずに, 地代を下げるのにあてられる。」 たくさんの人が住むと田園都市の価値が上がって,信託財産の価値も上がるから, まちが潤っているので,地代もあんまり貰わなくても大丈夫ってことか。 高速道路がいずれ無料になるって話などとどう違うかは,
これから先を読まないとちょっとわからない。 |
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『Garden Cities of To-Morrow 』 |
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『Garden Cities of To-Morrow 』 山形浩生氏の翻訳で少しづつ。「」は引用,「」内の(中略)は僕が勝手に省略したところ。 <参考> http://www.genpaku.org/gardencity/gardencityj.html 第1章 「町・いなか」磁石 続き 図を描くのにもたついて文章読むのを先延ばししていました。 ■グランドアベニュー ・幅員は140m ・全長約5kmのグリーンベルト,「町の中央公園より外側部分を二分する」 ・「どんな遠くの住人からも 240m以内にある公園だ。」 ・街路の中・・・それぞれ2haの敷地が6つ。公立学校,遊び場,庭園。 ・街路の中その他の敷地・・・教会用地 「どの宗教の教会かはそこの住民の信仰によるし,教会の建設費と維持費は, 信者やその友人たちの資金がまかなう。」 ・面した家屋・・・三日月状に配置。 「見た目には,すでに壮大なグランドアベニューの幅員をさらに拡大する結果となっている。」 ■町の外周 ・工場や倉庫,乳製品店,市場,石炭置き場,材木置き場など ・町全体の最外周を囲む環状鉄道に面している。 ■環状鉄道・・・全敷地を通過する鉄道本線と結ばれている。 ・流通に関わるコスト削減,道路の維持管理費の削減。 ・電鉄にすることで,「照明その他用の電気料金は,大幅に下げられている。」 ■廃棄物・・・敷地の中の農業部分で活用。
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