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はじめまして、KANATAです。
今回「におい」の続編「ラテン」を書き下ろします。
この物語は現実に起こっている事に脚色して書き綴りますので、ある日突然連載をやめるかも知れません。
秋の夜長、ひと時の読み物として利用していただければ非常にうれしいです。
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「あれ、山田さん?」
その日僕は、久しぶりに会社の同僚と渋谷で飲んでいた。
一軒目の店を出たとき、同じ会社の山田さんを見かけた。
何してんだ?女連れ?
エェー、歩道のど真ん中でキッス。
中々やるなぁ〜。
一緒にいた女の子、どこかで見たきがするんだけど・・・・。
思わず声が出た。「ちょっと・・・」待ってよ、女の子の方が激しいよ。
女の子は、山田の唇を求め、右手は頭に、左手は腰から前に・・・、片足は山田の足に絡め。
全身で山田さんのことをむさぼっているように見えた。
すっすご〜、。
山田さんやるな〜。
キッスしてる二人。
山田、「大丈夫?こんなに人目が多いところでキスして。」
女、「私は気にしないよ、だってスイッチ入っちゃたんだもん、山田さんはど・・・」
山田は唇で女の言葉を遮った。
女、「でも山田さんは結婚しているし、誰の目あるか分からないね。」
そう言って、女は山田の手を引いて代々木公園へ向かった。
女、「明日会社あるし、私と山田さんが同じ服装で出勤するわけにはいかないね。」
そう言って、女は公園に入るなり、山田の首に手を回して、唇を襲った。
山田、「ケイコは情熱的だね。」
ケイコ、「私のスイッチ入れたのは、山田さんよ〜。」
そう言って、ケイコは山田の身体に自分の身体を絡み付かせた。
ケイコ、あぁ〜、硬いのがあたる。
うれしい、私だけが感じている訳じゃないのね。
でもわかってる?
山田さんが「わ・た・し・を」求めてるのは、「い・ま・だ・け」。
でも、それでもいい、今山田さんを私のものだけに出来るんだから。
いつ頃か山田さんのことが好きになっていた。
山田さんの冗談やそれとないアプローチにいつも期待と失望をしていた。
だから、あなたが私を求めてくれるなら、今だけでもいい、なにも受け入れたい。
お互いに終電を気にする振りをして。
山田、「そろそろ帰ろうか。」
ケイコ、「エェエー。」
山田、「また、こうして会ってくれる?」
ケイコ、それは、ただHしたいだけでしょ?
でもその台詞言った今の顔、弱いのよ〜私。
「山田さんがいいなら・・・。」
あなたが求めてくれるなら、いつでも、なんでもいい。
山田さん、「じゃぁ〜、連絡するよ。」
二人は地下鉄のホームで軽い唇づけと抱擁を交わして、それぞれの電車に乗った。
山田は帰りの地下鉄の中で、
初めてだ、こんなに情熱的な女の子は。
この先が怖いけど、キッチリ骨も残さないように全て食べつくすよ。
多分、大やっけどするかもな。
山田は公園での抱擁を思い出しながら、指に残ったケイコ自身の香りを楽しんでいた。
ケイコは帰りの電車の中で、
あぁ〜身体の芯がしびれる、山田さん自身があたっていたところが、まだ熱い。
私の女自身が山田さんを求めている。
あぁ〜、あぁ〜。
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