きーブログ

ブログ名が変わりました(コインチョコレートの金紙を、そっとあけてはもどしていたころ→きーブログ)

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
ブログをはじめた理由のひとつに、
同じような毎日の中にすてきな何かを見つけたい、ということがあった。
 
朝おきてさっきまで見ていた夢を忘れているように、日常の中のほん
の小さなできごとは、あっという間に忘れてしまう。
忘れてしまうのならまだいいほうで、こわいのは気がつかないこと。
私はぼおっとしている性質なので、ほんとうに気がつかない。
 
ブログをはじめれば何かしら書かなきゃいけない。
もっと毎日を慎重に眺められるようになるのではないかしら。
そう思って、ひとに日記を見せるという私にとってはえらく恥ずかしいことを
がんばってしているのである。(だからよく昔のものを消してしまう。恥ずかしすぎて)
 
きのうはつめたい雨が降った。
私は駅のホームで首をちぢめて電車を待っていた。
すると後ろから、大人の男性2人の、こんな会話が聞こえてきた。
 
「おれ、ガムを飲みこんじゃう癖がなおらないんだよね」
「へー、エコじゃん」
 
おもわずにんまりしてしまった。いい会話だなあ、と思ったのだ。
私だったらなんて言っただろうか。たぶん、ガムは飲まないほうがいいと
思うよとか、そんな当たり前のことだろうなと思う。
ガムは出すものとだれもが思っていて、それを疑わない。
そうじゃないひとがいると、気持ち悪がったり、やめさせようとする。
そこへきて「へー、エコじゃん」である。
ガムを飲んじゃうという、想像するだけで胸やけのする行為をなにげなく肯定しているのだ。
素敵である。こんな風に言ってくれる友だちがいてガムを飲んじゃう男性は幸せだなと思う。
 
きのうは会社に行って帰ってきただけのなんでもない1日だったけれど、
素敵な会話をきけてうれしかった。

花吹雪

日曜日。
暖かい日で、木の芽や花が真新しくぴかぴかと光っていた。
気持ちのいいことは確かなのだけれど、たまにその陽気さについていけず
ひねくれた気持ちになることがある。
 
スプリングコートをひらひらさせて歩く女のひとと新芽は似ている。
私はまだピーコートのポケットに手をつっこんで歩いていた。
季節は勝手にすすんでいく。
変わらないわけにはいかないのだなあ、とぼんやり思う。
 
「永遠なんてものはなくて、あるのは瞬間だけだ」
と、最近読んだ本のなかでうぬぼれやの男が言っていた。
ちょっと前だったなら、いやな台詞! と思っただろう。
いまはちょっとだけ瞬間が優勢。
 
瞬間といえば桜。
枕(?)が長くなってしまった。
セツの友だちたちと花見をしたことを、書こうとしていたのだ。
 
井の頭公園。
花はおわりに近づいて、はらはら降っていた。
地面に敷きつめられた花びらは確かに淡くピンクなのだけれど、
見上げた桜は太陽を背負い、黒くかげって見えた。
 
静かにはじまった花見。
シートの真ん中には、セツの画版でつくった小さなテーブル。
どうやって場所を伝えたのか、ピザが届く。
 
おどろいたのは、みな音楽ができること。
経験があるとかないとかではなくて、「体の中に音楽を持っている」という感じ。
だから歌うのはほとんど即興なのだ。たとえば、「牛のうた」や「あほのうた」や
「血祭りのオムレツのうた」といった具合に。
ウクレレがしゃらしゃらと鳴る。オカリナもひよひよいう。
しまいには尺八(!)がほうほう響く。
そんな中ポップコーンや、スクランブルエッグや、焼きおにぎりやらを
つくりだすためフライパンが踊る。ひとも踊る。
料理はどんどんできる。チャーハン、ホットケーキ、トマトスープ、焼きえだまめ。
歌って、踊って、食べて、飲んで。みんなすてきなよっぱらいだった。
 
宴の途中に強い風がふいて、スコールみたいに桜が降った。
これまで「花吹雪」だと思っていたものは、ぜんぜん吹雪じゃなかったとはじめて知った。
夢みたいな「瞬間」に、公園中のひとたちが手をたたき歓声を上げた。
 
見ず知らずのひとたちと、同じものを見て感動するのは素敵だといつも思う。
だから私は、映画館や寄席や美術館は人のたくさんいる方が好き。
公園でそれが味わえて、とてもうれしかった。
朝に感じたひねくれた気持ちは、花といっしょに散ってしまったようだった。

春のせい

きのうの夜から、とても気分がよかった。
なんだかいいことがありそう。
というより、いつもの日常をいつもよりも良く感じることができそう。
そんな心持ちだった。

きのう「セツ展」という学内コンペの作品を、無事に提出できた。
それが大きい気がする。この数カ月、ずっと気がかりだったのだ。
落語をテーマに描こうかなとか、ジンガロにしてみようかしらとか、
沖縄、うさぎ、フラダンス……。どれもうまくいかない。
テーマを「コンクリート」にきめてからは、1週間でがっ、と描いた。
床も、部屋着も、爪の間も絵の具だらけになった。
それでも夢中になれて幸せだった。
絵を描くのは脳がじんじんと疲れるけど、楽しい。

そして、今朝である。
ふらふらと起きだして、寝ぼけた状態のまま電気ケトルに水を入れた。
お湯を沸かすためにはケトルを、台座のようなものにセットしなければいけない。
ちょっと水を入れすぎたようだ。重たい。眠たい。

がん、と不吉な音がして私は一気に目が覚めた。
ケトルを床に落としていた。
あわてて拾いあげ、こぼれた水をタオルでふきとった。
やれやれ、朝から一仕事だ。はやくコーヒーが飲みたい。

カチ。
と、電気ケトルのスイッチを入れるはずだった。
その「カチ」ができない。
あれ? と、嫌な予感。
まだ電気をつけていないキッチン。
めがねはベッドに置いてきてしまった。
窓からうすぼんやりとさす、くもり空の明かりをたよりに目をこらす。
目をこらして、がく然とした。
母の買ったティファールの電気ケトルは、壊れていた。

上下で「入」と「切」がスイッチできるようになっているのだけれど、
落としたとき、ちょうどそこが衝撃を受けたらしい。スイッチできない。
シーソーの支点がなくなってしまったかんじ。
上も下もなくなって、まっ平ら。

ショックだった。とても落ち込んだ。
昨日の日記の強運発揮説はさっそく撤回しないといけない。

でも、まあ。

春だから、しかたがないかなあ。(−−) ✿

no more no more、落し物。

ちかごろよく落し物をするのだけれど、また、落とした。
今朝のこと。電車に乗ろうとした瞬間、コートのポケットからiPodがすべり落ちた。
ビビッドピンクの本体はイヤホンと決別し、ホームと車両の間を見事にくぐりぬけた。
つまり、線路に落ちた。
 
はっと息をのむ車両のひとたち。
口をあけたままぼおっとする私をホームに残して、電車はゆっくりと出て行った。
ざばざばと降る雨。かすむ空気。耳からだらしなくたれるイヤホン。
線路わきのじゃりの上で、ipodの画面は悲しく白く光っていた。
 
これは本当の話なのだけれど、このとき聴いていたのはaerosmithの
「no more no more」という曲。邦題はなんと、「戻れない」。
誰にも聞こえない声で「戻れない」と叫んでいるのだと思うと、
ますます不憫な私のiPod。
 
でも、iPodは戻ってきた。
とても感じのいい駅員のおじさんが、子どものおもちゃみたいな、
絵本に出てくるロボットの手先みたいな道具で手際よく取ってくれた。
電車は2、3分おきにやってくるのでひやひやしたがおじさんは慣れたもので、
分裂した透明なケースまですばやく拾い、例の道具で直接私に手渡した。
泥のまじった雨水がちょっとだけ本体にかかっていたけれど、無事だった。
 
思えば携帯電話もデジカメも見つかったし、iPodは壊れなかった。
戻らないのはコアラのストラップだけ。(これは、新しい携帯電話につけたその日に落とした・・)
 
最近ついてないなあと思っていたけれど、じつは強運を発揮しているのかもしれない。
私的なお知らせですが、3/25〜28の4日間、携帯電話を利用停止にしていたので、
電話もメールもできなかったと思います。その期間になにかしら連絡をくださった方、すみませんでした。
もう通じます。番号やアドレスに変更はありません。
 
きっとそんなに連絡はないだろうと思ってお知らせしていませんでしたが、いろいろな方に
「通じなくて心配した」と言っていただき、ここでお知らせすることにしました。
 
事の顛末はこうです。
3月25日。木曜日の朝、携帯電話を道でおっことしてしまいました。
めずらしく多忙(いつも暇なのにですよ)だったため、なかなか交番に行けませんでした。
土曜の夜に行くと「届いている」とのこと。わー、よかった。
 
しかしすでに携帯は本署に送られており、土日はやっていないというのです。
平日の8時〜17時しか受け取れない。働いてるひとには残念な時間帯です。
しかたなく、月曜の朝休みをもらって行ってきました。
安心しました。
 
ところが、充電器につないでも、うんともすんともいわない。
こわれていました。残念でした、とっても。
結局あたらしい携帯を買いました。
 
こうして4日間、携帯のない生活を送りました。
身軽なようで、ちょっぴりさびしい。
いや、ちょっとじゃないかな。
思っていたよりずっとさびしかったです。
携帯があっても、実際そんなにひとと連絡はとらない気がします。
でも「いつでも連絡をとれるんだ」と思う心持ち、がうれしいんですね。
 
みなさん「心配した」と言ってくださるのには、ほんとうに驚きました。
ありがたいなあと、そのたびじーんとしてしまうのでした。
心配かけて、ごめんなさい。
それから、個人情報のつまった携帯を落としてごめんなさい。
良いひとが拾ってくれてよかった。名前も教えてもらえなかったけれど、ありがとうございました。
これから気をつけます。
 
と思っていたのに、今日、カメラ屋さんにデジカメを忘れました。
カメラは見つかりました。でも帰り道に駅の階段で転びました。
じぶんのおっちょこちょい加減にあきれます。はー、しっかりしなければ。

.
きー
きー
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事