宇目郷 温故知新録

子供の頃の記憶を手繰りながら宇目の里を訪ね歩き記録しています。

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昨年宇目の赤松峠を踏査の時山の神様に鹿の心臓を棒に刺して奉納していたのを目撃。此の風習について宇目の狩猟家の方に話を聞いた折り野津にシシ権現があることを教えて頂いた。県南地方の猟師であれば一度は参拝する狩猟の神様です。社は断崖の中腹の洞窟にあり鎖場があると話された。洞窟の中には夥しい鹿・猪等の頭骨が奉納されているそうだ。猟師がこの崖を登れなくなったら現役引退だとも話された。また女人禁制であったようです。
 私たち人間は動物をはじめとする多くの命を頂いて生きながらえている。猟師はその最前線で獣の命と対峙しているので命を奪うことの意味を一番理解していると思う。
 昔宇目のある所でイノシシの解体を見る機会があった。シシを捌くときは寒いと猟師の方が云っていたのを覚えている。寒いとは体が冷えることではなく命に対する畏怖の念があったからではないかと私は考える。
 天気と相談して晴れの日に参拝に出掛けた。話に聞いた鎖場とご対面、久しぶりの岩登りを楽しみながら落ちないよう慎重に壁を三点支持で攀る。上り詰めた洞窟の前は小さな広場になっている。窟内の夥しい獣の頭骨は猟師が供養と豊猟を願い奉納されたのではないかと思います。

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赤松峠の大山神

臼杵川に架かる沈下橋と熊野社の鳥居
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熊野社拝殿、神殿は洞窟の中に建てられている。

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白鹿権現は断崖の中腹の洞窟に鎮座している。↓

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鎖場は3ピッチ20m程の高さがある。鳥居から洞窟までの高さは40m位。岩質は石灰岩なので岩が濡れていると滑りやすくなる。

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白鹿権現は神聖なる場所であり興味本位で訪れる場所では決してありません。心して参拝をしてください。
洞窟の前に宝経印塔二基。洞窟内に石祠二基がある。白鹿権現は熊野社の境内社ではないかと思うが詳しくは調べておりません。


 鳥居前の沈下橋の下流に面白い地形があった。西神野周辺の地質は石灰岩 鳥居の前を流れる臼杵川
に浸食地形が見られる。少し下流に行くと(阿蘇山の火砕流)凝灰岩(灰石)の柱状節理が見られる。
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上の熊野社鳥居からみる津久見 碁盤ヶ岳と八戸高原

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