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『名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)』感想 ※ネタバレあり 適当に粗筋
とある研究所を武装集団が襲撃し、致死率の高い細菌が保管された区画に侵入。 今回の見所(ツッコミ所?) ・いろいろと先の読めるビッグジュエル周囲の罠 チェス盤に見立てた床に仕掛けられた落とし穴(ビッグジュエルの蓋?を開けるタッチパネルに連動)。 作動条件が良く分からないが電撃を発射する装置。 指紋認証をクリアしなかった場合に真正面から放たれるパンチ(何時の時代のギャグ漫画だ)。 特に落とし穴とかは後々“怪盗キッド以外に”使うんだろうな……とモロバレ。 ・絆創膏の印で蘭に正体がバレてしまう怪盗キッド 「思わぬ怪我をしてしまい、蘭に絆創膏をもらう怪盗キッドだったが、園子がその絆創膏に 蘭にも内緒で『新一LOVE』と書いていた所為でバレる」
いやまぁ印自体は気づかなくても仕方ないとは思うけど、怪我したところと同じ場所に 絆創膏を貼り付けた別人なんて、あからさまに怪しすぎる。 あんな精巧な変装マスク(?)が使えるなら、皮膚と色が同化する絆創膏ぐらい作れそうなもんだが。 ……そういやゴルゴ13でも怪我で変装がバレるシーンがあったか。 ・そんな怪盗キッドの嘘を見抜けない蘭 「正体がバレてしまったが、直前にコナンが離していた蘭との思い出話を話し、 怪盗キッドとは実は新一だと騙して難を逃れる」
……いや、UFO以外にもいろいろとあるじゃん、思い出話とか。まぁその時は時間も無かったから仕方ないかもしれないけど。 ・飛行船内で細菌がばらまかれ、直後に大げさに苦しみ出すルポライター 「殺人バクテリア(この名称何とかならんかったのか)に感染すると、発疹と痒みの症状がまず現れる」 ……もうこの時点でルポライターが犯人一味だと勘付きましたよもちろん。 『BLOODY MONDEY』で似たようなシーンがあったからだろうけど。 つまり殺人バクテリアは単なるブラフ、ルポライターの自演という訳。 そうやって考えるとこの直前にルポライターが蘭の両腕に触れたのも頷ける話。 何かしらの薬品を蘭の両腕につけて、発疹を後で起こさせるのが目的。(しかしまさか漆だったとは) ・飛行船から放り出されるコナンとそれを助ける怪盗キッド 乗り込んできた武装集団が仕掛けた爆弾を解除した結果、リーダー格の怒りに触れて窓からぽいっちょ。 もちろん怪盗キッド(変装状態)が飛び出して救出。 ・怪盗キッドを新一に変装させて、警視庁のヘリコプターを借りる ……いや、それしか方法は無かっただろうけど後でどうやって説明するつもりだったんだ? ・犯行予告で騒ぎが起きて大騒ぎな大都市 ……さすがにこっちが真の目的だとは気づけなかった。不覚。 ・蘭の両腕に現れる掌の形をした発疹 この時点で先のルポライターの件が確信に変わる。 だいたい「掌の形の発疹が現れる細菌」なんて有り得ないだろうと。 ・世界最大級の飛行船の内部でB級アクション勃発(もうすっかりアクション映画だなおい) そういえば今回の拳銃はH&K−USPコンパクトっぽく見えたがさてどうだろうか。(静止画でないと分からん) さすがに少し前のようにデザートイーグルを持ち出さなかったのはリアルさにある程度拘ったからか? リロード描写もしっかりとしていたので細かいところで高評価。 個人的にはエンジン付きスケートボードで逃げるコナンを追いかける一人がかなり疲れていたのが印象的。
そりゃまぁあれだけ広い飛行船内部、しかも片方はエンジン付きとなれば追いかけるのも大変すぎる。
……でも拳銃だからって外しすぎだろあの犯人。(あれで良く傭兵をやっていられたもんだ)
・やっぱり武装集団相手に使われる罠の数々 まぁそうなるだろうなとは思っていたが。 そしてこれを見越してコナンに次郎吉の指紋を渡していたとは、恐るべし怪盗キッド。 (まさか最初のサッカーボールの子供が指紋の伏線だとは思わない) 「手をついちゃっていいの?」が個人的なお気に入り。
・ずっと眠っていたけど最後(?)に活躍する毛利小五郎の一本背負い そういや小五郎の声が変わっていたんだけど……まぁ違和感はそこまでじゃないからいいか。 しかしずっと眠っていた小五郎はギャグシーンではなかったとは。
・そしてやっぱり黒幕なルポライター(……とやっぱりじゃないけど犯人だったカメラマンにリポーター) ・そんな黒幕を撃退するためにボール射出ベルト――を最大級に膨らませる 「アドバルーン大にまで膨らむんだぜ」というコミックの説明を実証するとは思わなかった。 というよりあんな風に膨らませて橋に引っ掛けるとか誰が考えるよおい。中の乗客危険だろ。 (結果的には犯人だけやられてたが)あと自動操縦優秀だなおい。 ・そして怪盗キッドの正体を勘違いしたままの蘭と悪乗りする怪盗キッド、二人の唇が接近し―― ・エンドロール後、蘭の尻に手を伸ばして本当の正体がばれる怪盗キッド (そんなことだろうと思っていました)
総評 まぁ最近のコナン映画の中では楽しめた方……だけど正直どうよ。もうこれ推理要素がほとんど無い。 かといってアクション映画・パニック映画としてはインパクトが少ない。 “今までと比べれば”楽しめた方だけど、それは比較対象の問題でしかない気もする。 『迷宮の十字路<クロスロード>』辺りがアクションと推理要素の両立ができていて良かったんだが。 細かいところでは『殺人バクテリア』の名称を何とかしてほしかった。 アポトキシンとか考え付くなら適当な名称は幾らでもあっただろうに。 やっぱり次弾も当然のごとく製作決定したみたいだけど……そろそろセガール映画のような マンネリから脱却してほしいところ。(あっちはコナンよりも深刻だが)
しかし、最初の方で無かったと思ったらまさかあの謎々を最後に持ってくるとは……
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天空の難破船テレビで観ました。
僕も犯人達の異様に下手な拳銃射撃には首を傾げました。って言うか背中に背負ったMP5使えよ、ソレは飾りかよって突っ込んでしまいました。
でも元傭兵の毛利元貞氏によると、一般歩兵は殆ど拳銃射撃の経験は無く、腕は射撃場の観光客と大差ないみたいです。底辺の傭兵(例えば今リビアに集まってる様な)ならあんなもんかも知れませんね。
でも飛行船乗っ取りの手際を見る限り一流っぽい感じするんですけどねえ。(装備も一流だし)
2011/5/12(木) 午前 11:46 [ 小説を書いている者 ]
小説を書いている者さん
まぁ一般的な戦闘では使いませんよね、拳銃。
“サイド”アームですし……室内戦では別ですが。
2011/5/12(木) 午後 1:56
名探偵コナンはもののけ姫みたいな凶暴な争いアニメですか?
2014/9/10(水) 午後 8:21 [ はじめちゃん ]
実はもののけ姫を観たことがないという……
2014/9/12(金) 午後 9:40
コナンの映画の飛行船がラピュタを彷彿とさせます。
2017/4/26(水) 午後 9:34 [ ムスカ ]