独善読後

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恐ろしい国民

 うなずいている場合ではない。北朝鮮の国民のことではない。我々のことだ。イラクで人質になった
人々に対しての自業自得・自己責任というパッシング。憲法違反の今続く、自衛隊イラク出兵。

自衛隊は「非戦闘地域へ行くのだ」「戦争に行くのではない」あげくに人道支援だ。復興支援だ。と
盛んに強弁し。その上、自衛隊の行くところが非戦闘地域だと世界が驚く発言をして、まだ支持率が
30も40パーセントもあるというのだから。ほんと恐ろしい国である。

コイズミはいい気なモンである。国民の多くが自己責任論になびき、元人質へパッシングに調子を合わせました。こうしたパッシングの広がりは理想主義に対する深いシニシズムを感じさせます。人間が「平和
」とか「人道」とか「人権」とかいう崇高な目的のために活動することを冷笑する。そういうシニカルな
精神に貫かれている。この国民とは恐ろしい国民である。  徐京植 著  季刊雑誌前夜 より抜粋

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