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大統領、
次に中国より外交について議論しましょう。」
首補佐官、
「中国より、外交は東南、東アジアが中心になります。」
「外交、その他国の内政、国際問題を外務首席補佐官。
軍事、テロなどを防衛補佐官。
貿易、経済を経済産業補佐官。」
外務首補佐官、
「東南、東アジアは日本国にがある地域で、この地域の安定が、我が国の安定に繋がると考えています。」
「地域的な特性としては、中進国が多く内政も不安な国が多いです。」
「この地域だと比較的安定している、シンガポール、ベトナム、ブルネイと連携を深めるのがいいかと考えます。」
「さて、中国ですが、今やGDPはアメリカを抜き、世界一になりました。」
「軍事、政治は今まで以上に影響力が強くなるでしょう。」
「ただ、急激な経済発展、強引すぎる政治力の行使、国の内外に多くの問題があります。」
「まずは内政から、地域事の経済格差が大きく、貧富の差、地域、宗教、民族問題が絡み、非常に大きな問題になっています。」
大統領、
「国内紛争は、ある程度の公平、平等と社会的、経済的豊さでカバー出来るのだが・・・。」
「今、中国の経済的成功が、上手く分配されていない。」
「例えば、軍事費の10%でも、内陸部の農業事業に投下すればまだましになるものを。」
「戦後、日本の一億総中流化は社会的、政治的に成功したと思う。」
外務首補佐官、
「後、地域民族的問題として、チベット、東トルキスタンなどがあります。」
「元来中国は他民族国家で領土民族は簡単に拡大縮小していた歴史があります。」
大統領、
「今、我が国との間で特筆する問題はを上げてください。」
外務首補佐官、
「尖閣諸島と大陸棚の資源、中国政府の意図的な反日感情の扇動、朝鮮半島の諸問題などあります。」
大統領は腕を組唸った。
防衛補佐官、
「ミリタリバランスは中国に大きく傾き続けています。」
「軍事予算からみた、増強は、
1.陸軍2.空軍3.海軍の順序で割り振られています。」
「また、陸軍は、
1.モンゴルロシア国境2.朝鮮半島沿いの東アジア地域
3.インド方面
4.ベトナムタイなどの国境線。」
「ただ陸上兵力は韓国向けです。我が国に対しての直接脅威にならないでしょう。」
大統領、
「それはどうかな、確かに地上兵力だけでは我が国に進攻は出来ないが、海上兵力はほぼ、我が国の領海とシーレンを脅かすように配備されていないかね?
地対艦戦術核ミサイルを配備した時は、アメリカの第七艦隊は無力化されないかなね?」
防衛補佐官、
「確かに大統領のご指摘ではありますが、海軍は台湾向けと分析します。」
大統領、
「仮に我々が中国に対抗するためにはどの程度の軍備が必要なんだね。」
防衛補佐官、
「中国軍は、ここ数年の多額の予算配分で空軍、海軍は非常に増強されています。
しかし、ハードウェアは既存装備の改修、整備で大丈夫です。」
「ただ、運用と人員に関しては致命的です。
長年の日米安保で、三自衛隊は米軍支援隊になっています。」
「まず、陸自は、兵員が圧倒的になりません。
現状、予備役含め、15万人、本来なら現役兵力で、30万人が必要です。また、予備役はこの倍はいないとダメです。
自衛官の給与体系から見直さないと自衛隊は維持出来ないと考えます。」
「今の規模ですと、我々は湾岸戦争の一地域で作戦行動を起こす陸上兵力もありません。」
「海自は掃海能力は世界一、索敵能力も世界有数ですが、地上支援能力はありません。」
「また、空自は、航空戦力においては有効に機能しますが、対地攻撃能力は非常に低いです。」
大統領、
「戦力を整備するのに、どのぐらいの時間と人員、費用がかかる?」
防衛補佐官、
「先ずは、基本戦略を立て、法的整備、次に戦略にそくした戦力の整備です。少なく見積もっても、兵員訓練も含め10年はかかるでしょう。
また、人員は実戦、整備、補給がともに増員が必要で、約30−40万人の増員が必要でしょう。
費用は、試算しなければわかりませんが、運用費だけでも、今の防衛予算の三倍は必要でしょう。」
大統領、
「そんなに高価になるのか、今の憲法下では致し方ないか・・・。」
(近代兵器はテクノロジーの塊だ、開発費は莫大になり、メンテナンス費用もバカにならない。
我が国だけで兵器では高価になりすぎる・・・。)
「ただ、いずれにしろ、今後の東アジアと世界情勢を考えると防衛については、議論しなければならないだろう。」
「防衛補佐官、その他国々について報告してください。」
防衛補佐官、
「先ず、中国に警戒心を持っている国はベトナム、マレーシア、タイなど中国と国境を接して、経済が上手く行っている国々にです。」
「フィリピン、インドネシア、ブルネイはあまり関心がありません。。」
「その他の国は内政問題で手一杯です。」
大統領、
「善きにつけ悪しきにつけ、ここは中国しだいか。」
「食事と休憩を取ろう、3時間後に再開する。
首席補佐官、外務首席補佐官、防衛補佐官、内閣首席補佐官、一緒に食事を取ろう。」
-----------------------続く-------------------
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