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ネコは、忙しいときにかぎってひざに乗ってくる。
ネコ:「にゃおーん」
飼い主:「何にゃおーんって、少しだけだからな少しだけ」
飼い主:「うたた寝なんかするんじゃないって」
飼い主:「お、おい」
飼い主:「この調度よい体温と窓からの太陽が小春日和だよ」
飼い主:「もういいかげんどいてくれ、用事があるんだって」
ネコ:「くーくー」
飼い主:「くかー」
猫とは、戦略的に飼い主を眠りに引きずりこむ動物である。ご注意を!

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二日続けて雨が降った。一日目はまるで台風のような横殴りの雨だった。二日目は人のいない通りを静かにぬらしていた。


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雨のやんだ空を見上げながら、風に吹き飛ばされた桃の落ち葉を根元にかき集める。


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今年の南カリフォルニアはそれほど寒くない。このまま春になってくれるのも悪くないが、ここ何年も暖炉に火を入れていない事がわびしく思える。こんな冬空でもなごりおしい。
テレビのお天気キャスターは得意げに、週末にかけて暖かくなると言っている。私は少し不満ではある。

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青空にライン引き

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「グオン グオン グオン」飛行船のエンジン音だと思いカメラをかかえて外に飛び出す。空を見上げると細い飛行機雲が見えるだけ。

「グオン グオン グオーン」なんだ木の粉砕機の音か、それにしてもよく似ているなと思いつつ、もう一度飛行機雲を見上げる。ちょうど真上を通りすぎる頃で、せっかくだからと望遠レンズでのぞいてみた。

思いっきり800mmまでズームアップ。

こんな風に飛行機を見たことなんてない。尾翼の後ろに雲が湧き上がるのが手に取るように見える。雲を吐き出すというより、空に置いているよう。

この感覚ってどこかで体験したことがあった。そうそうライン引きの石灰に似ている。運動会のグランドが頭をよぎる。

グランドのライン引きって、どういう訳かスポーツの得意な生徒か学級委員のように目立つ子がやるものだった。一度はやってみたいなとぼんやり立っていたら「そこのキミこれやって」とまさかの天の声。

はじめてグランドに白くて太い線を引いた。

白い粉が地面に落ちるだけなんだとあたり前ではあるが楽しい作業だった。ふり返るとまっすぐに引いたつもりでも蛇行している。でも先生は気にしているようでもなかった。

「なんだ誰にでもできるじゃん」

ずいぶんとむかしの話だ。気がつけば飛行機はレンズで追えないほど遠くに行ってしまっていた。澄み切った空は青くて高い。

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見たいと思っていた映画「夏美のホタル」
有村架純、夏の思い出、バイク、プロを目指す写真家がキーワード。これはきっとすごくいい映画なんだと期待していたが、見終わったあとの虚脱感がぬけない。こんな映画も珍しいのでネタばれにならないくらいに感想を書いている。
出演者は、主人公の有村架純の他に工藤阿須加、小林薫、光石研、吉行和子といった豪華キャストなのに、なんでこんな風に仕上がったのか頭の中で整理できない。
有村架純さんが一途でまっすぐな役を演じたら、これほどの女優はいないはずなのに、ただの生意気な小娘にしか見えなかった。原作もそうなんだろうか。映画と原作って時々大きなズレが発生する。確かめたいがしばらく時間をあけてからじっくり読みたい。
ストーリーは、えっと・・・ 昨日みたばかりなのにあまり思い出せない。
印象に残っているのは、なぜか夏の季節感が感じられなかった、カメラワークがゆれすぎる、ホタルがあんまり出てこない。宣伝されていたほど映像はキレイでも幻想的でもなかった。
でも冒頭の「大山千枚田」のシーンは良かった。きっとドローンで撮影している。緑の穂が揺れる棚田の尾根を夏美のSR400が走りぬける。それを追いかける映像の浮遊感が素晴らしい。カメラの手ぶれも意識的にやっているのはわかるけど、ブレ過ぎだと思う。
それから写真学校の学生って、あんな風に撮るのものだろうか。
フィルムカメラのシャッターをまるでデジカメのようにきっている。そりゃまあ、プロを目指しているからそうかもしれないけど、そのカメラ、フィルム入ってないよねって感が否めない。
また、ちゃんとピント合わせているのかってシーンがあったり、ニコンF3(当時のプロ用?)をよく知らないけれど、シャッター速度1/2くらいでホタルとか撮れるのだろうか。というより暗い場所でシャッターが開いてから閉じるまで、手元が動いているようにも見える。
せめて三脚くらいはと思うのだけど、「フィルム写真は現像するまで分からないし、一瞬でダメになったりする」なんてセリフがあったりして矛盾している。
他にもあのテント張っている橋の上って廃道なのかなとか、女の子一人で野宿って今時の日本でありなのかとか、頭のが中に色んなクエスチョンマークが浮かんできてもやもやしてくる。
そんなこんなで、だんだんと集中力がなくなってきてストーリーはどうでもよくなったままで終わってしまった。もちろん有村架純さんが悪いわけじゃない。
最後にとっても大きな疑問が残っている。
父親が小学生の女の子をバイクの後ろに乗せて遠乗りとかいくかな。それにその娘って半そでのTシャツだよ。元レーサーなら事故の怖さとか普通のバイク乗りより熟知しているはずなのに・・・。私は、娘はもちろん息子ものせない。
二人乗りしているときの危険回避操作って、後ろに乗っている人間には伝わらない。突然に現れる障害物、段差、複合カーブなど車体を倒しこんだり、立て直したり、腰を浮かしたりしなくちゃいけない。同じ大人なら前を見ているからある程度は同期してくれるけれど、子供はしがみついているだけで前が見えない。
それに子供って乗り物にのるとよく居眠りする。だからくくり付けていない荷物をタンデムシートにのせているようなもの。もしこの映画をみて「オレも子供と一緒にタンデムツーリングでも行こうか」って思った人がいたら、ちょっと考えてほしい。
どうしても行きたいなら子供が高校生くらいになるまで待とうよ。それがこの映画を見ての一番の感想だった。

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