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大統領執務室。
補佐官
「大統領いかがなさいます。」
大統領
「主要閣僚と衆参委員長はなんと言っている?」
補佐官
「みなさん得に何の発言されておりませ。
特に主要閣僚の方々は、回り情況静観されているようです。」
大統領、
ふぅ〜。
(まあー致したかないか、戦後70年間独立国としての思考止めしまっていたのだから。)
補佐官
「あっ、首都知事だけが積極的やるべきだと発言しています。」
大統領執務室に漂う重たい空気。
日本は約7年前、国民投票で憲法を改正し、その後、議院内閣制から大統領制に移行した。
憲法改正当時から、アメリカの国力が低下して、東アジアの戦略地図が変わりつつあった。
当時の日本は、日米安全保障条約を元に政治、経済、軍事の安定を保っていたが、米国の影響力が低下し、中国の影響力が台頭してきた。
その中国の影響力を封じ込める為、東アジア安全保障機構を立ち上げ加盟する為に、憲法を改正して、集団自衛権と国連中心の安全保障が出来る体制をとったのだ。
ただ今は、中国を封じ込める機構が、逆に影響力を浸透する方に働き。
今やアメリカか中国を選択するか、第三の道を探らなければならなくなっている。
大統領
「緊急安全保障会議を開く、主要閣僚と衆参委員長、首席補佐官を召集してくれ。」
安全保障会議は大統領を中心に内閣総理大臣、外務大臣、首席補佐を中心に必要な大臣を召集して行う会議だ。
今回の会議のメンバーはそれに加え、防衛大臣、厚生労働大臣、警察庁長官、公安委員長、経済産業大臣、農林水産業大臣、財務大臣、自治大臣が召集された。
・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・
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