RYOの戯言日記〜小説、サウンドノベル、銃やらアニメ〜

覚悟だけでは何も出来ない、覚悟が無ければ何も出来ない

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今月号の表紙:SIG SAUER P226 Navy
 
 
 
SIG SAUER P226 NAVY 
今回はP226NAVYと新型E2グリップの紹介。
従来型よりくびれが深いE2グリップは元々限定品として販売していたそうだが、
あまりの握りやすさに反響が大きく、標準装備品となったそうだ。
(ただし、手の大きいシューター向けに通常のグリップも生産継続)
 
記事ではまずPシリーズの歴史が書かれている
高品質(&高価格)なP210からコストを抑え生産性を高めたP220へ、
P220を小型化してマガジンキャッチをグリップ側面に移したモデルP5をドイツ警察が採用し、
次に十五連弾倉を搭載して米軍サイドアームの座をベレッタM9と奪い合い、
(結果的に負けたが、特殊部隊等への採用は勝ち取った。まぁ負けたのは性能面より価格面だし)
P229を開発,それに引っ張られるようにスライドを耐久性の高いものへと改良したりレールが追加されたり、
そんなこんなでP226は今でも好評生産中。
 
で、今回のP226Nabyは、あの米軍ネイビー・シールズ導入モデル“と酷似した”製品。
こういう部隊がM9に不満を持ってP226へ走った訳だが、
まぁ「まず撃つことがない一般部隊」「撃つ可能性が高い特殊部隊」とでは大違いだわな。
(ちなみにこのモデルとほぼ一緒だが、シールズ・モデルにさらに近づけたモデルMK25が登場したとか……
 商魂たくましいねぇ)
 
 
グルーピングテスト(十五m五発×二回)
Win115grFMJ 最小四十三mm 平均七十三mm
NATO124grFMJ 五十九mm 六十二mm
Win147grJHP 六十九mm 五十九mm
とまずまずの性能を見せている。これまで数百発は撃ったそうだがジャムもなし、と。
(ただし実射中は多分E2グリップではない
 
 
それより気になったのは記事中で触れられているエピソード
元シールズのクレッグ・ソーヤー氏(チーム1所属後DEVGROで活躍、現在はハリウッド映画で
テクニカル・アドバイザー等を行っている)によれば、
湾岸戦争のデザート・ストーム作戦の際、射撃訓練中にP226が作動不良を起こしたそうだ
(スライドが往復したのに弾が装填されず、分解すると反動のショックで弾が前後逆に回転した)
細かい砂が弾倉内部にまで侵入し、マガジンフォロアーが砂を噛んで全く動かなくなったのが原因。
その後は作戦前に徹底的に分解・清掃していたこともあって、高い信頼性を見せてくれたとのこと
 
……何が言いたいかというと、P226でもこうなのだから
「AKはメンテナンスフリー」だの「M4は役立たず」だの言ってる連中は
そろそろ『銃器』というものについて“現実を見ろ”
と。
 
 
 
 
IWA2012リポート ヨーロッパ最大のガンショー
 
南ドイツのニュールンベルグのメッセ会場で行われた今回のガンショー。
世界的な不況の折だが、だからこそ生き残りに必死なメーカーが頑張っているとかなんとか
現在のトレンドは22LR仕様の銃器だそうで、軍用銃に外見を似せたモデルならまだしも
そのまま軍用銃を改造して22LR仕様にしたモデルもあると。
 
それとベルギー警国家警察がS&WのM&P9LTCLを制式採用し、五千五百挺調達したそうだ。
(オリジナルとほぼ同一だが、ローディングインジケーターが前後に長いバー状をしているとか。
 そりゃ従来のインジケーターじゃねぇ……確か『穴』だっけ?)
さらにこれとは別にシムニッション用やダミーカートリッジ用等を三百挺調達するようだ。
これは「分離独立派に対するベルギー政府からの一種の警告ではないか」、と書かれている。
(ベルギーといえばFNハースタルだが、フラマン語圏に存在する同社に対して
 ベルギー政府はフランス語圏にある、とのこと)
 
 
まぁそういうことはおいといて……気になったモデルを。
といっても拳銃はほとんどM1911だし、あんまり見るところがない。
 
 
イタリア・アーセナル社製ストライク・ワン・セミオートマチックピストルイメージ 1

あの『ダブルバレルピストル』を開発した同社だが、イタリアとロシアの合併会社だそうで……
「僅か4mmのショートリコイルでロックと解除を行う独自のロッキングシステム」
「撃発メカニズムはストライカー式変則ダブルアクション、独自設計で単独トリガーながら安全性が高い」
「銃身や稼動部品の殆どにナイトライド表面加工が施され、耐久寿命は五万発に及ぶ」
となかなか凄そうだが……宣伝材料だったはずの『ダブルバレルピストル』の方が人目を引いていたようだ。
レポート内でも触れられているが、これはまさしく皮肉。
 
 
アメリカ・ヘイザー・ディフェンス社製ダブルタップピストル
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
 
上下二連のデリンジャータイプだが、デザインがなかなか良い。
これで45ACPや9mmパラベラムなのだからなかなか。(ついでにグリップに二発、弾薬を収納できる)
しかしこれ、まさか二発同時発射?
 
 
ロシアAKBS社製TTKゴム弾薬
ロシアでは銃身に特殊な加工を施し、ゴム製の弾薬を火薬ガス圧で発砲する拳銃の
ライセンス取得が容易なんだそうで。
10mm口径でゴム弾を28mmの長さの薬莢に収めているそうだが、
実際にはゴムの口径は10mmより大きく、圧縮されている

筆者曰く、「前に撃った時は、反動は実銃よりかなり低いが十mはなれた厚いボードを簡単に撃ち抜く」。
セミオートでゴム弾を発砲できる銃……基本的に殺人禁止のどこぞの武偵はこれを採用すべきじゃないか?
ゴム弾ということで「日本警察に」という声もありそうだが、どうせ実銃と一緒に携帯しなきゃならないなら、
テーザーの三連発モデル辺りの方が良さそう。
……というか同じロシア製のリボルバーの方がまだ良さそうだな。様々な弾薬を発砲できるモデル。 
 
 
 
 
ルガーLCP−LM LaserMax社のレーザー・サイトを備えたLCP
イメージ 5
(動画は普通のLCP)
 
スターム・ルガーのLCPはマニュアルセーフティどころかAFPBまで除いたオートマチックピストルだが、
当然といえば当然か、キャリーガンとしての人気は高い。
護身用にごてごてとした手動の安全装置というのは、無意味どころか時として害悪だし。
「安全装置がなくて暴発」という訴訟リスクと「安全装置が複雑すぎて〜」というリスク、どっちが高いのやら。
(初期にリコールもあったが誠実な対応で逆に信頼を高め、2008年度ハンドガン・オブ・ザ・イヤーも受賞
(ちなみに安全性は、チタン合金製ファイアリングピンと強力なスプリングで補っている)
 
 
LCPは380ACPを六発装填できるが、これはフレーム前方に調整可能なレーザーサイトを備えている。
ただし、グリップを握り締めて発砲するようなタイプではなく普通のスイッチ式
(レーザーサイト両側にスイッチが備え付けられている)
 
このLCPもそうだが、この手のコンパクトモデルのアイアンサイトは頼りないというレベルではないし
そもそもこの手の銃器が役立つ状況(近距離かつ緊急事態)でアイアンサイトを覗いている暇もない
しかしレーザーサイトなら、暗がりであればかなり役に立つ
(昼間? まぁノンサイトでなんとかなる……はず)
 
 
グルーピングテスト(十五ヤード、五発撃って外れた二発を除外したものを各弾薬で二回)
ホーナディ90grFTX     最小三十mm 平均三十二mm
フィオッキ90grJHP   三十七mm 三十九mm
PMC90grFMJ      六十一mm 六十四mm (これのみトラブルが発生、それも多発したとか)
アラバマアモ95grJSP 二十三mm 四十三mm
(ちなみに+Pアモは「どんなプレッシャーか解らない」から使うなと警告されている)
 
 
威力の点では(短銃身とはいえ)9mmクラスが欲しいけれど、撃ちやすさ的には380ACP
そういう意味でもこの手のモデルの人気は高いそうだ。
 
 
 
 
 
 
今回はこんなところ。
あとはS&W−M&P15Aの特集
「ガスピストン? 市場にさほど食い込んじゃいないし、軍用としてさえ兵士の携行弾薬は二百〜三百発
 つうかダイレクトインピンジメントガスシステムにそんだけ問題あったら騒がれて改良されるでしょ。
 ハンヴィーがロードサイド爆弾に抵抗力がないって公聴会で騒がれて大きく報道されて、改良されたよね?
 それに精度じゃ劣るでしょ。レス・ベア社のモデルで.500MOA保証してるのはダイレクトの方だよね」
といろんな人に喧嘩を売るようなことが書いてあったくらいか。(意訳してるが)
そういやダイレクトをガスピストンに置き換えるアクセサリーって、どれほど米軍で普及してるんだろ?
 
それと弾薬の表記についてとか。
昔は口径が大事だったからリポーターは「○○mm×△△」と書いていたが、
現在、公的には「○○×△△mm」。でも民間では混同されている、と

厄介だなぁ。
 
 
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僕はIWAでチャーターアームズが発表した「左利き用リボルバー」に心惹かれましたね。ただ残念ながら今書いてる小説の左利きキャラは拳銃使わないんですよねぇ……(汗)

2012/5/13(日) 午後 8:36 [ - ]

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ほうほう。
Pシリーズの銃ですか。
そういえばニューナンブの後継として採用された銃がPから始まってたけど何だったかな?と思い出せなかったので調べてみたらP2000だったのですね。
USPをコンパクトにしたモデルだそうで。

2012/5/13(日) 午後 9:53 [ 西条 常輝 ]

バカモンさん
左利きモデルってのは希少ですよね。

2012/5/13(日) 午後 10:48 RYO

西条常輝さん
P230JPのことかと思いました。

2012/5/13(日) 午後 10:51 RYO

顔アイコン

おお、ダブルタップピストル、確かにかっこいいですね〜
いつも記事のレビュー、ありがとうございます。

2012/5/26(土) 午後 4:54 [ 930.jp ]

ただ、二発同時発射だとすると実質的にチャンスが一回ってのが……一回あれば十分か?

2012/5/26(土) 午後 7:47 RYO

やっぱり「ダブルタップ」ピストルと言うぐらいですからね……ただ普通のデリンジャーも首尾良く「一発当てて動きを止め、二発目でトドメ」とやらない限り勝ち目ないし、どっちみちワンチャンスは余り代わらないんじゃないでしょうか?

2012/5/26(土) 午後 7:59 [ - ]

とはいえ「一発外せる」のと「一発(というか一回)も外せない」のでは精神的にも大きな違いが……

2012/5/26(土) 午後 8:51 RYO


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