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※ホローポイント弾とは 簡単に言えば弾丸の先端に穴を開けたもの。 人体などに着弾すると弾頭自体を拡張させ、傷口を広げたり、体内でエネルギーを消費させることで 貫通弾を防いだり、硬い物に着弾した時は砕け散りやすくなるので跳弾を防いだりする。 軍事用としては『ダムダム弾の禁止に関するハーグ宣言』で禁止されている。 このため弾頭部分を完全に被甲したFMJ(フルメタルジャケット弾)が基本となる。 が……アメリカは調印していない。(代わりに似たようなガイドラインは作っている) それを踏まえた上でこちらのニュース。 米軍の新制式ハンドガン「XM-17」にホローポイント弾頭が採用される可能性が高まる http://news.militaryblog.jp/e679869.html アメリカ軍の軍法務部長のリチャード・ジャクソンはIndustry Dayにて、アメリカ国内の警察・司法機関ではJHP弾が多く使用されていることにふれ、こうした特殊な弾頭の採用によってより精密で強力な拳銃を提供できるとコメントした。 結構ガチで驚いた。 確かに米軍は5.56×45mmライフル弾において、オープンチップという 先端部分の鉛を露出させた「それグレーゾーンじゃない?」的弾頭を採用してはいたが、 ここまであからさまに「ホローポイントを採用するかもね」とやるとは思わなかった。 ただ……これ結局のところ拳銃弾だからじゃね? とは思う。 この記事の中では ここ20年の間に拳銃の性能は大きく高まり、戦闘における役割も変化してきている。とあるが、一般的な兵士がメインアームではなくサイドアームを使う場面は少ないだろうし、 使う場面があったとしてもホローポイントかフルメタルジャケットかで言うほど威力は変わらないし、 貫通弾や跳弾による二次被害を減らしたいとしてもオープンチップ的な弾頭でいいはず。 つまり「使う場面もさほど多くないし威力も低い拳銃弾」だからこそ、 こんなにあっさりとホローポイントの採用云々という話が出てきたのではないだろうか。 まぁそもそも『ダムダム弾の禁止に関するハーグ宣言』が欺瞞じゃね? と言われたらおしまいだが。 (←画像か↓文字か→↓アドレスをクリックで投票)
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なぜ自衛隊は、国産拳銃を装備できないのか? http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150519-00010000-biz_sbcr-nb 誰の記事かと思ったら、かのよしのり氏の記事だった。 要約するとこの記事は 自衛隊が採用している9mm拳銃(SIG−P220のライセンス生産品)は、 といった感じのもの。 まぁとりあえず、最大のツッコミどころ2点を済ませてしまおう。 「それならなぜ64式・89式小銃が造られたのですか?」 「米軍の制式採用拳銃はM9で、それとトライアルで争ったのはP226。 イギリスは最近グロック19gen4を次期制式拳銃に採用と、 どこも自国以外の拳銃を採用していますが?」 まず、「軍隊の中の一般的な歩兵(つまり特殊部隊等を除く)」にとって、 拳銃というのは飾りないしは精神安定剤、最後の最期の護身用・自衛用という位置づけのはずだ。 昨今の市街戦においてでさえも、拳銃が戦術的に見直された・拳銃の価値が見直された、 という話はされていないだろう。特殊部隊はまた別だが。 そしてその市街戦の中でも、拳銃が使用されるであろう環境はさらに狭く、 さらにいえばその環境の中でも、大抵はアサルトカービンかサブマシンガンないしはショットガンの方が 使いやすいだろう。 つまり「使用が想定される環境が狭すぎる上に、それでもまだ他の武器の方が使いやすい」 というのが拳銃であり、これでは優先順位が下のほうになっても仕方ない。 そもそも「拳銃をまだ持ち歩く必要があるのか?」なんて議論もあるくらいなのだから、 わざわざ国産で開発・製造するよりも既製品で済ませる、というのは不思議でもなんでもないし、 特段の事情があるとも思えない。現に外国でもそうしている。 これが小銃の場合、政治的事情を抜きにしても 「どういう体格・錬度の人間が使うか、どこと戦うか、どういった戦場で戦うか」、 その他諸々の要素を考慮しなければならず、もちろん拳銃よりも遥かに使用の想定が大きい。 当然ながら、こういったものは国産で開発・製造する方が手っ取り早い。 さらにこの人、 そもそも、国民が銃についての知識を持つことは民主主義の基礎です。自衛隊の装備品は、国民の税金で買ったものであり、有事にはそれが国民を守り、隊員 の生死を左右する武器です。それがどういうものであるか、国民は実際に撃ってみて「なるほどいい銃だ。税金のむだ使いではない」と納得して当然です。それ がどういう性能のものであるか、国民の「知る機会」さえ閉ざすというのは、民主主義国家にあるまじき異常なことです。などと書いているが、 それができてる民主主義国家ってほぼアメリカくらいではないだろうか? いや、他の国で「民間人でもフルオートをバリバリ撃てる」国があるなら別だが。民間射撃場込みでも。 というかそのアメリカでも、例えばグレネードランチャーや迫撃砲、その他兵器系は 民間人でもなかなか撃てない……というかほぼ無理なものだが、これも異常なのだろうか? 「性能を知ることは当然だ」というが、そうなるとアメリカでも条件をクリアできていないだろう。 日本人よりはマシだとしても、アメリカ人だって兵器の性能をまともに理解できているかは怪しい。 ……ほら、核兵器がただのでっかい爆弾みたいな扱いだし、あっちの創作物だと。 銃アレルギー……というかいわゆる『軍隊アレルギー』的なものはいただけないが、 この記事は逆の意味でちょいと……ねぇ。 (←画像か↓文字か→↓アドレスをクリックで投票)
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首相官邸の屋根にドローンが着陸ないし落下したという事件は、 犯人として名乗り出てきた男の政治的主張や出自にそのお粗末さ、 さらに首相官邸の警備問題やドローン対策とまだまだ終わりそうにない。 そんな中で“軍事サスペンス作家”、大石英司氏がこんな記事を出してきたのだが…… 官邸ドローン、"オモチャ"相手に騒ぎすぎ むやみに規制を強化する必要はない http://toyokeizai.net/articles/-/67870 要約すると「民生品のドローンなんてオモチャに過ぎない。まともなテロなんてできないだろうし、 限定的な空間における飛行禁止程度の規制に留めておいた方がいい」という内容だ。 しかし、あまりにも無理な内容で、逆にドローンの危険性を叫んでいるような記事になっている。 軍隊で使われる対人手榴弾の重量は、だいたい400グラム前後だが、それを1〜2個運ぶのが精一杯であろう。しかし、手榴弾でテロを企てるとしたら、そんな面倒で不確かな手段に訴えるより、テロリストは自分の手で確実に投げつけることを選ぶだろう。 ドローンの存在は、別に目新しくも無い。昔からラジコン飛行機はあった。それと何処が違うかと言えば、入手し易くなり、操縦の技術も要らなくなった点だろう。 こう書くということは、少なくとも「ドローンに爆発物等を搭載して飛行させることは可能」だと 大石氏は考えていることになるが、それが可能であれば「面倒で不確かな手段」ではなくなってしまう。 「搭載した何かを目的の場所まで容易に運ぶことができる」時点で脅威だと認識すべきはずなのに。 しかもルートがプログラミングできるなら操縦の必要さえないかもしれないのに。 要人に対するテロを想定した場合、ドローンであればかなりの高空からでも爆発物を投下できる。 通信距離という問題はあるが、ターゲットから離れたビルの屋上からでも飛ばせれば解決する。 精密爆撃というには程遠いが、例えば『コプターボックス』を参考にすればかなり精度が出るだろう。 仮に投下できないとしても、爆発物を積んだドローン自体を落下させられるなら問題ない。 手榴弾を投げるのと変わりない? 要人に接近してSPに不審がられることも、投げた手榴弾の巻き添えを食らうことも、 SPによる『肉の壁』で防がれる可能性も、そして何よりも実行犯が捕まる可能性も低くなるのだが。 まぁそもそも、爆発物やドローン自体を落下させる必要さえ無いのかもしれないが。 適当な高度でドローンごと自爆させればいい。釘でも積んでおけば、阿鼻叫喚の地獄絵図になる。 そもそも爆発物を搭載する必要さえないかもしれない。 手榴弾の想定がありなら、銃器の想定もありだろう。 銃身と撃発機構をばらして束ねて斉射砲のようにすればいい。 普通に銃を使うのと変わりない? SPが盾になれない斜め上や上方から攻撃できるのだが。 実際に、こんなドローンが出ていたりもする。(さすがに実弾ではないが) まぁさすがにこれは冗談半分だが。 「ドローンが接近してきた段階で要人なんて逃げる」? それはまぁ正しい。 しかし、ビルの隙間等を縫うようにしてドローンが飛んできたり、かなりの高空から接近された場合、 どこまで迅速に対処できるか、かなり怪しいだろう。 「市販の“オモチャ”であっても、数百グラムの物体を容易に、好きな場所へ運べる」 この時点で軍事的な脅威の臭いを感じ取れないなら、それはちょっと不味いだろう。 特に職業的に。 番外編 ドローンを登録制や免許制にしようとする議論が始まっているが、効果は薄いだろう。完成品でなくとも、部品を別個に買って組み立てることは可能だからだ。 そしてその部品のほとんどは中国で作られている。中国人は、商品を売るために法の抜け穴を立ち所に見付けるだろう。何より、意思を持った人間は、法律など 気にしない。それが成り立つのは、例えば「銃社会のアメリカで下手に銃を規制しようとしても、既に大量の銃が 出回ってしまっているのでどうしようもないどころか逆効果」のような場合であって、 日本におけるドローンはそうではない。 「規制されている」と「規制されていない」、どちらが“やりやすいか”など、言うまでもない。 (←画像か↓文字か→↓アドレスをクリックで投票) |
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神奈川県川崎市の中学一年生が殺害された事件や、最近の死刑判決絡みで、 「(市民の)感情で判決や量刑が決まるようになってはいけない」 という主張が散見されるけど……いやこれ自体は全くもって正しいと思うよ? 『根拠のある法律』より『感情』が、それも『市民の感情』が優先されるような国はヤバイと思うよ? でもさ、現状の日本の裁判ってそうじゃないよね。 少なくとも議論になるような話って言ったら、対立しているのは『法律』と『感情』ではなく、 『裁判官の感情』と『市民の感情』じゃん。 永山基準なんてその最たる例だろう。 そもそも裁判って感情論まみれじゃん。 そうじゃない、と言う人は『情状酌量』について反論してみてほしい。 あれなんてまさしく感情論の最たるものだと思うけど。 裁判官は、公平性がどうとか言って過去の判例をやたら重視したがるけど、 じゃぁその『判例』は「正しい判例」だったのか? そして時としてその『判例』とは違う判決をして「個別の事情が違う」と言うが、 じゃぁその『事情の違い』を判断しているのは何だ? 法律か? 裁判官か? 少年法にしてもそうだが、「未成年だから」という条件にどういう根拠があるのか? 「判断力の有無」や「更正の余地」なんてものを決めているのは何だ? それこそ感情を持ち込まずにやるなら「何かを奪ったら同等のもので償わなければならない」という、 単純な話になるべきだが、そういうことを言うと「ハンムラビ法典を復活させるのか」と 頓珍漢な反論が出てくる。アレは「やられた以上のことをやり返すな」というものだ。 ならば懲役や賠償とはなんだ? 「○という犯罪をしたら×年間刑務所に入る/△万円賠償する」というのは、 『○という犯罪につりあう罪は×年間の懲役/△万円の賠償』ということじゃないのか? グダグダ書いてみたけど……うん、アレだな。 (←画像か↓文字か→↓アドレスをクリックで投票) |

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