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武蔵野舟木組2017 舟木一夫と共に
日頃の行いの結果、出掛けるというのに天候不順。体調不良。寝不足MAX。

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さて、お待たせしました。いよいよ開演です。

華やかな両国橋のたもと、ガマの油売りに甘酒売り、手相の占い師などがいる。明るい江戸の街すじからお芝居は始まる。賑やかな始まりに頬も緩む。
大柄な大門さん、いろは長屋に続いての浪人姿。よわっちい浪人役が良く似合う。悪の旗本役は柴田さん、その家臣に原口さんと坂西さんがいる。
明るいピンクで艶やかなかづきさん。

いよいよお楽しみの、舟木さんならではの、軽快な長台詞の口上。
ガマの油売り。
ここでちょっと、ネットから引用させて貰って、ガマの油売りの口上を。
サァーサァーお立会い(たちあい)、御用(ごよう)とお急ぎで無い方はゆっくりと聞いておいで、見ておいで、遠目山越し笠(とおめやまごしかさ)のうち 聞かざる時は物の出方善悪黒白(でかたぜんあくあいろ)がとんと判らない。山寺の鐘がゴーンゴーンと鳴るといえども、法師(ほうし)きたって 鐘に撞木(しゅもく)をあたえなければ、鐘が鳴るのか、撞木が鳴るのか、とんとその音色(ねいろ)が判らない。

サテ  お立会い 手前ここに取りい出したる陣中膏(じんちゅうこう)は、これ「がまの油」、がまと言ったってそこにもいる・ここにもいると言う物とは物が違う。  「ハハァーン、がまかい がまなら俺んとこの縁の下や流し下(もと)にゾロゾロいるよ」と言うお方があるかもしれないが、あれはがまとは言わない、ただのヒキガエル・イボガエル。何の薬石効能(やくせきこうのう)はないよお立会い。サテ お立会い、手前のはこれ「四六(しろく)のがま」四六五六(しろくごろく)はどこで見分ける。前足の指が四本(しほん)で、後ろ足の指が六本(ろっぽん)これを名付けて ヒキ面相(めんそう)は「四六のがま」だ。

サァーテ お立会い、このがま何処に住むかと言うと、ご当地より はるか北、北は常陸の国(ひたちのくに)に筑波の郡(こおり)、古事記、万葉の古(いにしえ)より関東の名山(めいざん)として詠われて(うたわれて)おりまする筑波山の麓(ふもと)、おんばこという露草・薬草を喰らって育ちます。

サテ お立会い、 このがまからこの油を取るには、山中(さんちゅう)深く分け入って捕らえ来ましたるこのがまをば、四面(しめん)鏡張りの箱の中にがまを放り込む。
サァー がんま先生、己(おのれ)のみにくい姿が四方の鏡に映るからたまらない。ハハァー 俺は何とみにくい奴なんだろうと、己のみにくい姿を見て、びっくり仰天、巨体より油汗をばタラーリ・タラリと流す。これを下の金網・鉄板に漉き取りまして、柳の小枝をもって 三七は二十一日の間、トローリトローリと煮たきしめ、赤い辰砂(しんしゃ)にヤシ油、テレメンテーナ、マンテイカ、かかる油をば ぐっと混ぜ合わせてこしらえたのが、お立会い、これ陣中膏はがまの油だ。

サテ お立会い、このがまの油の効能はと言うと、疾、がんがさ、よう梅毒、ひび、あかぎれ、しもやけの妙薬、まだある、前にまいれば陰金田虫(いんきんたむし)、後ろにまいれば脱肛(でじ)、痔核(いぼじ)、痔出血(はしりじ)、鶏冠痔(けいかんじ)の他、切り傷一切まだある。大の男が七転八倒、畳の上を ゴロン・ゴロンと転がって苦しむのがお立会い、これこの虫歯の痛み、だが、手前のこのがまの油をば、ぐっと丸めて歯の空ろ(うつろ)に詰めて、静かに口をむすんでいる時には、熱いよだれが、タラリ・タラリと出ると共に、歯の痛みはピタリと止まる。お立会い。まだまだあるよ。刃物の切れ味をも止める。

サテ お立会い、手前 ここに取りい出したるは、我が家に昔から伝わる家宝・正宗が暇にあかして鍛えたと言う代物である。実によく切れる。エイッ 抜けば玉散る氷の刃。ここに、ちょうど一枚の紙があるから、切ってお目に掛けよう。一枚の紙が二枚、二枚の紙が四枚、四枚の紙が八枚、八枚が十と六枚、十六枚が三十と二枚、三十二枚が六十四枚、六十四枚が一束(いっそく)と二十八枚。ほれこの通り 細かくよく切れた。ふっと散らせば、比良(ひら)の慕雪(ぼせつ)か嵐山には落花の吹雪とござい お立会い。

サテお立会い、これ程よく切れる天下の名刀でも、一度(ひとたび)このがまの油をば付ける時、たちまち切れ味が止まる。差し裏・差し表に付けまする。
サァーどうだ、たたいて切れない、押しても 引いても 切れやーしない。サテお立会い、お立会いの中に、「お前のそのがまの油というやつは、切れる物を、ただ鈍ら(なまくら)にするだけだろう」と言うお方があるかも知れないが、手前、大道商人はしているが、金看板は天下御免のがまの油売り、そんなインチキはやり申さぬ。このように、きれいに拭き取る時には、元の切れ味になる。 ハイ この通りだ。 さわっただけでも、赤い血が、タラリ・タラリと出る。それでは、腕を切ってご覧に入れる。エイッ・・・・・。だが、血が出ても心配はいらない。この傷口にがまの油をひと塗り付ける時、タバコ一服吸わぬ間に、ピタリと止まる血止めの妙薬とござる。

サァーテ お立会い、お立会いの中に、それ程効き目あらたかなこのがまの油 いったい一貝いくらだろうと言うお方があるかも知れないが、本日は、はるばる(      )まで出張っての大安売り、男は度胸、女は愛嬌、山で鳴くのはホーホケキョ、清水の舞台から〔筑波山の天辺から〕まっ逆さまに飛び降りたと思って一貝が二百文と言うところ、半額の百文ではどうだ。

サアーどうだ、このようにがまの油の効能が分かったら、遠慮は無用だ。分かったら、どしどし買って
きな、買ってきな。

確か割愛している部分はあったと思うが、ほぼこれと同様の口上を見事に謳い上げている。
八百万石に挑む男での、『網代問答』を思わせる難しい長台詞。
舟木さんご自身が、こうした口上がお好きなんだろうと思う。フーテンの寅さん口上なども舟木さんがやったら、実に上手く楽しく聞ける事だろう。
前半の部分の大きな見せ場だ。

半紙1枚から2枚、2枚が4枚と切っていくのだが、流石に8枚が16枚となった時には、斬れない刀だから力がかかる。南無さん、上手く斬れますようにとハラハラして見ていた。(笑)

二場では、舟木さん、林与一さん、葉山葉子さん、長谷川稀世さんの四人の方がそろって舞台上に。

このお芝居を回していくのが、舟木さん演じる「天下泰平」の側用人「後藤五郎左衛門」役の曾我廼家文童さんの切腹シーン。その台詞と所作で会場を爆笑させる。もう一組の狂言回しが、「暇やなぁ〜」と登場する桂団朝さんと戸田都康さんの屑屋の二人。八百万石では駕籠かきを演じた二人だ。
「それにしても、暇やなぁ〜」と登場するだけで、見てる方は微笑んでしまう。

大阪のお笑いは、ほとんど見た事はないが、テレビの見る吉本とは一味違うような、何とも言えない魅力を感じる役者さんたちだ。
今回のお芝居の面白さは、文童さんが、ぶっちぎりで持って行ったな。(笑)
大好きな林啓二さんの出番が少なかったのが、ちょっと残念。

舟木さんは、最後の早変わりを含めて、5回の衣装替え。
お江戸の町を舞台にした軽快な舞台は、とても楽しいものだった。
舟木さんとかずきちゃん、与一さんとハコさん、丹羽君と稀世さんのカップルも話題の一つではなかっただろうか。

さてさて、あまり評判を聞くことなく、中日を過ぎてみた訳だが、いやぁ〜十分に楽しめたし、良いお芝居だったと思う。確かに盛り上がるような終盤はなかったが、晴れ晴れとした気分になるのは、お芝居の完成度が高かったからだろう。新橋演舞場で掛けられる様なお芝居とはまた違って、舟木さんの魅力が十分発揮できた作品だったと思う。

二度三度と見ても飽きないお芝居や、やはり良いお芝居なのだ。昼の部夜の部と2度見て帰京したが、もう一度見たい。と思わせる舞台で、明後日の千穐楽が見れない事が、とても残念でならない。
千穐楽は、滅茶苦茶面白い舞台になるんだろうな。悔しい(笑)

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