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早速、前回の第一回目から、脱線しました。
ここで本筋の金融危機後の世界と大恐慌を比べます。
まず私の結論から書くと、似て非なるもの?
そう考える理由を、両時代の国際経済を比べながら、書いていきます。
・基軸通貨、
現在は米ドル/1929年は英ポンド。
※ただ、1929年代の基軸通貨と今の基軸通貨の働きが違います。
当時、多国間の貿易決済をポンドでは、行っていないのです。
ただ単に、ポンドが広く世界に流通しているだけで、今のドルと同じように、世界中どこでも決済出来た訳ではありません。
貿易の決済手段として、メジャーだったのは金です。
主要各国は大恐慌になる前まで、金本位制度を導入していました。
金本位制度とは、自国通貨に、金を裏付ける方式です。
各国が、金1オンス、自国通貨で幾らと、固定して、自国通貨で、他国の商品を買っていたのです。
日本とアメリカを例に考えます。
1オンス=1千ドル=10万円とします。
ある日本企業が、アメリカに1万ドルの商品を売りました。
代金は相手国から、ドルで受け取ります。
この受け取った1万ドルを、日本企業は、FRB(当時はまだありませんでした。)に持って行き、金10オンスに両替します。
日本企業は、金10オンスを、日銀に持って行き、100万円に両替するのです。
この方式が、基本的な貿易の決済方法です。
ただ、この方式には、大きな欠点があります。
1、貿易量が金の保有量に制限される。
2、金の保有が、無くなった国は、海外から物資を調達出来なくなる。
さて、夜もふけて来ました、今日は疲れたので、ここまでとさせてください。
−−−−−−−−−−−続く−−−−−−−−−−−
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なるほど...!
経済背景が違いますよね。
金の保有量に制限されていたから、あの程度というのは考えすぎでしょうか?
2009/4/16(木) 午後 6:52 [ jiro2506 ]
コメントありがとうございます。
ご指摘の通だと思います。
現代と当時では、貿易量と質では、問題にならないと思います。
当時の主な交易品目は、食料、原油、地下資源、工業資材等です。
工業品としては、兵器、船舶、等限られたものです。
まだまだ、大衆としての消費市場ができるまえだからです。
2009/4/16(木) 午後 8:44 [ 気まぐれ ]